■半蔵、康陽ヲ讀ム [神保町篇] |
(前回からの続き。小西康陽の新刊を持って、街に読みに行きました。)
■ホテルオークラを出て、地下鉄で神保町へ。神保町にはまだ昭和っぽい喫茶店が多いから、小西本の雰囲気と合うかなーと思ったので、当初から行くことにしてました。
(ホテルオークラで小西本を読んでると「土曜の午後の神保町のレコード屋」のことが書かれているのに出くわし、ちょっとシンクロニシティー。13頁。)
神保町で訪れたのは以下の三店。
■さぼうる
ここに入って、ウイスキーのソーダ割りとサンドイッチを発注。小西本をひたすら読む。113頁まで。
小西康陽が参加してるカレーについての座談会が載ってて、ここでも神保町について触れられていた。
■で、さぼうるを出て、神保町をぶらぶら。先ほどの小西本に出てきた、ビルの9階にあるレコード屋に行ってみたり。
久しぶりの神保町は、いろいろ変わってました。なんか、あったはずの本屋が無くなってたりとか(古いアメリカ雑誌を大量に置いてあったお店はどうしたんだろう)。コンビニが増えてたりとか。
文房具屋で付箋を買いました。そう! おれは土曜の午後の文具店が好きなのです。それも'85年っぽい文具店が。「'85年っぽい文具店」の定義をはっきりさせろよ、という話ですが、これは長くなりそうなので割愛。この日入った文具店はそこそこ'85年っぽかったので満足。早稲田にある「KY」という文具店も、以前ちょっと通りがかった印象ではわりと'85年っぽかったです。
■さぼうる2
さぼうるの次は、さぼうる2。ここでは、(たぶん)152頁まで読んだ。
先ほどはカレーの座談会の影響でカレーを食べたくなってたが、この店の席につくころには「昭和の喫茶店のミートソースが食べたい」と思うようになってたのでミートソースを食べた。昭和の喫茶店っぽい味がした。しかも量がたっぷり。しかも安い。もう神保町B級グルメみたいなのは卒業した、と思ってたんだけど、さぼうる2という未開拓エリアがまだあった。
ここは食事メインのお店なので、集中して読書するには不向きかもしれない。さぼうる2でメシ→さぼうるで読書、というのが良さそう。というのは、神保町のヘビーユーザーにはやはり常識だったりするんだろうか。
■ミロンガ
さぼうる/2にほど近い喫茶店。珍しい「タンゴ喫茶」で、店内にはタンゴが流れている。ここではビールとピザ。234頁まで。さぼうるよりテーブルが広いので、落ち着いて本が読めた。
しかし、店の看板に「世界のビール云々」と書いてるわりに、レーベンブロイを頼んだら国内でライセンス生産してるやつを持ってきたのはちょっと減点対象。いや、輸入したやつとライセンス生産のやつの味の違いなんてわかんないけどさ、なんか、こう、ね。
クリーニング店に出さなくちゃいけない洗濯物があるのと、あと、家に宅急便が来ることになってるので、六時半過ぎに店を出る。
■帰宅後/日曜の朝
残りは来週、また神保町で読もうかな……とも思ってましたが、ここまで読み進めたので、家で続きを読むことにする。散歩疲れで九時前に寝る。
日曜の朝、家で残りを読み始める。三時間弱かけて、朝十時半に読了。
■結論。こういうふうに手間暇かけて一冊の本を読むためだけに外出(あくまで読書がメイン)ってのも、あんまりやらないことなので、いい気分転換になった。
土曜日の晩、家に着いたとき、なぜか一泊二日の小旅行から帰ってきたようなちょっとした充実感があった。それだけ濃密な読書ができてた、のかもしれない。
■ホテルオークラを出て、地下鉄で神保町へ。神保町にはまだ昭和っぽい喫茶店が多いから、小西本の雰囲気と合うかなーと思ったので、当初から行くことにしてました。
(ホテルオークラで小西本を読んでると「土曜の午後の神保町のレコード屋」のことが書かれているのに出くわし、ちょっとシンクロニシティー。13頁。)
神保町で訪れたのは以下の三店。
■さぼうる
ここに入って、ウイスキーのソーダ割りとサンドイッチを発注。小西本をひたすら読む。113頁まで。
小西康陽が参加してるカレーについての座談会が載ってて、ここでも神保町について触れられていた。
■で、さぼうるを出て、神保町をぶらぶら。先ほどの小西本に出てきた、ビルの9階にあるレコード屋に行ってみたり。
久しぶりの神保町は、いろいろ変わってました。なんか、あったはずの本屋が無くなってたりとか(古いアメリカ雑誌を大量に置いてあったお店はどうしたんだろう)。コンビニが増えてたりとか。
文房具屋で付箋を買いました。そう! おれは土曜の午後の文具店が好きなのです。それも'85年っぽい文具店が。「'85年っぽい文具店」の定義をはっきりさせろよ、という話ですが、これは長くなりそうなので割愛。この日入った文具店はそこそこ'85年っぽかったので満足。早稲田にある「KY」という文具店も、以前ちょっと通りがかった印象ではわりと'85年っぽかったです。
■さぼうる2
さぼうるの次は、さぼうる2。ここでは、(たぶん)152頁まで読んだ。
先ほどはカレーの座談会の影響でカレーを食べたくなってたが、この店の席につくころには「昭和の喫茶店のミートソースが食べたい」と思うようになってたのでミートソースを食べた。昭和の喫茶店っぽい味がした。しかも量がたっぷり。しかも安い。もう神保町B級グルメみたいなのは卒業した、と思ってたんだけど、さぼうる2という未開拓エリアがまだあった。
ここは食事メインのお店なので、集中して読書するには不向きかもしれない。さぼうる2でメシ→さぼうるで読書、というのが良さそう。というのは、神保町のヘビーユーザーにはやはり常識だったりするんだろうか。
■ミロンガ
さぼうる/2にほど近い喫茶店。珍しい「タンゴ喫茶」で、店内にはタンゴが流れている。ここではビールとピザ。234頁まで。さぼうるよりテーブルが広いので、落ち着いて本が読めた。
しかし、店の看板に「世界のビール云々」と書いてるわりに、レーベンブロイを頼んだら国内でライセンス生産してるやつを持ってきたのはちょっと減点対象。いや、輸入したやつとライセンス生産のやつの味の違いなんてわかんないけどさ、なんか、こう、ね。
クリーニング店に出さなくちゃいけない洗濯物があるのと、あと、家に宅急便が来ることになってるので、六時半過ぎに店を出る。
■帰宅後/日曜の朝
残りは来週、また神保町で読もうかな……とも思ってましたが、ここまで読み進めたので、家で続きを読むことにする。散歩疲れで九時前に寝る。
日曜の朝、家で残りを読み始める。三時間弱かけて、朝十時半に読了。
■結論。こういうふうに手間暇かけて一冊の本を読むためだけに外出(あくまで読書がメイン)ってのも、あんまりやらないことなので、いい気分転換になった。
土曜日の晩、家に着いたとき、なぜか一泊二日の小旅行から帰ってきたようなちょっとした充実感があった。それだけ濃密な読書ができてた、のかもしれない。