■2017/12/29〜2018/1/4は冬休みで沖縄。

■gocoupのシングルは2018年に持ち越し。

■こちらもぜひ。
https://soundcloud.com/hanzo_tv/

■ケン・イシイの初期作品でメガミックス。KEN ISHII EARLY WORKS MEGAMIX 93 94 95


■ケン・イシイの初期作品でメガミックスを作りました。



https://www.youtube.com/watch?v=8oubakkDZiA

初期の、つまりは最低限の機材でオンガク作ってた時期のケン・イシイ。武骨なのに繊細。荒削りで鮮烈。なんつーか、なまじTR-909やS1100を使って曲作りしてたらこうはならなかったのかもしれないな、と思ったりもする。

'93年(Jリーグ元年)から'95年までの曲で構成した55分間のメガミックスです。この頃の曲で好きなのは、「Extra」と「Flurry」と、電気グループ「N.O.」のリミックスですね。あと「Cocoa Mousse」かな。ちなみにこのメガミックスでは「Extra」は使ってません。

『ガーデン・オン・ザ・パーム』はね、曲単位というか、あれを一つのカタマリとして聴いてたように思う。


■ところでケン・イシイって、九月に沖縄市の一番街に来てたってね。

おれは、『ジェリー・トーンズ』のCD-ROM付き初回盤を一番街の普久原レコードで買ったよ。同じ日に、隣の宮里文明堂でなぜか景山民夫と高田文夫の『オレたち天才!めちゃぶつけ』の本も買ったよ(古本じゃなくて新品)。同じ日にする買い物じゃないよね、これ。笑

そういえば「Extra」のMVって、当時はそう思わなかったんだけど、こないだ見返してみたら、かなり不穏でドぎつい映像に感じられた。おれ自身の加齢もあると思うし、時代が変わったからってのもあるかもしれない。


■とんねるず29年ぶり


■武道館チケットが無事手に入ったとんねるちゃんのワンフー各位、おめでとうございます。そしてライブお疲れ様でした。おれですか? チケット外れましたよ。

ま、武道館は外れたけどさ、おれは五月の所さん&木梨の渋谷のライブには行けたわけだからさ。それも「1.5(昼の部)」と「2(夜の部)」の両方。そこで令和六年のチケット運をぜんぶ使い果たした、と、これは負け惜しみでなく納得している。

とはいえ、ね、気になるじゃないですか、武道館。なので、土曜日の夜はウォーキングがてら九段下に行ってきました。武道館前には、まあいろいろと思い入れがあるだろう人だかりができてて、漏れてくる音に耳を傾けていた(知らなかったんだけど、武道館ってけっこう音漏れするのね)。

武道館前

会場からは「おらおら」(←曲名)が聞えてくる。おらーおらー♪ おらーおらー♪ というコール&レスポンスをかなり長くやってるようだった。曲に合わせて踊るなどしているお姉様方もちらほらいる。二分ばかりその場にたたずみ、物販のテントでパンフレット買ってウォーキングを続けるべく武道館前を後にしました。


■ひとつ気になったのがさ、これが「とんねるず卒業式」じゃないといいけど、ってことです。正直、『みなさん』終わってから二人そろっての仕事ってほとんどないしさ(もちろん、芸歴長いコンビにはそんな珍しいことでもないんだけども)。だいぶ前だけど木梨がラジオで昔の話をするときに、「とんねるず時代に」という表現をしていたことがあった。木梨の心はもうとんねるずから離れてるのか?と思っちゃった。あの表現は気になったなー。

あと、最近のバナナマンとの不仲説も気になるところです。笑


■ま、願わくば、一度でいいから生でとんねるず見たいですね。

そうそう、おれ昔、野猿のコンサート設営のバイトしたことあります。メンバーの姿は見られなかったんだけど、いちおう歌だけはタダで聴けた。

このバイトは後輩も参加してたんですが、彼はメンバーを間近で見ることができたらしくて、「やっぱり石橋でかかった」と云ってました。


■そして武道館からの道を竹橋方面へ抜けると、「木梨アート大サーカス展」のトラックに遭遇したのでした。

木梨トラック


■テイ・トウワ'03年のCD-R『Arbeit』はどこまで一般家庭で再現できるか


■このエントリの概要

テイ・トウワ(以下TT)が'03年(*1)にリリースした、非売品のサイドワーク集CD-R(*2)『Arbeit: Selected Outside Works 1990-2001』(*3)の内容を、一般家庭でどこまで再現できるかを考察してみました(*4)。

『Arbeit』'03年版
▲『Arbeit: Selected Outside Works 1990-2001』('03)

*1) 年号は上記Discogsページによる。

*2) Discogs上では「CD」となっているが、'19年のフリーペーパー『号外』ではTT本人がCD-Rである旨を語っている。とりあえず本稿では本人の言を優先してCD-Rとしておく。

*3) '19年に、コロムビアから『Arbeit』というCDが一般販売されている。

『Arbeit』'19年版
▲『Arbeit』('19)

'19年版CDも、'03年版CD-Rも、同じ『Arbeit』のタイトルが冠されたTTサイドワーク集であるが、内容は異なる(後述の通り、曲目の重複は一部あり)。本稿では、'19年版CDと'03年版CD-Rをそれぞれ別のものとして扱う。

ちなみに本日2024/11/6は、'19年版『Arbeit』の発売からぴったり5周年です。

*4) 筆者はこのCD-Rを所有していない。どなたか2000円くらいで売ってください。



以下、'03年版『Arbeit』の全曲をリストアップし、各収録曲ごとの入手可能性なんかについて考えてみたりする。'03年版『Arbeit』の曲目は、上記のDiscogsのページを参照した。


■1 SRATM – Alignments (The Theme From Akashic Radio Show) 1:19

おい、のっけからややこしいのが出たぞ…。これは、'11年に出たSRATM(Sweet Robots Against The Machineね。念のため)のダウンロード販売シングル「Alignment EP」の1曲目だと思う。同EPのジャケに、尺は1:22と記されてるので、長さからいうとこれで合ってるでしょう。このEP、いまはもう買えないっぽい。

ちなみに、ジャケに堂々と誤植があります。笑


■2 Hajime Tachibana – Bambi (US Version) 4:31

立花ハジメの「バンビ」はわかる。でも「US Version」ってなんだ?

──この謎については、三年前に当ブログで考察しました。令和6年現在、普通に日本で暮らしてたら、まあ日常の中ではまず出くわさない『Consider This』という'92年のアメリカのコンピに入っているバージョンだと考えられます。尺の秒数も近い。

『Consider This』の「バンビ」は、トラック冒頭に詩の朗読があって、00:24ぐらいから曲が始まります。'03年版『Arbeit』に収録されてるのもおそらくこれじゃないかなあ、と思うなどしております。


■3 Benjamin Biolay – Les Cerfs Volants 4:40

'19年版の『Arbeit』に収録。


■4 A.T.C.Q – Find A Way 3:21

「テクノヴァ」がサンプリングされた曲ですね。ア・トライブ・コールド・クエストの'98年作で、収録アルバムは『The Love Movement』シングルカットもされたよ、っていう説明で合ってるよね?(←ヒップホップにうといのです、すいません)


■5 Chara – Atashi Wa Koko Yo 3:32
■6 Koizumi Kyoko – Drive 4:35
■7 Scha Dara Parr – More Fun-Key-Word 4:53

三曲とも'19年の『Arbeit』に収録。

あれ? 「Drive」の尺が、'03年版だと4:35なのに、'19年版だと4:17になってる。後者はイントロの、リズムとナレーションだけの部分がカットされてる。オリジナルの曲をDiscogsで確認すると、尺が4:36となってるので、'03年版はおそらくイントロ部分を含んでるんだろう。

あと、細かいけど、この曲って、厳密には小泉今日子じゃなくてKOIZUMIX PRODUCTION名義の曲だと思う。すいません、ほんとに細かくて。

スチャダラのリミックスはロボ宙の声がズタズタに加工されてかわいそうなので、ロボ宙の声を復元したバージョンを個人的に作ったことがある(が、ハードディスクが壊れてデータがなくなり、自分でも聴けなくなってしまった)。


■8 SRATM – Rena 1:19

さてこれは。なんだろう。Renaって能年玲奈? 現・のん? そういえば、のんは'19年にテイ・トウワの「On Air EP」に参加してたりするな。

しかし、この『Arbeit』のCD-Rは'03年の制作だし、調べてみるとのんは'93年生まれだ。当時10歳。時代が合わない…。

つーことで、いろいろ考えたのですが、このRenaは田中麗奈ではないか。かつてテイ・トウワは、田中麗奈が出るドコモ九州のCMの音楽をやってたことがあるのですね。だからたぶんこのCMの音楽が入ってるような気がするんだけど、どうでしょう。


■9 Sandii – Dream Catcher 4:40

'19年の『Arbeit』に収録……されてそうでされてなかった。サンディーのリミックス。'94年の『World Remix』に収録されてる曲だと思う。


■10 Bjork – Hyperballad 8:11

これも'19年の『Arbeit』に入ってそうで入ってない。ビョークのシングルに入ってますね。


■11 YMO – Be A Superman 5:35

'19年の『Arbeit』に収録。云わずと知れた再生YMOのリミックス。『Technodon Remixes I』に入ってますね。ちなみにこれのプロモ12インチというのもありまして、なぜかおれは持っております。
片面はこのリミックスで、もう片面がジ・オーブの「Waterford」のリミックス。


■12 Koji-1200 – Now Romantic (Folk Version) 3:05

うーん…。わからん。おそらく市販の盤には入ってなかったように思うのですが…。このCD-R用に作ったものでしょうか。

TT氏は、原曲からベースやドラムを抜いたものをフォーク・ヴァージョンのように呼んでいる、というのは何かで読んだ覚えがあります。たとえば(別の曲ですが)ここにもFOLK MIXという文字があったりします


■13 Towa Tei – Tamilano (Francois.K Mix) 4:16

13曲目にしてようやく本人名義のトラック。しかしこれも、うーん…、わからん。

Tamilanoといえば、'97年の『Sound Museum』に含まれている「Tamilano」で、その曲にはもともと Francois Kevorkianは参加してるんですが、わざわざFrancois.K Mixと銘打つってことは、なにかしら『Sound Museum』とは異なるミックスなんでしょうか。

ちなみに『Sound Museum』のジャケ写は、初回盤と再発盤で唇が微妙に違う(修正されてる)、という話を聞いたことがある。


■14 Rhymester – Royal Straight Flash (Instrumental) 4:11

ライムスターのリミックス、なんですが、(Instrumental)って書かれてますね。Discogを見る限り、テイ・トウワのリミックス版インストってのは市販の盤には入ってないので、このCD-R用に作ったもの、かもしれません。


■15 SRATM – Nippon Pop (The Theme From A German FM Show) 0:54

これも難しい…。


■16 Nokko – No Return 5:29

『I Will Catch U.』に入ってる曲だと思う。


■17 Koji-12000 – Love For Sale (Promo 7" Version) 3:53

最後の曲です。親切にも、Promo 7"って書いてるので分かりやすいですね。そのプロモ盤7インチのDiscogsの頁はこちら

しかしプロモ盤なんてそうそう手に入らないよなー、と嘆いているそこのあなた。いまならヤフオクで買えます! ただし、それなりのお値段がします。おれは買えません…。


■まとめ

'03年版『Arbeit』収録曲のうち、'19年版にも入ってる曲は、17曲中わずか5曲(3、5、6、7、11)! もっと入ってるもんかなあ、と思ってました、なんとなく。意外とかぶってない。

中古で探せば、まあ買えるな、ってのが2、4、9、10、16の5曲。

ダウンロード販売なのに廃盤になってる(つまり中古では出回らない)のが1。

プロモ盤やCM曲などソフト化が前提になってない曲、その他よくわかんないやつが8、12、13、14、15、17の6曲。

ということで、一般家庭で'03年版の『Arbeit』を再現するのは難しいことがわかりました! いかがでしたか? というか、やっぱり市販してほしいよね、この'03年版も。

まあ、手に入らない曲は、それに近いバージョンで代用するなどして、'03年版『Arbeit』に寄せたCD-Rを自分で作ってみるのもいいかもしれない。あー、でもいまCD-Rなんか焼かないか。プレイリストか、最近は。Spotifyとかの。

あと、'19年版『Arbeit』は、ピチカートの曲名が「Cathy」と記されてるけど、「Catchy」だよな、正しくは。まあこのエントリにも間違いがいろいろ含まれてるかもしれませんので、そこは許してください。

それではまた来週。パーソナリティーは、

──たかさごや。(゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )

中村莟玉でした。違うけど。あ、そういえば莟玉くんファンクラブできたらしいよね


■横浜二日目、三日目


十月二十六日(土)


■五時前に目が覚める。五時から『カブキ・チューン』を配信で聴く。五時半からはレオンの番組、六時から『木梨の会』。身じたく。

六時半にひとり、ホテル階下のロイヤルホストへ。ここは日本に何店もない、朝食ビュッフェのあるロイヤルホストなのだ。パンケーキを甘くして食べるのではなく、ベーコンとミートボールを添えたり、カレーライスにソーセージを乗っけたりと、江戸幕府から禁止令を出されそうなくらい豪華な朝食。たらふく食べる。

部屋に戻って食休み。入浴。二度目の身じたく。


■従妹の結婚式なのですね。十時、タクシーを拾って会場へ。数年ぶりに会うイトコ多数。

まずは式。新郎側の客、おそらくは会社の同僚か大学の同級生なのだろうが、なかなかにガラが悪い格好をしたやつがいる。それも複数名。入籍前にちゃんと反社チェックしたかあ?とかそういうことは云わないけど。

昼から披露宴。といっても、昭和昭和した感じじゃなく、あくまで食事がメインで、その他の要素は最小限にとどめる、さらっとしたやつ。

例によってフランス料理のコースが出る。創作料理寄りなんだけど、なかなかにおいしく。肉料理の前に、ちゃんとグラニテも出てくる。

しかし、朝あれだけ食べてしまったので、さすがに食の進みが鈍い。なんとか肉料理まではたどり着けたが、ステーキをちょっと残してしまった。朝食をたくさん食べたのを後悔。でもさー、自分が泊まるホテルに朝メシ食べ放題のロイヤルホストがあるってのに、それをガマンできるやついるか? いる? います? いますか。すいません。

午後遅くお開き。親戚一同、バスで横浜駅に戻る。


■親戚一同でお茶でも、ということになったけど、十数人いちどに入れる喫茶店があるはずもなく、カラオケボックスに行くことに。

多人数でカラオケに行くと、歌う派と歌わない派にきっぱり分かれるよな。おれは当然後者。しかし聴いてるだけでも三時間は正直しんどい。笑

終盤、新郎新婦も合流。おれが昨晩『おんがくこうろん』を見てたせいもあると思うけど、新郎は角度によっては星野源に見える。


■カラオケの後、解散。ホテルの部屋に戻ったのが七時半くらいか。仮眠。


■起きたら午前十二時半。小一時間ほどだらだら過ごして、夜の街に出てみる。昨日も夜の街をうろうろしてたけど(半額のカップ麺を買って、ジントニックを二杯飲んだ)、自分の人生であまりないパターンの行動なので新鮮。開放感というかなんというか。

今日は朝も昼もたくさん食べたので、夕飯はまったく食べなかった。ので腹が減った。この時点で午前二時。

ホテルの周りをうろうろしてると、この時間に開いてるラーメン屋が三軒もある。午前二時にラーメン屋を選べる楽しみがある。その中からなんとなく一軒選んで、入ってみる。午前二時につけ麺を発注。有線から流れてくるアヴィーチーを聴きながら食べる。ちょうど良い時間にちょうど良いものを食べた、という妙な充実感。

その後、ホテルに向かうも、ホテルのすぐ近くに十人くらいの警官とパトカーが来ており、なにやらものものしい雰囲気。おい、ここで何があったんだよ…。

ファミリーマートで、ハーゲンダッツ(マカダミアナッツ)と「インドの青鬼」買う。部屋に戻ってハーゲンダッツを食べ、インドの青鬼を半分飲む。


十月二十七日(日)


■七時前に起床。きのうの飲み残しのインドの青鬼を飲む。七時に泡風呂に浸かりながら、テレビで『ボクらの時代』オアシズ×いとうあさこ回を流し、音だけ聴く。

八時にホテル近所のシティ・ベーカリーへ。この店自体はじめて。大きなクロワッサンとコーヒー。クロワッサンうまし。都内のシティ・ベーカリーにも行ってみよう。

ホテルに戻る途中、もう朝八時台だというのに路上で飲んでいる20代のグループを見かける。うん。

あと、「西口のここらも再開発されるらしいよ」という、通りすがりの人の会話が耳に入ってきた。


■九時半ごろ横浜駅に親戚数名で集合。最後に一同でお茶をして解散。それぞれバラバラに帰る。帰る先は、千葉だったり名古屋だったり沖縄だったり。

おれと母は、浅草見物のため、横浜駅から東京駅に向かうのであった。完。





■しかし今回の横浜滞在で不思議だったことは。

横浜にいたこの二泊三日、東京が地方都市のワン・オブ・ゼムに感じられたんですね。これまでも観光で京都なり大阪なり金沢なり、あるいは営業の仕事で茨城や栃木に行くことはあったんですが、もちろん横浜に遊びに来たこともあったんですが、この感覚はなかった。

もっと云うと、この二泊三日は、横浜がおれのホームで、東京はよそ様の土地、という感覚になったんですね。いまは東京に住んでいて、横浜にはなんの縁もゆかりもないのに。なんでだろうな。


■あと、数年ぶりに会ったイトコの某君が、とあるショーパブに演者として出演してる、というのを知ってびっくりした。ちなみにキサラではないです。笑