■皆様ごぞんじの通り、10月は全国テイトウワ強化月間です。といった意味も含めまして、この10月に手に入れたテイトウワ物件について書きます。
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Sweet Robots Against The Machine「Latte & Macaron (Relax Version)」
歌舞伎座の裏手にある、変な自動ドアでおなじみの出版社がかつて『relax』っていう雑誌を作ってました。元禄の時分の話です。いまはない。ただ、現行の『POPEYE』の後半のページがやたらとrelaxっぽいので、これが実質的に現在のrelaxと呼べるかもしれない。
このCDは、relaxの'02年のある号の付録で、定期購読者に配られ、一部の大型レコード店で売る分に付いてきたようです。SRATM「Latte & Macaron」の別バージョンです。別バージョンと云ってもね、基本的なトラックはオリジナル(セカンドアルバム『Towa Tei』に入ってるバージョン)といっしょで、上に乗っかっているアイボ(だよね?)の電子音がほんのちょっとだけ違う……ように思う。でも、ほんとに誤差くらいの違いしか無いです。
あと、このCDには「Free」のMVを使った『Towa Tei』のテレビCM動画がおまけとして含まれています。テレビCMやってたんだね。
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『Sweet Robots Against The Machine』アナログ
云わずと知れたSRATMのファースト。アナログでも買ってみました。そう、この、右上のね、POPっていうんですかね、シュリンクの上から貼られてるこの緑丸のシールが大事なんですよ。この緑丸がジャケのデザインを引き締めている。おれが買った盤は、シュリンクがくちゃくちゃになっててあまりキレイではなかったんだけど、まあ安かったので。
このレコードは通販で買ったんですが、なぜかサイズを10インチだと勘違いしてたんですね。いざ届いたら普通のLPサイズだったのでちょっとびっくりしました。笑
ちなみに、
ジャケットの写真の使用料が700万円、制作費が100万円だったそうです。制作費については、『サンレコ』'97年2月号によると、ボーカリストのギャラとバリ島でのカレー代しかかからなかったとか何とか。
裏ジャケの、いわゆる「スペシャル・サンクス」の欄に記されている、
Dead Life Records(your negativity grows my positivity)
という謎の文字列は、やはり以前所属していたレコード会社と関係あるんでしょうか。
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『スペースインベーダー大作戦』
'03年のCD。タイトーの『スペースインベーダー』25周年を記念して、インベーダーの音を素材にした曲をいろんなアーティストに発注した、まあ当時よくあった種類の企画盤です。
このCDには、「Towa Tei vs Sweet Robots Against The Machine」という名義で参加しています。ケンイシイも、「Ken Ishii vs FLR」ってなってるんだよね。他の多くのアーティストは二人一組で曲を提供して「○○ vs ●●」という表記になってるので、それにそろえたのかもしれない。
で、テイトウワ目当てに買ったCDですが、肝心のテイ氏の曲はというと………………………………………………………………あ、ケンイシイの曲はかっこ良かったですよ。ほかにもいくつか好みの曲があった。
そうそう、このCDにはスケッチ・ショウも参加してるんですね。豪華ですね。クレジットは細野作曲となっているので、打ち込みも細野さんだけでやってるかもしれない。曲というか、CD冒頭のジングルみたいな感じなのですが、'03年版の「Bridge Over Troubled Music」といった趣もあります。
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────と、ここまで書き終えたところで、
昨日は間違ってテキストエディタを閉じちゃったんですよね。笑
もうちょっと細かく説明すると、テキストエディタとイラレを開いてて、それぞれで別の作業してたんですね。で、イラレのほうを閉じようとして、まちがってテキストエディタを閉じちゃったんですよ。「これ保存しますか?[はい][いいえ]」って小画面が出てきたんだけど、そこでもなんのためらいもなく「いいえ」を押しちゃったんですよ。
まあ、人間でいる限りヒューマンエラーからは逃れられません。当たり前か。いや、この当たり前のことを理解できない(理解したくない)人って人口に一定の割合でいるよな……。