■2017/12/29〜2018/1/4は冬休みで沖縄。

■gocoupのシングルは2018年に持ち越し。

■こちらもぜひ。
https://soundcloud.com/hanzo_tv/

■そもそももうバチボコとか云ってる年齢じゃない


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■昨日の夜は会社の同期の送別会でした。

会社を去る某君を囲み、六人で飲んでました。


■しかしこの歳になるとみんななんか、ね、立派なんですよ。

某君はバチボコ有名な世界的外資系メーカーで働いてたり(年俸制)。

某君は勤務先から独立→起業をバチボコ視野に入れていたり(土地を探してるそうです)。

滞米中につき欠席の某君も、アメリカなんとか研究所で研究をバチボコがんばってるらしい(たぶん、ビーカーとかフラスコとかスポイトとかをバチボコ使ってると思う)。


■あと、みんなの会話がね、もう既婚者(結婚予定がフィックスの者を含む)のほうが多くなってるから、

「幼稚園の親子面接が」とか「妊活が」とか「ゼクシィの重さ(物理的にも心理的にも)」とか「子供ができたらダイハツタント」とか「マンションの価格が」とか。そういう話題。

もうそういう年齢なんだよねー。


■ちなみに、みんなのグラスをトータルするとお酒よりもソフトドリンクのほうが多かったです。もうそういう年齢なんだよねー。

送別会は六時スタート、八時終了でした。土曜の夜なのに二次会無し。もうそういう年齢…………。


■いつまでものんべんだらりと生きてちゃいかんな、とか思わないこともない一月の終わり。


■SHAZNA、加藤和彦、市川右近、はなかっぱ


■SHAZNAの(平成28年になって「SHAZNAの」から始まる文章を書くとは思わなかった)『GOLD SUN AND SILVER MOON』っていう'98年のアルバム知ってます?

このアルバムのジャケって、加藤和彦の『パパ・ヘミングウェイ』('79)のジャケに似ているんですね。すごく似ている。市川右近とはなかっぱぐらい似ている。

偶然にしては似すぎだし、パロディにしてはそのまんま過ぎるし、盗作ってこともないだろうけどそれだとあからさますぎる。なんでこんなに似てるんだろう。なぜだろうなぜかしら(実業之日本社・刊)、と思ってネットを検索していたら、判明しました

曲のカバー、みたいな感じで、ジャケットのカバー、と云ったところでしょうか。ちなみにオリジナルのデザインは奥村靫正。ってリンク先にも書いてますが。


■あ、そういえばおれも奥村氏によるYMO『テクノデリック』のジャケットをカバーしたことがあるような無いような。


■やわもち


■食べ物屋で有線から星野源の歌声が流れてくるとメシがまずくなります。半蔵商店でございます。


■この季節にアイスクリームの話なんですが、やわもちおいしいですよね。小さな5ヶの丸い餅がインストールされてるアイスクリームです。

京きなこ

いつもはコンヴィニエンスなストアーで買ってます。が、先日スーパーに行ったらおれがいつも買ってるのとは違うやわもちがあってびっくりしました。コンヴィニエンスなストアーで売ってるのは「京きなこ」なる味で、スーパーで見かけたのは「あずきミルク」という味だそうです。ふむ。違う味があるなんて知らなかった。

あずきミルク


■で、いまメーカーのサイトを見てみたら、抹茶や栗あんもあるみたいですね。食べたい。

京きなこ


■ハーゲンダッツの「華もち」が終わってしまい、これからはいったいどのアイスクリームを買えばいいのだろう、と悲嘆に暮れる日々を送っていたのですが、幸いやわもちに出会うことができたので、さしあたってはおだやかの心のまま毎日を過ごせそうです。


■ごきげんよう等


■昨晩、弟と電話してたら、「タモリ降板後も、司会だけ別の人に変えて『いいとも』を続ければ良かったのに」と云っていた。たしかに。でも、そうもできない事情がいろいろあったのかもしれない。


■あと『ごきげんよう』も終わるらしいですね。あれはやはり、いいとも→ごきげんよう、という一連の流れの中で見る番組だったんだろうな。

後世の日本人のために書き遺しておくと、『ごきげんよう』の前身に『いただきます』という番組があって、その『いただきます』は『いいとも』と同じくアルタからの生中継だったんですね。

なので、昔はいただきますの放送中に、テレフォンショッキングで使った芸能人の顔写真パネルが並んだカレンダーがときどき画面に映りこんだりしてました。そういうところに「生放送感」を感じてました(あれ、この話、前も書いたかもしれない。まあいいや)。

なので、どうしても『いいとも』と『いただきます』(『ごきげんよう』)で一つのセットというイメージがあります。いいともが終わったのでごきげんようも終わる、というのは、わりと自然なことなのかもしれません。


■しかしあの時間帯、ほんとどっこも似たような番組やってるよね…。女性自身と女性セブンと週刊女性を見分けることが人類には不可能であるように、おれもあれらの昼番組の区別がまったくつかない。


■爆笑問題を生で見たことはあるか


■ペットボトルの伊右衛門茶の味が水っぽくなってるような気がします。半蔵商店でございます。


■先週の土曜日はですね、昼は浅草歌舞伎、夕方から国立演芸場、夜は渋谷でDJイベント、という充実ぶりでした。DJイベントはDJする側でなく見る側です。入場料は某氏におごっていただきました。ありがとうございました(その後のラーメン屋は、お返しにおれがごちそうするべきでした……不義理ですいません)。

で、国立演芸場について書きます。

なぜこの場所に足を運んだかというと、第440回花形演芸会、という営みがあったからなんですね。カブキを見に行くために、お隣の国立劇場へ行ったことは2兆回くらいありますが演芸場は初めてです。

で、なぜこの花形演芸会を見に行くことにしたかというと、爆笑問題が出るからです。おまえ、生で爆笑問題のネタ見たことある? おれはない。とりたてて爆笑問題の大ファンというわけではないけど、あの漫才は生で見ておきたい。


■六時開演。前座の『子ほめ』から始まって数組の芸人。15分の休憩を挟んで八時に黒のダブルのスーツを着て舞台に現れた二人は、時事ネタ多めの漫才を15分くらいやって帰っていきました。ふだんは年末年始のテレヴィジョン受信機でしか見られない爆笑問題のネタを生で鑑賞できるなんて、こいつぁ春から。

うまいなー、と思ったのが、漫才中の話題のつなぎ方がほんとにシームレスなんですね。継ぎ目なし。「継ぎ目」を感じさせちゃう、ってのは聞く側がしんどいんですね。漫才にしろ落語にしろDJにしろラジオのフリートーク部分にしろ(ほら、たとえば落語を聞いてて、マクラからハナシ本篇に移ったとたんぐったりしたことありません?)。爆問の漫才は、それを感じさせない。うまい。

それにSMAPだのベッキーだの、いろんな時事ネタがある時期の漫才だったからね。旬な話題がいろいろ漫才に盛り込まれてました。タイミング良かったね。これを見られた人は、おれを含めて運がいいよね。


■他に、ロケット団の漫才(とくに前半)、王楽の創作落語が良かった。

王楽の落語の、実在するスーパーのチェーンの名前を次々あげていくところ、とか、スーパーのレジの人の対応の演技、とか、そのレジの人にクレームを付ける男の演技とか、生々しいリアリティがあった。


■あと、国立演芸場って場所、初めて行ったんだけど、2階ロビーの“狭さ”が良かった。ただ、客席内の左右の壁の、なんにもない殺風景さが気になった。色気がない。これは、国立劇場にも似たようなことが云える。

それと、なんつーか、寄席(と芝居小屋)ってのはやはり、ごちゃごちゃした都市の雑踏にあるもの、なんでしょうな。浅草しかり新宿しかり。国立演芸場ってのは、その寄席を都市空間から切り取って、最高裁判所の横にポン、と置いたハコにすぎない。一種の仮想空間。なので、夜も更けた終演後このハコを出ると、あたり一帯が静まりかえっており(官公庁街+住宅街だから当然なのですが)、寄席で得た昂揚感をプツンと切断される。なーんか侘しさが残る。狐か狸に化かされたような…。

どうでしょう、国立演芸場はいっそ渋谷あたりに移転してみては? 旧「たばこと塩の博物館」跡地とか。シアターDもご近所ですし。


■雪でござんす


トーキョーは雪ですね。今日は一時間ほど早く家を出ようと思います。


■ラジコプレミアムの功罪、というほどのことでもないかもしれないけど


■最近はラジコプレミアムというからくりのおかげで、日本全国どこにいても、他府県のラジオ番組が簡単に聞けるようになりました。

が。


■先日沖縄に帰ってたとき、地元のラジオを聞いてて気づいたのですが、ラジオ番組に県外からの投稿が増えているんですね。どローカルの番組に、「岐阜県の○○さんからのメールです」とか「静岡県の○○さんからのメールです」みたいな、本土のリスナーからのお便りが紹介される。

いや、これはラジコプレミアム以前からあった現象で、拙僧が小学生だった頃から、なんというかラジオ受信マニアみたいな人が県外から沖縄の番組にお便りを寄せたりしてた、という現象は観測されてました。ですが、それは非常にまれな現象で、あくまでごくごく一部の、ラジオに関する技術力とモチベーションが高いマニアだけの話だったんですね。

ですが、ラジコプレミアムの登場で、他府県のラジオにメールを出す、という行為がごくごく簡単になってしまったのですね。


■ローカルラジオがなんでおもしろいかというと、ローカルだから、なんですね。地元の県以外の、46都道府県のことなんかハナっから眼中に入れてないから、地元リスナーに向けた地元の話がいろいろできる。だからおもしろい。

そこに「他府県のリスナーも意識する」という状況が発生すると、ローカル色が薄まり、同時に、おもしろみも薄まってしまう…………と愚考しておるのですが、いかがでしょうか。


■あと、番組パーソナリティーが他府県リスナーからのメールを紹介するときって、「他府県からいらしたお客様をお出迎えさせていただく」みたいな改まった空気が出るでしょ。で、番組の雰囲気がちょっと変わるでしょ。で、番組の流れが一回止まるでしょ。あれがヤなんですよ。

子供の頃、友人の家で遊んでる最中に友人の父親がやってきた時の空気に似てるよね、あれ。

メール送る方もさー、自分が県外人だから特別扱いしてもらえると思ってんじゃねーの。でも読む方も実際に特別扱いするしね。そもそもメールの採用権はラジオ局側にあるわけだからね。送る方も送る方だけど、読む方も読む方だ。


■で、こないだ沖縄でラジオを聞いてたら、チューリップ缶の話が出てきたんですね。で、その後、番組に県外のやつが「チューリップ缶ってなんですか?」ってメール送ってきやがったんだよ。チューリップ缶はチューリップ缶だよ。そんなことの説明に琉球放送の貴重な電波を使わせるなあああ。なんで説明せんといかんね。チューリップ缶、と聞いて理解できない人のための番組じゃないんだよ。いや、理解できなくたっていいから、水だけは差さないでほしい(もちろん、惡いのはこのメールを採用した番組側なのですが)。


と、了見が狭いことをさっきから書いておりますが、何度も書くように、ローカル番組はローカルだから面白いんですね。ローカル番組がこぞって「他府県の皆様にもお分かりいただける放送」をなまじ心がけちゃったりすると、ローカル番組が単なる「三流の全国番組」に成り下がってしまいそうなんですね。そうするとローカル番組がつまらなくなって、誰も他府県のラジオなんか聞かなくなってラジコプレミアム終了……とそこまで破滅的な未来にもならないでしょうが、とはいえ「他府県」を意識しないといけない、という心理的コストがローカル番組のおもしろさを徐々に徐々にうっすら損ねていく、というのは、各地の各番組で観測されてるのではないでしょうか。これが時代の流れ、という便利な呪文を持ち出されればそれで終わりの話ですが。でもさー、ローカルラジオの楽しさって結局ローカルなところにある訳で……ぶつぶつ…。


■銀のさじ書店


そういえばこの三連休中に久しぶりに江古田に行ったら、『銀のさじ書店』が閉店していてチェーンの串カツ屋になっていた……………('A` )

人類はもうダメです。


■今月の芝居は


1/9 国立劇場
1/10 浅草(第二部)
1/11 海老蔵演舞場(昼)
1/16 浅草(第一部)
1/23 歌舞伎座(夜)
1/24 歌舞伎座(昼)

例年のことではありますが、一月のお江戸ではいろんな芝居小屋で歌舞伎をやっております。拙僧の見物予定は上記の通り。あ、もちろん全部安い席ですよ。

ちなみに、1/16は浅草の後、国立演芸場の花形演芸会を見に行きます。生で爆笑問題を見ます。

ではこれから初芝居です。


■胃腸炎だった


■このたびの沖縄では、胃腸炎で倒れておりました。畜生。

12/28の昼から症状が発症。具合がどんどん悪くなって、その日の晩に沖縄市のコザ元気もりもり病院(仮名)で診察&点滴。吐き気と下痢のため何度もトイレに行った(ときには点滴を刺したまま)話なんて、書いてる方も読んでる方も楽しくないだろうから割愛。吐き気だけはあるのに、なかなか吐けないのがとにかく苦しかったな。

不調のピークは12/29で、寝込んでるだけで完全に何もできなかった…。それでも一応は回復していて、12/30の午後からは徐々に外出できるようにはなった。


■で、年が変わるぐらいのタイミングで、吐き気+嘔吐+下痢のフェーズから、便秘+腹部膨満感のフェーズに移行。ここらへんからは回復に向かっている自覚が出てきたので、まあ、気はちょっと楽になる。

胃腸に優しいから、という理由でうどんとヨーグルトばかり食べていた。元日に親戚宅でごちそうを出されるも、スープとティラミスしか食べられなかった。もったいない。


■平常時の健康をようやく取り戻せたのは1/3から(とはいえ、この時点では食欲とお通じはまだ回復しきってない)。つまり、12/28の午後〜1/2の日々は健康でなかったわけです。

実家の二階で、アルコ&ピースのオールナイトの録音を聞くとか、iPadで詰め将棋やるとか、行きの飛行機から持ってきた機内誌を読むとかしかすることがなかった。


■で、あんた、おれは2014年末も同じ時期に大風邪を引いて実家で寝込んでたんだよ。なんだよこれ。正月前後の時期にさー…。なんかの呪いにかかっているのか、これは。

なにかの厄落としだと思いたいですが。


■二〇一六


年賀状二〇一六
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あけましておめでとうございます。昨日、沖縄より戻って参りました。前回の大晦日のエントリを書いた後、改めて年末のご挨拶を書こうと思ったのですが、そのまま寝てしまいました。しょうがないだろ、体調悪かったんだから。

書きたいことはいろいろありますが、とりあえず年賀状の画像貼っておきます。この絵はただの猿です。自画像ではありません。

旧年中はこんなおもしろいブログをご高覧賜り、誠にありがとうございました。本年も引き続きおもしろいのでどうぞよろしくお願いいたします。