■2017/12/29〜2018/1/4は冬休みで沖縄。

■gocoupのシングルは2018年に持ち越し。

■こちらもぜひ。
https://soundcloud.com/hanzo_tv/

■ケロロ軍曹、天竺徳兵衛、細野晴臣、池田亮司


十月二十六日(土)
■朝、チコちゃん見てメシ食って。昼から国立劇場で歌舞伎。『天竺徳兵衛韓噺』。ロビーでパンフレット買ったら、カエルにちなんだ話ってことで、ケロロ軍曹のイラストの入ったクリアファイルをもらえた。それじゃーソルジャード疲れさんってやつですよ、いわゆる。一時期、土曜の朝のアニメは、とくに見るって訳でないけどチャンネルを合わせてました。『あたしンち』とか『ボーボボ』とかね。

橋之助と米吉と橋吾良かったです。あと、カエルの立ち回り。


■そのあと、久しぶりに麻布十番の日進ワールドデリカテッセンへ。たまに足を運びたくなる。そして広尾方面へ散歩。ハロウィン間近なので、仮装してるガキをちらほら見かける。ナショナル麻布へ。2階で練り歯磨き買って、1階でポーランド産のお化けの形をしたポテトチップス(これを買うのは人生で3回目くらい)とドクターペッパーチェリーを買う。小雨が降ってきたので帰宅。


十月二十七日(日)
■朝、小腹が空いたので買い置きのカップ焼きそばを食べる。盛大に胃もたれ。去年、いや、数ヶ月くらい前までは、起き抜けのカップ焼きそばなんて楽勝だったのにな…。


■めずらしく六本木ヒルズに移動。マクドナルドでホットケーキを食べて(笑・胃もたれしてるのに食べるのな)、『細野観光』へ。開場が10時なので9時50分くらいから並び始めたのですが、けっこうたくさんの人類がいて、けっきょく25分ほど並びました。

で、エレベーターに乗って52階へ。細野晴臣に関する展示が無数に。初代Emulatorとその5インチフロッピー、とかはわかるんだけど、幼少期のおもちゃなんてのもあったりする。72歳の物もちの良さ。捨てないこと、とっておくことの大事さをちょっと考える。断捨離の対極。

しかしこんなにモノをとっておくなら、たとえばYMO「ファイヤークラッカー」のシーケンサーを使ってない人力バージョンの音源とか(録音直後にその場で消したらしい)、「マッド・ピエロ」の歌詞とかもとっておいてほしかった。笑

あと、音声ガイドを借りたんだけど、「細野さんがTR-808でリズムを打ち込んでるときにおばあちゃんの幽霊が出た」という高橋幸宏の話は笑った。

ちなみに細野蔵書の一部も展示されてて、杉浦茂『ドロンちび丸』とか、犬丸りん『なんでもツルカメ』とかがあったのを覚えてる。前者は、おれの枕もとに積ん読されてます。おととし宇都宮のまんだらけで買って、まだ読んでないという。笑


■細野観光の切符で隣の塩田千春展も見(ら)れる、ということで、せっかくだし見る。ビデオインスタレーションに出てくるドイツの小学生の女の子が発した「魂は完全には壊れないと思う」という一言が、やけに印象的だった。


■その後、ミッドタウンへ。超ウルトラスーパーめちゃめちゃ高級時計ブランド「オーデマ・ピゲ」のやってる展示へ。池田亮司が作品を提供してるんである。オーデマ・ピゲの時計の部品をモチーフにした小さめのやつ(『data.anatomy』)と、大きめのやつ(『data-verse』)。タダで池田亮司作品を鑑賞できてよかったね。たぶん、おれには一生縁のないブランドだけど、ありがとうオーデマ・ピゲ。

『data-verse』は、3歳ぐらいの子が映像と音に反応して「なんだこれ!?」と云ってたり、2歳ぐらいの子が画面をペタペタ触ろうとしてたのが面白かったです。


■ミッドタウンを出たあと、歩いて日進ワールドデリカテッセン。さすがに二日続けて行くのは初めてだな。というのも、昨日買い忘れたものがあったので。笑


■麺類の話


■先日、近所のスーパーに買い物に行ったんですよ(実話)。そしたら乾麺のコーナーに、「ディチェコより美味い!」という衝撃のPOPが付けられてるパスタがあってね。

ディチェコって、みんな大好きあのディチェコです。おれは矢野顕子の本で知った。高校のころ、おれの生活圏には売ってなくて、那覇のパレットくもじとかそういうとこでしか買えなかった。そのディチェコより美味いだと。イタリアの「Ferro」なるブランドの「Pastificio Extra di Lusso」なる麺。500gで200円。買ってみた。

ゆでて、出来合いのパスタソース(カルボナーラや明太子など)をからめて食べてみる。うまい。食べ比べた訳じゃないので、ディチェコより美味いかどうかまでは分からない。両方好きだ。無難な結論ですいません。いずれにせよ、パスタ自体が美味しいとと、塩とバターと、あと刻みのりくらいで食べることもある。

なにが云いたいかというと、POPって大事だな、って話です。「ディチェコより美味い!」の一言がなかったら、おれはこのパスタを買ってなかった。以前もまったく同様な理由で、なんとかというお菓子を買ったことがあるけど、そういえばそれもまたこのお店でのことでした。笑


■こないだ作ってみたパスタ。ゆでたパスタを、コザのマチヤグヮー(沖縄語で個人商店の意)で買っといたコンビーフハッシュと和えて炒める。はい完成。

男の料理、と呼ばれたい訳じゃないけど、男の料理だなあ。レシピが荒い。食べてみた。味も荒い。でも、まあ悪くないです。酒が進みそうというか、居酒屋で出てきそうというか。

ソーメンチャンプルーのソーメンをスパゲティーに置き換えただけだね、これ。食べ終えて気づく。


■すいません、当エントリはタイトル欄に「麺類の話」とあるように、このあとカップ焼きそばの話題を続ける予定でしたが、そろそろ眠る時間なので、寝ます。


■ところで今日の『情熱大陸』、所ジョージ回だったんだな。Eテレで古典芸能見てたので前半見逃した。しかし、なぜこの番組でこのタイミングで改めて所さんを採りあげたんだろう。謎ですね。笑


■Springfield Chronicle / Endless Pale Blue Hour


■ターンテーブルがなくても思わず2枚買い、というのは、ピチカート・ファイヴ『FREE SOUL 2001』のLPに貼られたステッカーのキャッチコピーですが、拙僧はこのたびWORLD FAMOUSの12インチ「Springfield Chronicle / Endless Pale Blue Hour」を買いました。2枚。

厳密には、とあるお店でまず1枚買って、数日後、同じ店でまたまた1枚発掘したので買った、というタイムラグのある二枚買いなのですが。


Discogsによるとさ、 「Springfield Chronicle」はパードン木村がからんでる曲で、そしてそして「 Endless Pale Blue Hour」は、砂原良徳がいろいろやってる曲なのですね。

この12インチ、キレイなクリアブルーの青盤なのですが、レーベルに一切文字が印刷されてないのでどの面がどの曲かが分かりづらいという親切設計です。

あ、上記Discogsのリンクは、CDアルバムのリンクです。この12インチ、Discogsに載ってないっぽいんですよ。Discogsでも買えない12インチ。レアですね。本当にいいものは、ネットなんかじゃ見つかんないのが当世です。なんて。


■で、その流れでさらに数日後、別のお店で「Live To Light Again」という12インチシングルというかミニアルバム?のレコードを手に入れました。こちらは真っ白な濃い盤。店先のターンテーブルでちょっと試聴してみたところ、おれ好みの'90年代半ばの打ち込みっぽい感じでした。


■ここ一週間くらいに思ったことなど


■颱風前夜。スーパーに買い物に行くと、たとえばカップラーメンの棚はほぼ空で、「なんとか肉うどん」というあまり見慣れない銘柄が売れ残ってるだけだったし、食パン菓子パンもほぼ売り切れていた。うむ。

しかしさ、みんな颱風に備えていろいろ買い込むじゃん? 店の売り上げが上がるじゃん? お金が回るじゃん? 「令和元年10月は増税したにもかかわらずスーパーの売り上げはむしろ増えた。よって増税による景気の影響はない」とか発表したりすんのかね、お上は。どうなんだろう。


■『かりそめ天国』がゴールデンに進出、ということで、ちょっと見た。ちょっと見た限りでは、変なゲスト(変なドラマの変な番宣をする変な女優とか、変な映画の変な告知をする変な俳優とか)
や、変な新レギュラー(変な33歳くらいの芸人とか、変なアイドルとか)といった、変なヒト科ヒト属ヒトが出てこなくて安心した。

いや、テレ朝ってそういう変なテコ入れしそうじゃん? テレ朝深夜番組がゴールデン進出、と聞くと『Matthew's Best Hit TV』のことを思い出さずにはいられないわけですが、『かりそめ天国』は少なくともいまのところ無事そうでよかった。でも『怒り新党』のほうが好きでした。似たようなもんだろ、と云われたらそれまでですが。


■10/12の颱風当日はヤーグマイ(沖縄語で「家にこもる」の意)してて、終日一歩も外に出なかったわけですが、そういうときにあらかじめ準備しといたほうがいい食料品のリストをまとめた。あくまでもごく個人的なあれなので、あなたの参考にはならない。

・ふわふわした甘いやつ(あんドーナツ、クリームパンなど)
・さくさくした甘いやつ(クッキー、ビスケットなど)
・さくさくしたしょっぱいやつ(ポテトチップス、ナチョスなど)
・あまり味が濃くない魚の缶詰(さば水煮など)
・パスタとパスタソース
・カップ麺各種
・炭酸の飲み物(炭酸水でもビールでも)
・果物のジュース(←重複表現?)

これらを一日で全部食べるわけではないよもちろん。ただ、揃えておくと安心だなーってことです。


■先日、ひさしぶりに全粒粉のパスタをゆでて食ってみた。ちゃんと袋に表示されてる時間通りゆでて、お湯を切って、ツナ缶と和える。塩とオリーブオイルと醤油で味付け。食べる前にもみのり少々。なかなかうまかった。

なのに、googleに「全粒粉パスタ」と入力すると「まずい」という検索候補が出る始末。やはりGAFAが支配する世界というのはダメだと思う。

これは「※個人の感想」だけど、全粒粉パスタにトマトソースはたしかにあんまり合わない。でもカルボナーラなら、まあ合いそうな気もする。今度やってみますね。

なんなら、もりそばみたいにして、麺つゆにつけて食べるのもよさそうな気もする。


■そんで体育の日が来年からスポーツの日になるんだって。どうせなら「根路銘スポーツ」の日にすればいいのに。ってコザ周辺の人しか伝わらないやつですいません。


■細野50周年


十月十三日(日)
■恵比寿。細野晴臣の活動50周年を壽ぐDJイベントに行く。ジャングルDJトーワ・トーワの時間帯から。

はい、一曲目が「三国志メインテーマ」って時点でもう百点満点。イベントの性質上、細野関連の音源が立て続けにかかるわけですが、このチョイスは渋い。おれも好き、というか、おれも一時期DJの一曲目でこれをかけてたのは有名な話。あるとき、頭出しを間違えて「ラブテーマ」のほうをかけてしまったのも有名な話。トーワ・トーワはこのほかに「ラブコネ(細野さんがベース弾いてますね)」、「Be A Superman(remixのほう)」、ライブ版の「コズミック・サーフィン」とかかけてて、そして〆は「ハイスクール・ララバイ」でした。良き。しかし、ハイスクールララバイをかけたとたん、大歓声のフロアをほったらかしてさっさと下手からハケたのはあんま意味わからんかった。そういうとこだぞお前。


■で、いったん会場を出て散歩。まりんの時間帯に戻ってくる。まりんはいつものとおり淡々と選曲しておりました。


■そして小西康陽。アナログ盤でDJ…というかコラージュ/カットアップを生で作ってく感じ。

細野のキャリア初期曲をかけ続けてるところに、突如、ピチカートの「パーティー」がかかってシークレットゲスト登場。詳細は、書くのは野暮なのかな、こういうの。ネット時代にはもったいぶるほうが野暮? うん、でも、おれは野暮と思われたところで、なにひとつ困りませんし、なにも失いません。


■OL Killer(いい名前)は、ドラムマシンを走らせてその上に各種素材のサンプリングを乗せてく感じだったかな? あんまり細野作品をからめた感じではなく、ちょっとイベントの趣旨から外れてるようには思った。でも「ファイアークラッカー」はやってたし(自作打ち込みっぽかった。違うかな)、〆は律義にゼビウスをかけてました。OL Killer、初めて見たんだけど佇まいが良かったし、機会があったら別のイベントでも見てみたいです。


■で、大トリは細野さんのラップトップDJ。缶ビール片手に聞き入るなどしてみる。なんというか日曜の夜にぴったりの心地よい選曲でした(ご本人は「最近聞いてるやつを持ってきた」みたいなことをおっしゃってました。『大科学実験』と同じ声で)。

しかし生の細野晴臣を見るのは、’09年の「ワールド・ハピネス」のYMO以来。十年ぶりか…。


■しかしこのイベント、ヱビスビールとサッポロ黒ラベルが同じ600円という価格設定が斬新でした。笑


■芸術祭十月大歌舞伎 夜の部 10/5




■颱風です。ここ東京市小石川区では、朝は「Two Month Off」のビデオが撮影できるくらいには雨が降っていました。が、いまはちょっと弱くなってますね。

でも、ちょっと雨が弱くなったからと云って、あんまり気軽に買い物に出ちゃいけないですね。「颱風なのに店を開けてなきゃいけない世界」の構築に荷担しちゃうことになるわけだからね。


■ええ、朝起きましてね、朝食(第一部)として、コザのマチヤグヮー(沖縄語で個人商店の意)で買った「うまかっちゃん」に、昨日スーパーで買った焼豚を乗せてチャーシューメン作って、食べて、菊之助がナウシカ歌舞伎の宣伝のために出てた『サワコの朝』見て、朝食(第二部)として明太子スパゲティーを作って、チコちゃんの再放送を見ながら食べました。


■そんでさ、『たりないふたり』の切符が10時から発売だったので、律義に5分前からPCの前に座って準備してたんだけど、まあ、予想はしてたんだけど、あっさり売り切れたね。1分かかってないと思う。なんとか2回は枚数選択のプルダウンまでたどりつけたんだけど、2回ともエラー画面に飛ばされる始末…。


■(唐突に話が変わります)そういえば、先週10/5は歌舞伎座夜の部いってました。梅枝の日、にしました(奇数日と偶数日で「お嬢吉三」のキャストが異なるのですね)。なんで梅枝かというと、今年の浅草歌舞伎の売店で別冊カドカワを買ったら、おまけでランダムにプロマイドをくれたのですが、おれのは梅枝のプロマイドだったので、そこに縁を感じてるのです。笑

和尚吉三が双子の弟妹を殺すじゃん? その時の凶器が日本刀とかじゃなくて、包丁、しかも前の場でシャモ鍋を料理するのに使ってた包丁、ってのが改めて生々しく感じられてね。殺し場の凄惨さがより引き立ってるなーって思った。


■(唐突に話が戻ります)さて今日の正午から歯医の予定だったのですが、颱風なのでキャンセルです。家でゆっくりテレヴィジョンでも見ます。

──と思ったら、こんな日に限ってフジテレビは『正直さんぽ』じゃなくて、おれの嫌いなメンツでバスがどうのこうのって番組やってるんだよなー。迷惑です。去年の正直さんぽの再放送とかやればいいのに。


■キョンシー、テンテン、細野晴臣、大盛りいか焼きそば


■いや、おれが知らなかったってだけの話なんだけど、昔『来来! キョンシーズ』ってあったじゃん。あの番組のエンディングの歌、作詞が松本隆で作曲が細野晴臣なんだって。知ってた?

今日は十月十日なので書いてみました。十月十日生まれだからテンテンなんだそうです。


■ところで細野晴臣と云えば、今週末の恵比寿のですね。日曜のやつ行きます。天気が多少気になるところではあります。


■今春に製造が中止されたエースコックの大盛りいか焼きそばですが、今日の夕飯に食べました。製造中止のニュースが流れたあと、スーパーで特売されてたのを見かけて2ヶ買ってたんですね。いつか食べよういつか食べよう、と思ってるうちに、賞味期限が切れてました。まあいいや。

で、久しぶりに食したエースコック大盛りいか焼きそばの感想ですが、えーと、この商品に限らず、年齢とともにカップ焼きそばが「苦手な食べ物」の枠に徐々に移行しつつある、ということを食べるたびに自覚します。かつては好きだったぶん、なんか寂しい。少しずつ、少しずつ、苦手になりつつある。人間関係もそういうのあるよね、とかそういったなんか思わせぶりな一言で文章を〆たりはしない。


■中央パークアベニューのあの屋根は登れる




STUTS, BIM, RYO-Z - マジックアワー (Official Music Video)


■ひょんなことから知ったこの曲のMV(あ、拙僧は令和生まれのナウいヤングなのでPVではなくMVと呼びます)、やにわに冒頭から中央パークアベニューの照屋楽器店の看板が出てくる。「あれっ」と思ってしばらく見てると、コザの路地裏やアパートの屋上、といった画がちらほら出てくる。おー、コザじゃん。明らかにコザじゃん。


■この曲はUCCの「お酒をUCCのコーヒーで割ると美味しいよ! えいっ、えいっ」といった内容のプロモーションの一環として作られたようで、UCCのホームページにはこの曲のMVが埋め込まれるとともに、泡盛のコーヒー割りが紹介されている。泡盛→沖縄→コザ、ということなのかな。

ちなみに、おれがコザに似合うと思う酒は、安い洋物のウイスキーですね。強いて銘柄を一つに絞れと云われたら、ジョニ赤。なんだけど、こんど沖縄に帰ったときは泡盛のUCCブラックコーヒー割りも試してみます。


■あー、そういえば沖縄ってUCCの自動販売機が多いんだよな。検索したところ、現在UCCが自販機事業を継続してるのが、唯一沖縄県らしい。うん、UCC、沖縄に似合う。


■しかし、中央パークアベニューのここ、登れるのか。おれもまだ登ったことないです。まあ登る必要もないですが。笑

照屋楽器店


■男子禁制の古本屋


■日本橋にある三井住友なんとか銀行のような、古くて立派な石でできた建物。おそらく、昔は銀行か病院か大学だったんでしょう、その建物の一室をリフォームしてできた男子禁制の古本屋。

その古本屋さんに取材に行ってきました。おれはちんちんが付いていますが、取材ということで特別にお店に入れてもらった。まあ、影響力ありますしね、半蔵商店。


■気持ちよく晴れて、暑くも寒くもない、ちょうどいい気候の土曜の午後。そのお店に行ってきました。前述のとおり古くて立派な石でできた建物、に入って長い廊下を歩くと、古本屋となってる一室が見えてくる。真鍮の把手が付いていたドアは開けたままになっている。

店内に入ると、そこは意外と気持ちいい空間が広がる。ほどほどに明るく、ほどほどに風の通りがいい。大きな窓からは薄いカーテン越しに庭の木々が見える。静かだ。BGMがない。木の床を歩くと、一歩ごとにミシミシ鳴る。レトロでよろしい。店の広さは、そうだな、国立劇場の二階の休憩所くらい?


■店主(もちろん女性だ)の案内で、本棚をいろいろ見せてもらう。品ぞろえが独特で、たとえば漫画コーナーでは、桜沢エリカの単行本の隣に、野沢直子プロデュースの大人のおもちゃ(女性向け)が売っていて、それは一見すると’80年代ファンシーグッズの魚のキャラクターのフィギュアのようにしか見えない。ふーむ。

男子禁制の古本屋だけど、男が書いた本は置いてないのか、というともちろんそんなことはなく、新入荷の棚には高橋幸宏のエッセイがあった。おれが買おうかな。


■──という夢を見ました。なにぶん夢の中のことなので、その古本屋がどこにあったのかまでは特定できないんだけど、東京23区内の「都心部かつ東寄り」のどこかか、福岡市内のどこかか、台湾のどこか、のような気がした。台湾は行ったことないですけど。

野沢直子プロデュースの大人のおもちゃが現実に存在するかどうかは知らない。たぶんないと思うけど、でも、あってもおかしくないような気もする。笑


■消費税、今日から10%になる説


■東京暑いですよね。おとついの日曜なんか、冷やしそうめん食べましたよ。暑かったから。今日も85°Fくらいまで上がるらしいですよ。夏本番ですね。

──なんで摂氏じゃなくて華氏なんだよ…。 (゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )


■今日から消費税が10%に上がるという都市伝説を耳にしました。ウソかホントかはわからないですが、ホントだったら困ったことです。税金が上がったからといって、それにあわせて世間の人々の給料も上がるわけじゃないからね。まあ、お金使わなくなりますよね、ふつうに考えると。


■あと、今年はあと4分の1しかないという都市伝説も耳にしました。ウソかホントかはわからないですが、ホントだったら困ったことです。