■2017/12/29〜2018/1/4は冬休みで沖縄。

■gocoupのシングルは2018年に持ち越し。

■こちらもぜひ。
https://soundcloud.com/hanzo_tv/

■※諸説あります


今月の昼の部『俊寛』 先月の秀山祭でやったほうがよかったんじゃないか説


■青春という名のラーメン、ドミノのウルトラチーズ


青春という名のラーメン

■最近びっくりしたのは、そうですね、明星「青春という名のラーメン」再発ですね。スーパーの棚でこれを見かけたときは一気に時空がゆがみました。

レコード・ストア・デイなどで、「あー、これ再発したんだ?」と意表を突く再発がたまにありますが、まさにその感じですね。

当時食べてた、とか、当時大好きだった、とか、そういう思い入れがあるわけじゃないのですが(そもそも世代ではない)、むしろ、なまじそういう思い入れがないからこそ、意表を突かれたというか虚を突かれたというか、「そこを持ってくるか!?」という意外性のようなものがあるわけです。絶妙にツボを押さえてるというか、いや、あえて絶妙にツボを外してるのか。

あらためてパッケージを眺めてみると、キャラクターのデザインが完全に'80年代ファンシー文具ですね。しかし昭和レトロブームも来るとこまで来た感。


■最近残念だったのは、そうですね、ドミノ・ピザのウルトラチーズがいつの間にかなくなってたことですね。宅配ピザなんて、ね、年に何回も頼むわけじゃないからさ、ドミノを食べるタイミングで、ウルトラチーズを頼もうとしても、やっぱり守りに入ってしまって、無難にクワトロなんちゃらを頼んじゃう。四種類のピザが一枚になったやつ。

でもさ、ウルトラチーズを頼みたいという気持ちはけっしてウソではなくて。「近いうち、次こそはウルトラチーズを頼もう」ってことで、ハーシーのチョコソースやら、ちょっと良さそうなりんごジャムやらを実際に買っておいてたんですね。ほら、ウルトラチーズって具がチーズしかなくて味が単調だろうからさ、味に変化を付けるために(これらの品が実際にウルトラチーズに合うかどうかってのは、また別の話ですが)。

そして、「ウルトラチーズを頼むときは、自分で他にどんな具を買ってこよう」なんて頭の中でシミュレーションもしてたんだよね。サラミとか。マシュマロとか(これらの品が実際にウルトラチーズに合うかどうかってのは以下同文)。

まあ、なくなるものはなくなるし、ないもんはないのです。食べたいものは食べ(ら)れるうちに食べとかないと。行きたい店は行けるうちに行っとかないと。


■何度も訊いてくる部下、OMY、蟻


■水曜『シン・ラジオ』には、リスナーから寄せられたお悩みにラビット関根が回答する、という質問コーナーがある。先週(9/25)は下記の投稿がリスナーより寄せられていた。

部下が仕事のやり方を何度も訊いてくる。時間をとられてしまい困る。「何度も訊くな」と云いたくなるが、以前、別の部下に本当にそのように云ったら辞めてしまったので、そう云わないようにはしている。どうすればいいでしょうか。(要旨)

う〜ん……。そりゃ部下にもそれなりに問題点はあるだろうけどさ、かつて別の部下に逃げられたことがあるんですよね、この投稿者は。

となると、これは必ずしも部下だけの問題でもないのではなかろうか。

「自分の説明が下手なのではないか」「自分の説明に何かしらの問題点があるのではないか」というところに疑問を持ってなさそうな他責的な感じ。「自分は正しい、自分は間違っていない」という大前提を疑ってなさそうな感じ。そういう「感じ」を受けるのはおれだけだろうか。

それと、この投稿された文章だけからの判断になっちゃうけど、仕事のやり方を書いたマニュアルを渡したりしてないっぽいんだよね。口頭での説明を一度しただけじゃ覚えられないぐらいの大量/複雑な仕事ならマニュアルくらいあってもよくない? マニュアルつくるのも面倒だけど、部下に逃げられるよりはマシでは?

──ってまあ、おれが云うことでもないですね。すいません。


■ここまで書いてふと思いだしたけど、職場で新しい仕事を振られる際、その手順をメモにとろうとしたら「メモなんかとらないと覚えられないわけ?」と高圧的な先輩にすごまれた、という話を、たしかツムラキクコ氏が書いてたように思う。怖い。


■先週木曜のシンラジオでは、YMOの「ライディーン」ではなくOMY「ライジーン」がかかってた。OMYってのは、あれです、YMOのパロディーバンドです。

イントロのリズムの部分だけで、「あ、これライディーンじゃなくてライジーンだ」と気づけてしまう自分がいた。笑


■おれの部屋の台所に出現する蟻ですが、数はだいぶ減ったものの、それでもまだまだ毎朝6匹なり7匹なりは登場します。いまだにどこからどうやっておれの部屋に忍び込んだのかがわかりません。


■蟻


■先日の朝のことですが、台所(と呼ぶことが許されるかどうか、といった手狭なものです)の流しに、蟻がたくさんいたので驚いた。50匹くらい? 蟻なんて、昨日まではいなかったのに。

おれの部屋には殺虫剤といったものがないので(だって、まず虫自体がそんなに出ないから)、スプレー状のハイターをかけたりして蟻退治していたのですが、しかしこの蟻たちはどこからどのようにしてやってきたんだろう。

一匹二匹くらいならこれまでもたまに見かけただろうけど、50匹ってのは、少なくともこの部屋に住んでからは記憶に無い。


■退治の甲斐あって、流しに出没する蟻の数も日に日に減ってはいるのですが、それにしてもどこからどうやっておれの部屋に忍び込んできたのかあんまり分からん。


■とんかつおじさん死去


■昨日の土曜も暑かった。

とはいえ、暑くてしんどいのは確かなんだけど、そもそも地球側には人間どもにとって快適な気温を保ってやるだけの義務も義理もない。人間が勝手にこの星で繁殖して暑いだの寒いだのわめいているだけのことである。ほんと図々しいよな、人間って。って、前回も書きましたね、すいません。


■しかし、暑い時期もここらで終わり、来週からは気温が下がりはじめるらしい、という都市伝説というか天気予報を聞いて、この残暑も急に名残惜しくなったというと語弊があるんだけど、せっかく暑いんだから、暑いうちに行っておきたいとこに行こう、と思った。


■ようするに銀座ライオンに行くことにした。以前から、「最近、銀座ライオン行ってないな、久しぶりに行きたいな」とは思ってたので。しかし思ってるだけで、実際には足を運ばないままあっさり数ヶ月が経ってしまった。人生において、よくあることではある。

まあ、ふつうに考えると、暑いときに飲むビールと、それほど暑くないときに飲むビールとでは、前者のほうがよりおいしいのではないか。そしてこの週末は、暑い日の銀座ライオンに行ける、今年最後のタイミングではないか。


■そんなわけで土曜の朝は早起きして、例によって『木梨の会』(所さん復帰!)を聴きながらウォーキングに出かける。途中、ミクダーナォもといマクドナルドでアイスティーを飲んで休憩して、また歩き続けて月島まで歩いた。

そこから有楽町線に乗って有楽町まで出て、歩いて銀座ライオンをめざすことにする。ほどよく歩き疲れたところで、冷えたビールをカラダに流し込む、という寸法だ。

月島駅のホームで電車を待ちながら、テイ・トウワが出演していた名古屋のFMをラジコで聴きつつ何気なくスマホの画面を見たおれは、とんかつおじさんの訃報、九月二十日、六十三歳歿。





■六十三って、二十一世紀の日本人にしては若いほう、なのかもしれないけど、(書いたものを額面通り受けとるとすれば)昔から暴飲暴食の人だったらしいからな。

昼前、とある銀座ライオンに入る。予約してたのですっと入れたけど、昼前なのにずいぶん混んでた。まあ、みんな考えることはいっしょだよな。暑い日はビール。意外と一人客が多い。

数年ぶりに銀座ライオンに来たのでせっかくだからいかにもビアホールらしいものを食べよう、という理論でアイスバインなる料理を何かはよく知らないままに発注。でもなんとなくビアホールっぽいでしょ、アイスバインって。ヱビスビールも頼む。

ほどなく、ヱビスがやってくる。まずは、とんかつおじさんにひとり献杯。

うん、暑い日のヱビスはおいしい。茗荷谷から月島までのウォーキングを終えたあとだから、ひときわおいしい。


■十数分して、アイスバインが運ばれてくる。は? これ四捨五入したら沖縄料理あらにー?

──いいえ、ドイツ料理です。 (゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )

とはいえ、豚の脚の皮がぷよぷよした感じが沖縄っぽい。ザワークラウトが添えられてなければ、ほんとに沖縄料理と間違えそうだ。


■ところで、おれが昨秋からフランス料理屋に通う(通う、と云えるような頻度でもないですが…)ようになったのも、とんおじ(以下こう略します)の著書の影響によるところが大きい。

それを読んでなければ、男ひとりでグランメゾンに出向いて真顔でフルコースを発注、なんてことは、ちょっとしてなかったと思う。

あと、所在地は銀座だし最寄り駅も銀座一丁目駅なのに、なぜか「有楽町ジャポネ」と呼ばれることが多いジャポネも、とんおじのエッセイで知った。キッチン南海やランチョン、エチオピアもそうだったと思う。

あ、エチオピアはおすぎとピーコのテレビ番組で知ったのが先だったかもしれない。笑


■ヱビスを飲み終えて、次はハーフ&ハーフ(ヱビスと黒ビールを混ぜたやつ)を発注。

アイスバインも食べ終えて、さて〆の炭水化物はどうしよう。メニューのカツカレーやらナポリタンやらが目に入る。ナポリタンも捨てがたいけど、そういえば最近カツカレー食べてなかったなあ、といった理論でカツカレー発注。

昨年の師走、南座で顔見世を見た折、近くにあるとんおじ御用達の料理屋さんにお邪魔したことがある。その店の名前が登場する文庫本を持って。いわゆる「聖地巡礼」の感覚。

それがとんおじ世界にいちばん接近できた瞬間だったかもしれない。いま思えば。

いちおう、一回だけだけど生で見たこともあったような記憶がある。東京堂のトークイベント。ほら、週刊誌で長年きたろうと対談連載やってたじゃないですか。

──きたろうではないですが。 (゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )

そのトークイベントに、おれも行ったような気もする。すいません、以前のことなので記憶が曖昧で。


■カツカレーが運ばれてくる。あ。ここで気づいた。ほら、カツカレーってとんかつが乗っかってるじゃん?

──あたりまえだろ…。 (゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )

だから、このカツカレーをもって、とんおじへの追悼とんかつとすることにした。


■めちゃめちゃ下戸のおれが、昼からビールを計850mlも飲んだ。それくらい、この土曜の東京市内はビールを飲むのに適していた日だった。

銀座ライオンを出てからもちょっと歩きまして。この日のウォーキングの結果は28437歩、17.2kmでした。





■この夜は、『ENGEIグランドスラム』ちょっと見た。ジョイマン・池谷がちょっとトチって、それに対して岡村がイヤミをたらたら云ってたところが面白かった。そんなに気にさわったのか。笑

■あと、『人生最高レストラン』見た。何度も何度も書いてることだけど、'90年代半ばの土曜の夜中にやってた番組、の空気を感じて好き。今回はTRFの人がゲストということもあって、より'90年代感が強まってた。SAMって、昔『ごきげんよう』のライオンの着ぐるみに入ってたと聞いたことがある。



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