■2017/12/29〜2018/1/4は冬休みで沖縄。

■gocoupのシングルは2018年に持ち越し。

■こちらもぜひ。
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■歌舞伎座 八月納涼歌舞伎 第二部 8/13


■行ってきましたよ今月歌舞伎座第二部弥次喜多。一幕見席に二時間強ならんだ。ならんでる間にウォークマンでSweet Robots against the Machineの『3』を(ようやく)聴きました。

しかし二時間強ならぶのはつらい。SRATMだけじゃなく、マーティン・デニーや所ジョージなんかも聴いちゃったりする。歌舞伎座のふもと、一幕見席の列にはたくさんの人類がならんでいる。みんな時間つぶしに苦労してるようで、しまいにゃ立ったまま弁当を食うジジイも出現する始末。まあ、それだけ人気の演目なんでしょう。

暑いなか一幕見席にならぶのはしんどいですが、切符を買い逃したんだからしょうがない。って、おれ一応ゴールド会員なんだよな。何を買い逃してんだ。なんのためのゴールドだよ。あ、八月の帰省の予定が決まらなくて、飛行機の切符をどう取るか迷ったりなんかして、それでカブキの切符を取るのが延び延びになっちゃったんだな。


■それはいいとして無事に切符を買って開幕。で、のっけから猿之助の巨大な遺影がドドンと出てきたときは、

「あ、おれ、今年はもう、ついていけないかもしれない」

と、戦意を喪失しそうになったのですが笑、そこはまあがんばって気持ちを立て直し、見物しました。


■で、うん、うん、なんかまあいろいろあって(書くのがさっそく面倒くさくなってきたので、大幅に割愛)、この弥次喜多の夏芝居は3年目なのですが、実際おもしろかったし、今回がいちばん見応えがあったように思います。途中の踊りのコーナーとかさ、よかったよね。劇中劇みたいな構成はお得感ある。あとはさ、カブキのパロディが散りばめられてたりとかね。いま「ちりばめ」と打って変換したら「鏤め」って感じが出てきたよ。初めて見る漢字だよ。誰なんだよおまえ。どこ中だよ。というか、ほんとは「鏤め」って書くのが正しいのか。そうか。



■で、あのラストは正直なにひとつついていけませんでしたが笑、まあ、細かいつじつまだのなんだのはテキトーにごまかしてもいいじゃん納涼だし。つーか現代人、芝居やらなんやらにつじつま求めすぎのような気がする。現代社会自体が理不尽で不条理だからか? せめてフィクションだけでもつじつま合わせを求めたくなるのか? なんて。

ということで楽しい夏芝居でございました。二時間強ならぶ価値はあるかどうかは各自で決めればいいことだと思います。

しかし弥次喜多って、今年に限らず、「俳優祭に来(ら)れなかった人たちの救済措置」みたいなとこが少なからずあるかもしれない笑。全体的に俳優祭っぽいもんね。


■で、つづけて『雨乞其角』も見たけど、なんか男ばかりで踊ってて男くさいなーと思った。まあよく考えたらカブキ自体がそもそも男しか出てこないんですが。以上、今月第二部の劇評でした。