■2017/12/29〜2018/1/4は冬休みで沖縄。

■gocoupのシングルは2018年に持ち越し。

■こちらもぜひ。
https://soundcloud.com/hanzo_tv/

■横浜初日


十月二十五日(金)

■早起きして準備いろいろ。七時過ぎに出発。茗荷谷から丸ノ内線で東京駅。乗り換えてJR東海道線。あ、グリーン車というものがあるのか、とホームで気づく(←鉄道にうとい)。売店で酒とつまみを仕入れ、グリーン車に乗り込む。車中にて、朝の八時から白ワインとチーザで晩酌。


■三十分ほどで横浜に到着。早いなあ。とりあえず西口のホテルに行く。スーツケース預ける。さて。

チェックインの午後二時までは客室内に入れないので、とりあえず地下鉄に乗って伊勢佐木町に行ってみる。'90年代半ばで時空の止まっているゲームセンターがかつて伊勢佐木町にあって、そこに二回ほど行ったことはあったんだけど、事前に調べたところそのゲーセンはもうなくなっているようだ。

しかし、やはり'90年代の面影を残す別のゲームセンターを発見。しかも、朝なのに開いている。もう都内ではちょっと見かけないN in 1の筐体(の著作権ってどうなってるんだろう)で『パックマン』と『上海』をやるも、コンパネが大甘なのだろうか、早い話レバーがゆるくて、12時の方向にレバーがきちんと入らない。ゲームはロクに楽しめず、あっという間に終わってしまった。キカイに百円玉二枚を吸い込まれただけのようなものだ。朝の九時半からおれは横浜で何をやってるのだろう。


■しばらく伊勢佐木町をふらふらしたあと、ハンマーヘッドと呼ばれているらしい方面へ歩く。

その途中、仕事用のiPhoneに少々めんどうなメールが入ってることに気づく。あーあ(そもそも休日に仕事用のケータイを持ち歩く必要があるのか?といった話はいったん措いておく)。午後はこれを片付けなくちゃな…。

Webメディアで目にする「クラフトビールがやたらそろってるコンビニ」を見物。

昼飯に、以前『アド街』の関内回で見た原由子の実家の天ぷら屋はどうだろう、と思って訪れてみると、開店の20分くらい前からなかなかの行列。素直にあきらめる。


■横浜駅に戻る。しかし横浜駅もでかい。昼飯を求め横浜駅の地下街をふらふらするも、どの店も混んでる。食べるタイミングを逃してしまった。

それでも、先日のアド街の横浜駅回(前記の関内回とは別)で放送されていた喫茶店を見つけて入ることができた。番組で紹介されていたアイスロイヤルミルクティーのような飲み物を発注。これは確かにおいしかった。


■甘い飲み物で当座の空腹感もまぎらわせることができたので、もう少々歩く。少し迷いつつ、ディスクユニオンに到着。冷やかす。二時になったのでホテルに向かう。

チェックインの前に、ホテルのふもとで仕事の電話少々。

ホテルの階下はロイヤルホストになってるので、そこでクラブハウスサンドイッチを発注し、持ち帰って客室内で食べる予定だったが、二時過ぎなのにロイヤルホストは混雑。サンドイッチはあきらめてホテルにチェックイン。

客室にて、ゲラの赤入れ、と呼ぶと出版業界っぽくてちょっとかっこいいんだけど、もちろんそう呼べる次元の仕事でもなく。

赤を入れたゲラをファミリーマートでスキャンして、会社の人にメールで送る。同じくファミリーマートでファミチキと缶のハイボールを調達し、遅すぎる昼食。


■その後、母やおば様方が横浜に到着。合流して、近所の喫茶店でお茶。さらにその後、おじ様や従姉も合流して、食事することに。

ということで、親戚一同で磯○水産に行った。

──伏せ字になっているのか、それは…。(゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )

うーん、正直あんまりおいしくない…。ビールすらぬるくて、泡もしょぼい。

お高くない居酒屋の味にケチをつけるのは違うのではないか、とも思うものの、しかし以前はもう少しおいしかったはずなんだよな。

この店舗だけがこうなのか、このチェーン全体がこうなのか。いずれにせよ、いろいろとコストが上がったり人手が足りなかったりで仕方のないことなのかもしれない。ただ、カキフライだけはおいしかった。

それはさておき、ひさしぶりに親戚の皆様と話ができたのでよかった。


■夜九時ごろ解散。ホテルでうたたね。起きる。テレヴィジョンを点けると、星野源の『おんがくこうろん』をやってたので見る。Nujabes回。よい、しょっと(←レコードに針を乗せながら)。

それを見たあと、夜の駅前を散歩。繁華街の中にあるコンヴィニエンスなストアーに入る。店の片隅の見切り品コーナーに、BASE(完全食のね)のカップ麺が投げ売りされてるではないか。まぜそばと焼きそばを一つずつ持ってレジに並ぶ。

同じくレジに並ぶ、酔っ払った、もう大して若くない20代男女の集団がうるさい。店内で騒ぐこいつらの声をガマンしながら半額のカップ麺を持っておとなしくレジの順番を待つ金曜深夜。おれは横浜で何をやってるのだろう。


■会計を済ませて店を出て、さて、一杯飲んでいくか、という気になる。しばらくふらふら歩いてると「82」の店(歌舞伎座の近所にもあるやつね)を見つけたので入ってみる。82は初めて。「HUB」と同じところがやってるらしいんだけど、HUBよりおとなしめなところがいい。うるさいじゃん、HUB。

ジントニック二杯とおつまみのビーフジャーキー。これで二千円くらいか。都内の他の82も行ってみようと思う。


■深夜一時。ホテルの前のファミリーマートでハーゲンダッツを買って、客室に戻る。ハーゲンダッツを食べて、泡風呂に入る。そう、ホテルに泊まるときは、ぶくぶく泡立つタイプの入浴剤を湯舟に入れるのが好きなんである。

って、ここまででもう二千二百字くらい書いてんのか。まだ横浜初日だぞ。


■横浜いってきます


■あのー、そう、今日から横浜県に行くんですよ。諸般の事情で。二泊三日。

横浜って、これまでの人生で10回ぐらい行ったことあるけど、そういえば泊まったことないな。


■というわけで、所さんが出る明日の秋葉原ライブには行けません…。残念。


■では行ってきます。丸ノ内線、もう混み始めてるだろうなー。


■テイ・トウワ『フューチャー・リスニング!』発売から30周年


■地球上の音楽は、「所ジョージ」と「所ジョージ以外」の二つに分けられることはみなさんご存知だと思いますが、今日は後者の話を。





■今日は、テイ・トウワのソロデビュー作『フューチャー・リスニング!』の発売からぴったり30周年です。

だから、坂本龍一と出演した『HEY! HEY! HEY!』第一回の放送('94/10/17)があったのはこの四日前と云うことになります。藝者のカツラかぶってヘイヘイヘイ出て、その四日後にソロデビューって、忙しいな。笑

Future Listening!

上記の写真はフォーライフから出た日本盤ですが、これはちょっと高かったので、おれは輸入盤CDで買いましたよ。コザの中央パークアベニューの照屋楽器店で。

いま聴くと、テクノバ→バトゥカダ→ラブコネという有名曲が三曲連続でアルバム前半にギュッと詰まってるのな。

というわけで今日は、半蔵ちゃんコレクションの中から『フューチャー・リスニング!』にまつわる物件をご紹介します。


■まずはプロモーションCDです。ラブコネとテクノバの二曲入り。それぞれPromoEditと書かれてます。短いバージョンです。ジャケ右上のロゴの配置がかっこいいんだよなあ。規格番号はSAD-0048となっております。

プロモーションCD


■つづいて、プロモーションCD-ROMです。タイトルは『フューチャー・プロモーション!』。これはねえ、たしか単品では売ってなくて、「なんかのPCソフトのおまけ」という形で流通してたように思う。

'94年ぐらいに、那覇の国際通りのベスト電器で、このCD-ROMがおまけについたPCソフトを見たことがあったような。

Future Promotion!

このCD-ROM自体は、令和6年のおれのWindows環境では起動できなかったのですが、フォルダの中身はのぞけるようになってて、TOWA_TEIなるフォルダには動画が三本入ってます。なお動画の解像度は、240×180です。時代を感じます。

三本の動画のうち一本は、テイ氏の当時のスタジオと思しき場所での撮影で、SP-1200やらターンテーブルやらをいじるテイ氏の姿が確認できます。

あと、テイトウワの素材でリミックスコンテスト!みたいな営みがこの当時に催されていたようで、CONTESTなるフォルダにはその素材として、曲の一部とアー写が入ってる。このアー写がね、まあこちらもあまり解像度は高くないんだけど、他のメディアではあまり見かけないテイクがあったりして、なかなか興味深いです。


■最後にプロモ12インチ。テクノバのロング・バージョンと「Promonova」なるバージョン、ラブコネのロング・バージョンとインストが収録されてるようです。諸般の事情で、おれはいまレコードを再生できる環境にありませんが、レーベル面に印刷されてる秒数から察すると、ロング・バージョンってのはおそらくアルバム・バージョンのことだと思う。

あと、PromonovaはREMIXED BY T. MORIって書かれてる。

プロモ12インチ


■ところでリミックス12インチ「Future Recall 2」の裏ジャケには、プロモーション・グッズの一つとしてpfdなるものが掲載されているのですが、これはやはりプロモーション用フロッピーディスクってことなのでしょうか? だとしたら中身はなんなのか、どういう経路で配布されたのか。そもそも実在するのか。謎は深まるばかりです。





■しかし今朝の東京は寒かったですね。朝の駅では襟巻きをしている人も見かけました。おとといの土曜の昼なんて30℃近かったのに。おれ、おととい、部屋でクーラー点けてましたよ…。


■MacBookが直った


■以前お伝えしたのですが、愛用しているMacBookの電源が入らなくなりました。AirでもProでもない12インチのMacBookです。2017年製です。重さは1kgを切ります。ちなみにキーボードは英國配列です。

あ、「愛用」というのはかなり大げさな表現です。というのも年に数回しか使わないのです。

それも、仕事で使うでもなく、土曜の朝なんぞにカフェーに持ち出して、スタバで歌舞伎座の切符を買ったり、ブルーボトルでこのブロッグの下書きを書いたり、といった使い方しかしてないのですね。それを年に数回。

そんなことのためにわざわざMacBook買うなよって話もありますが。

それはさておき、数ヶ月くらい前からかな、電源が入らなくなったわけです。まったくウンともスンともいわないのです。困りましたね。いや、ほんとうは困ってないです。年に数回、ちょっと使うだけだから。

ただ、ほら、何らかの事情でMacBookが必要になるときが今後おとずれるかもしれないじゃないですか。いざ、というときに手持ちのMacBookが動かないとなると、悔しいではないか。「もとからMacBookがない」よりタチが悪い。やはり、動かないキカイよりは動くキカイのほうがありがたいです。

しかしとにかく電源が入らない。ケーブルを挿しても充電がなされない。自分で手持ちのケーブルやら充電器を替えていろいろ試したけどダメ。どういうことだ。

素人判断では、ま、バッテリーが弱ってるのかなー、ぐらいの認識だったんですね。中古で買ったものなので。


■そんなわけでとりあえず検索して、Macを直してくれるというA店に電話。症状を話したところ、「バッテリーの消耗と云うよりは、基盤の故障かもしれない。基盤の交換となるとうちだと五万円はかかる」とのことでした。五万か…………。

いや、基盤の故障と決まったわけでもないので、必ずしも五万かかるとは限らないのですが、この時点で「A店→五万→高い」という刷り込みがおれの脳になされたわけです。

もっと安いとこ探そう、というわけで引き続き検索。同じくMacを修理してくれるB店を見つけたので、B店に電話…じゃなくて直接出向きました。比較的行きやすい場所にあったので。


■B店に入り、店員さんにMacBookを見せて症状をひととおり話しました。店員さんがMacBookに電源コードをつなぎ電源ボタンを押したところ、やはりMacBookは動きませんでした。ウンともスンともいわない。

しかし店員さんがトラックパッドをカチカチしながら再度電源ボタンを押したところ──

あっさり電源が入ったんですね。おい、なにがあったんだ。店員さんもちょっと驚いているようでした。

数ヶ月ぶりにふつうに起動したMacBook。数ヶ月前にテキストエディタに書き付けただけでファイルとして保存してなかったままの文章までも画面に表示されました。

ふつうに起動しちゃったので、今日のところは帰ることにしました。滞在時間10分。お代はタダでした。なんか申し訳ない…。


■さて、家に帰ってMacBookに電源ケーブルをつなぐとその時点ではなんの反応もなかったのですが、さきほどの店員さんと同じようにトラックパッドをカチカチしながら電源ボタンを押すと、ポン♪という例の音が鳴って充電が始まりました。

この「トラックパッドカチカチ」が大事なのかもしれません。店員さんがどれだけ意識的にこのカチカチを行ったのかは分からないけど(まあほとんど無意識かもしれない。実際、店員さんも驚いてたわけだから)、ともかく充電はできるようになりました。めでたしめでたし。


■ま、あくまでこれは拙僧の場合の話でございますから、あなたの壊れたMacBookで再現できなくても文句いわないでね。

しかし、この「トラックパッドをカチカチさせながら電源ボタン」って、ひょっとして有名な裏技だったり、あるいはそもそも説明書に書いてある基本的なことだったりするんでしょうか。でもそうだとしたら店員さんが知ってるはずだしな…。


■『HEY! HEY! HEY! MUSIC CHAMP』第一回から30年


■カレーもイカフライも好きなんだけど、カレーのトッピングにイカフライは合わないね。こないだ気づいた。こういう小さなことでも、実際に試してみないと分かんないもんですね。


■さて、本日からさかのぼることぴったり30年、1994年10月17日は、『HEY! HEY! HEY! MUSIC CHAMP』の第一回目が放送された日だそうです。

驚異的な視聴率を誇ったウッチャンナンチャンの国民的人気番組『ありがとやんした!?』の後釜として始まった音楽番組です。司会はダウンタウン。まだ『ごっつ』もやってた時代です。


■第一回目はね、ゲイシャ・ガールズが出てて、そのつながりで坂本龍一とテイ・トウワも出てました。

テイトウワがバラエティー慣れしてなかったのか、なかなかダウンタウンとのトークに入れず、浜田がテイ氏に話を振ってたりしてたのを覚えてる。

なぜかハンドマイクを持ちながらのトークだった覚えがあるんだけど、これは記憶違いかもしれない。なんせ30年前のことなので記憶が曖昧です。しかし'94年のテイトウワといったら、ディー・ライトを辞めるか辞めたかのころ?

ゲイシャガールズの歌の時、坂本がローランドのMC-202を持ってたような気がする。


■そうそう。『HEY! HEY! HEY!』第一回の予告で、松本が「感動の最終回」とボケてたのも覚えてます。

あと、第一回の冒頭で、やはり松本が「さあ始まりました、新感覚クイズ番組」だの「後半の『ペットの国』のコーナーも楽しみですね!」だの云ってたことも思い出されます。記憶だけを頼りに書いてるから間違ってても許してね。


■この番組は2012年の12月まで続いたそうです。けっこうな長寿番組でしたね。

その後、深夜枠で『HEY! HEY! NEO!』というタイトルで復活したんだけど、ベッド・インが出てた回だけ見たことある。より正確に書くと、ベッド・インが唄ってるとこだけ見た。

いま調べたら、'15年に放送された回とのことだった。おい、これももう九年も前のことなのか…。


■枝豆、月見


■コスパコスパタイパタイパ云いながら生きてる人は、死ぬときに「あ〜、コスパとタイパにすぐれた人生だった」と満足しながら死んでいくんだろうか。

まあ本人がよければそれでいいのか。大きなお世話か。そういうこと考えてたら十月も半ばですよ。三連休ですよ。今年も紅白は有吉が司会だそうです。


■ちょっと前の『木梨の会』で、所さんが「枝豆って、ふつう5分くらい茹でるけど、茹で時間を2分ぐらいにしてもおいしい」、と云ってたので、試したくなって、その翌日にスーパーで枝豆買ってきてやってみたんですね。枝豆を自分で買ったのは、人生で二回目? 三回目? それくらい。下手したら初めてかもしれない。

で、2分だけ茹でて食べてみると、こりこりとした食感でうまい。それ以来、この「2分枝豆」を3回くらい食べてます。今日も食べました。今日は半キロ(←海外小説っぽい表記)食べました。半キロと云っても、皮も含めての重さだけど。

スーパーで売ってる枝豆ってさ、同じ銘柄でも、昨日買ったのと今日買ったので味がだいぶ違うことがあるんだよね。風味がけっこう弱くなってたりする。まあ当たり前のことなのかもしれないけど、そういうことも自分で枝豆を買って茹でないと気がつかない。ちなみに今日の枝豆はちゃんと風味が残ってて、アタリでした。

しかし半キロも食べるとさ。ごみ袋の中をふとのぞいたとき、おびただしい量の枝豆の皮が入ってるのを見て、自分でびっくりしたりします。笑


■昨日、腹が減ったので近くにミクダーナォもといマクドナルドがあったから、なんとなく入って、で、今年は月見バーガーとやらを食べてないなと思って、なんとなく月見バーガー(倍)を発注して、あと、なんとなく「ふわとろ月見」なる姉妹商品みたいな存在のバーガーも発注したら、それだけで千二百円になった…。

月見バーガーの類

これで千二百円か、と思わないようにしながら、この金額出すんならモスかフレッシュネスの方がよかったかな、と思わないようにしながら、二つのバーガーを食べました。


■※諸説あります


今月の昼の部『俊寛』 先月の秀山祭でやったほうがよかったんじゃないか説


■青春という名のラーメン、ドミノのウルトラチーズ


青春という名のラーメン

■最近びっくりしたのは、そうですね、明星「青春という名のラーメン」再発ですね。スーパーの棚でこれを見かけたときは一気に時空がゆがみました。

レコード・ストア・デイなどで、「あー、これ再発したんだ?」と意表を突く再発がたまにありますが、まさにその感じですね。

当時食べてた、とか、当時大好きだった、とか、そういう思い入れがあるわけじゃないのですが(そもそも世代ではない)、むしろ、なまじそういう思い入れがないからこそ、意表を突かれたというか虚を突かれたというか、「そこを持ってくるか!?」という意外性のようなものがあるわけです。絶妙にツボを押さえてるというか、いや、あえて絶妙にツボを外してるのか。

あらためてパッケージを眺めてみると、キャラクターのデザインが完全に'80年代ファンシー文具ですね。しかし昭和レトロブームも来るとこまで来た感。


■最近残念だったのは、そうですね、ドミノ・ピザのウルトラチーズがいつの間にかなくなってたことですね。宅配ピザなんて、ね、年に何回も頼むわけじゃないからさ、ドミノを食べるタイミングで、ウルトラチーズを頼もうとしても、やっぱり守りに入ってしまって、無難にクワトロなんちゃらを頼んじゃう。四種類のピザが一枚になったやつ。

でもさ、ウルトラチーズを頼みたいという気持ちはけっしてウソではなくて。「近いうち、次こそはウルトラチーズを頼もう」ってことで、ハーシーのチョコソースやら、ちょっと良さそうなりんごジャムやらを実際に買っておいてたんですね。ほら、ウルトラチーズって具がチーズしかなくて味が単調だろうからさ、味に変化を付けるために(これらの品が実際にウルトラチーズに合うかどうかってのは、また別の話ですが)。

そして、「ウルトラチーズを頼むときは、自分で他にどんな具を買ってこよう」なんて頭の中でシミュレーションもしてたんだよね。サラミとか。マシュマロとか(これらの品が実際にウルトラチーズに合うかどうかってのは以下同文)。

まあ、なくなるものはなくなるし、ないもんはないのです。食べたいものは食べ(ら)れるうちに食べとかないと。行きたい店は行けるうちに行っとかないと。