■2017/12/29〜2018/1/4は冬休みで沖縄。

■gocoupのシングルは2018年に持ち越し。

■こちらもぜひ。
https://soundcloud.com/hanzo_tv/

■ラジオ、ケンタッキー、愛之助


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■ラジオという機械は、どうも、月に一回「そして僕は途方に暮れる」と「ずっと好きだった」が必ず流れるように設計されている気がする。


■ケンタッキーフライドチキンで骨なしケンタッキーを発注したら、当店では販売終了にて候と云われた。うむ、まあ期間限定商品だからしょうがない。

代わりに、ケンタッキーフライドフィッシュ(ギネスに合いそう)と、あと、久しぶりにカーネルクリスピーを発注した。

骨なしケンタッキーは店舗によって在庫が残ってたり残ってなかったりするらしいです。


募集しているようです(3/6まで)。


■クレムリン効果


■そういえばこれはブログには書いてなかったのですが、昨年の六月に妹が女の子を産んだんですね。なので、めでたくおれもおじさんとなりまして、お盆や正月に帰省した時などはこの姪にドラゴンボールのナレーターのモノマネをしてあげたりしてました。

──ゼロ歳児に伝わるのか? それは…(゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )

この正月に姪に会った時には、まだハイハイ(バイきんぐとアルコ&ピースに居場所を奪われた人たちのことではない)しかできなかったんですが、それでも歌をうたってやると、両手を床についたままお尻だけを軽く振ってひょこひょこ踊る、という技術を身につけていました。

姪の踊り


■(すいません、この文章を書いているまさに今、テキストエディタのカーソルが表示されなくなるというバグが発生しました。どうなってんだ。)


■(あ、直った。)


■カーソルがちゃんと表示されるってすばらしいですね。で、姪なのですが、先日、家の中をハイハイ(バイきんぐとアルコ&ピースに居場所を奪われた人たちのことではない)していたところ、カレー沢薫『クレムリン』の単行本があるのを見つけ、それが気になったらしく、その本を手に取ろうとして、その拍子に人生初の直立に成功したらしいんですね。カレー沢薫のおかげで初めて二本足で立てた、と妹から連絡がありました。

生後八ヶ月にして人生で初めて自主的に手に取った書物が『クレムリン』である姪の今後の成長が楽しみですっていうかおれも早く結婚しないと。


■骨なしケンタッキーなど


■今週の水曜と木曜に大雪が降る、という都市伝説が流布していましたが、結局降らないっぽいですね。しかし、先週にしろ、先々週にしろ、去年の成人の日にしろ、なんで休みの日に限って大雪になるんでしょうか。


■骨なしケンタッキーというのが出た、と聞いて以来、

・一個あたり204kcal→へたなおにぎりやサンドイッチより低カロリー
・炭水化物の摂取を抑えられる
・動物性タンパク質が摂取できる
・小腹は満たせるが、満腹になりすぎない
・国産のニワトリである

という理由で、コンスタントに食べております。

骨なしケンタッキー

仕事中の昼ご飯とかにいいですね。二個食べます。計480円。気まぐれにコールスロー(M)を発注することもあるんですが、そうすると骨なしケンタッキーが2ヶとコールスロー、というかなり寂しい画ヅラの昼食に700円を投じることになってしまい、すごく割高な感じになってしまいます。なので、まあたいていは骨なしケンタッキーと水だけの昼食にします。

この骨なしケンタッキーの商売上手なところは、

「いっやー、おれはモスバーガーのファンなんだけど、モスチキンの原材料って中華人民共和国産だからあまり食べないようにしてるんだよねー。国産ニワトリのモスチキンがあればいいのに」

という層を確実につかんでる点です。もっとも、そんな層が何人いてどれだけ商売のプラスになってるのかは分かりませんが…。

(しかし、同じ骨なしチキンであるカーネルクリスピーの立場はどうなるんだろう。骨なしケンタッキー以前は似たような理由でよく食べていたのですが。)


■先月の電気代が一万を超えました。


■ウゴウゴ・ルーガのピチカート・ファイヴ、から20年


■トーキョーは雪でございました。拙僧は貧乏長屋の三階に住んでおるのですが、昨晩は吹きっさらしの階段が、雪で単なる白い斜面になっておりました。そして今朝は雪で玄関のドアが開きませんでした。うむ。


■といった意味も含めまして半蔵商店でございます。本日は『ウゴウゴ・ルーガのピチカート・ファイヴ』をご紹介します。ナカグロなし、ヴなしの表記がどうやら当世風のようですが、ピチカート・ファイヴをピチカートファイブと表記すると小西康陽に怒られそうな気がします(外国の人名の表記に関する短いコラムを、コニシ氏は記しています。ヴェンダースやオードリィなど)。ピチカートファイブではなく、やはりピチカート・ファイヴですね。ヴ。下唇噛んでヴ。

ま、『ウゴウゴ・ルーガのピチカート・ファイヴ』というピチカートのミニアルバムがございまして、おれはそれをCDだけでなくカセット版でも持ってるんですね。

いわゆるコロちゃんパック

って、以前もこのブログに書いたと思うんだけど、なぜ今日もまた書いてるかというと、先日の2/10で、発売からちょうど20年になってたことに気づいたんですね。20年か……。


おれはこのカセットを二つ持っていて、ひとつは鹿児島市内の、十字屋とかではなくて個人でやってるレコード屋で(この記憶はたしか)、あとひとつは沖縄のブックボックス安慶名店で買ったような覚えがあります(この記憶はちょっと曖昧)。



■CD版には「a television's workshop e.p.」という英題が付されていますが、カセット版の英題は「a children's workshop e.p.」となっております。絵本のデザインも、当然ながらCDのブックレットとは異なります。

絵本(一)

絵本(二)

カセット

肝心のカセットですが、実は買って20年間、まだ再生したことがありません…。CDとバージョン違いとかあるのかな、ないのかな、まあはっきりさせないままでもいいか。


■おれは当時、ウゴウゴ・ルーガもピチカートも好きだったので、このCDをリアルタイムで買ってます。内容は、さらっと聴ける。本式のフルアルバムではない企画盤、って感じで、肩の力が抜けてて良い。全曲ともシングルB面感がある。


■話ちょっと変わるけど、'93年のピチカートはリリース・ラッシュで、「スイート・ソウル・レヴュー」と、『ボサ・ノヴァ2001』と、その別バージョン集の『スーヴニール2001』と、リミックス集『エキスポ2001』と、そのアナログ盤『フリーソウル2001』と、そして「東京は夜の七時」が同じ年に出てるわけですよ。すごいよね。あ、スイート・ソウル・レヴューの前にライヴ盤『インスタント・リプレイ』があった。歌詞カード代わりに通販グッズのカタログが入ってるやつ。

で、この『ウゴウゴ・ルーガの』は、年またいで'94年の作品なんだけど、この'93年のラッシュを締めくくる小さなデザート、という感じで、そのディスコグラフィ上のたたずまいというか存在感も含めて好きなアルバムですよ。

ピチカートはそして、'94年4月にシングル「ハッピー・サッド」を発売して、そこからはまた違った流れのリリースが展開されることとなります。

『ウゴウゴ・ルーガの』のブックレットには、ピチカートのメンバーとして高浪敬太郎の名前はクレジットされてますが、たぶんこの作品にはもうほとんど関わってないと思う(※こちらのサイトによると、「ミー・ジャパニーズ・ボーイ」のアレンジを手がけたのみ、とのこと)(高浪は、'94年10月発売の『オーヴァードーズ』の録音に不参加→脱退)。


■あ、あと、思い出したからつい書いちゃうけど、'93年11月に出た『エキスポ2001』でピチカートの曲をテレックスがリミックスしていましたが、'94年1月に出たテレックスのリミックス盤では逆に小西康陽がリミキサーとして参加してるんですね。

で、『エキスポ2001』では石野卓球もリミックスをやってましたが、半年前の'93年5月には逆に電気の『フラッシュ・パパ・メンソール』に小西がリミキサーとして参加してました。あったなー、そういう流れ。


■なお、このカセット版のジャケは、先日当ブログで紹介したコーネリアスの'94年のツアーパンフにも、コーネリアスの例のCマークのTシャツを着た野宮真貴の写真とともに載っています。

とか、こういうことを書いてると、'90年代は音楽産業がCDやカセットやパンフレットのデザインにお金がかけられた良い時代だったんだなあ、と、つくづく。単にレコード会社にお金があったというだけでなく、デザインにお金をかけるという意識やゆとりをちゃんと持ち合わせてたというか。


■アップルストアあるある


商品が並んでいるテーブルに、フリスクが一粒落ちている。




# ──あるあるかなあ、これは。(´д` ) (´д` ) (´д` )


■ようこそ飯能へ


ようこそ飯能へ


■雪の歌舞伎座、テレビジョン


雪の歌舞伎座、一

雪の歌舞伎座、二

雪の歌舞伎座、三


■こんな大雪の日に歌舞伎見物なんて乙でげすねえ、と褒めてくれるタイコモチがいるわけではないのですけど、昨日は大雪のなか歌舞伎座に行ってきました。昼の部。南北。


■行く時は大雪の影響はなく、意外なほどスムーズに歌舞伎座に着けました。

が、帰る時は電車が遅れたり、電車が止まったり、吹雪のホームで電車を待ったりで大変でした。銀座一丁目から石神井公園まで90分くらいかかった。


■スーパーで食料を買い込んで、夜は部屋でテレビジョンを見ていました。他にすることあるのに。

めちゃイケで使われた効果音に、テレックス「Moscow Discow」のイントロの汽笛を加工したものがあった、気がした。


■他にすることあるのに、ついでにアド街も見ました。浅草特集。この番組、扱うネタが30ヶから20ヶに減ったの? 今週だけ?


■で、アド街にイトーセイコーが出てた。いつも思うんだけど、この人って東京生まれ(検索したら葛飾だって)なのに、なんであんなに肩に力の入った地方出身者みたいな感じになるのかね。トーキョーや浅草や「和」を語る時はとくに。なんかムリしてる感がある。そう感じてしまうのは、云うまでもなくおれもそういう傾向があるからだろうけどさ。

あ、ちなみにバカリズム升野は、イトーセイコーに「いっしょにかっぽれを習わないか?」と誘われたことがあるそうです笑。とつぜん思い出したので書いてみた。

あと、これもアド街に出てたから思い出したんだけど、大黒○家まずいよね。浅草に出かけてわざわざ数十分並んだのにあんなドス黒くてまずい天丼を出されて食事中にみるみる険悪な雰囲気になったので別れた、っていうアラサー男女が年間30組は絶対いると思う。どうでもいいけど。


■で、本日は歌舞伎座夜の部。これから出かけます。


■雪が降ってる日って、アンビエントかドラムンベース作りたくなるよね


■半蔵商店でございますよ。ええ、昨日の夜中にチケットweb松竹のサイトを見てたら、本日歌舞伎座昼の部の、三階席の切符が戻ってきてたんですね。ここ数日サイトをしつこくチェックしてて、ようやく発見したもんだからうれしくてね。

で、カード番号を入力しまして。無事に切符を購入しまして。なにかを成しとげた気になって眠りにつきまして。


■そして今朝起きたら、あなた、大雪ですよ。なんだこれ。出かけるの大変だぞ。

──いや、昨日から雪の予報あったでしょ。(゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )

東京の雪の予報ってたいがい外れない? そういうイメージない? まさか当たるとは思ってなかった…。予報なめてました。すいません。


■そういえば去年の一月も大雪の日に浅草歌舞伎を見に行きました。あんまりにも寒いので、やぶそばで天ぷらそばを食べた覚えがある。

海老蔵がお年玉の挨拶で、「大雪で車が運転できなかったので、20年ぶりに地下鉄に乗って、浅草まで来ました」と語ってました。

高級な舶来物の自動車、などでなく、地下鉄で劇場入りした役者が勤める弁慶、ってのも、なかなかに珍しうございました。


■さて、これから心して歌舞伎座まで参ります。しかし無事たどり着けるかどうか…。('A`)


■あ、小山三さんのセミナー、があるんですね。申し込み締め切りだって。しまった。('A`)


■'94年コーネリアスのツアーパンフ/電気「N.O.」20周年


■ほんに今宵は節分か(←一日遅い)。半蔵商店でございます。

昨日は節分だったので、納豆とオイルサーディンのパスタを、あ、ナカグロ忘れた、納豆とオイル・サーディンのパスタを作って食べました。いちおう豆とイワシということで。節分ぽく。


■でね、昨日はブックオフでこれ買ってきましたよ。なんだか分かります?


コーネリアス


コーネリアスのコンサートツアーパンフ(ナカグロもういいや)です。'94年。A4サイズのハードカバーで、厚さが1.3cmくらいあります。金かかってそうです。たしか表紙はビースティ・ボーイズがやってた雑誌のパロディじゃなかったかな。中身は、写真、コラージュの類、楽譜、クロスワードパズル、歌詞、コーネリアスのVHSの広告、テリー・ジョンスンがわざと俗な新聞広告風にデザインしたピチカート・ファイヴの広告、CTPPの広告、HMVの広告、トラットリアのディスコグラフィー(とはいえ、まだMENU 30までしかない)、などです。ビバ'90年代。渋谷系華やかなりし当時、音楽産業にはこういうものを作る余裕があったんですねえ。

税込み105円、という非常に高額なプレミアム価格がついておりましたが、思い切って買っちゃいました。こういうのって、タイミングと勢いで買わないと、いつまでたっても買えないままになっちゃうからね。


■表の見返しには、コーネリの例のCマークがありますが、裏の見返しにはドクロのマークが入ってるんですね。『69/96』('95)のような雰囲気の意匠は、この時点で既に思いついていた、のかもしれません。

しかしあれですね、当世は音楽作品もデータでダウンロード購入できるようになってしまいましたが、『69/96』なんてあのビニールジャケの手触りや手間暇かかったブックレットもコミでアルバムって感じだよね。こんな感じで音楽とデザインの集合体でアルバムの世界を作る、みたいなのは最近少なくなってる気がします(『69/96』に関して云えば、音楽誌のインタビュー、テレビ出演、カセット版シングル発売も含めて一枚のアルバムと云える気さえする)。


■あ、そうそう、いま思い出したのですが、おととい2/2は、電気グループが「N.O.」のシングルを発売してちょうど20周年の日のようです。

発売当時、ロッキングオンジャパンに、歌詞だけを載せた見開き2ページの広告が出てたなあ。


■っていう30代サブカルおじさん向けエントリでした。


■「スーパーとエディターの間にナカグロなしね!」と秋山道男は云った


このごろ人類がカタカナ語の表記にナカグロを使わなくなってきている、といったアカデミックな問題について前回とりあげたわけですが、今回もその続き。


■今日読んだ、とある雑誌に掲載されたとある人の文章には、

「ロリポップ ルック」
「パンク スピリット」
「アブソープティブ キャパシティ(absorptive capacity←知らんわ)」

と、ナカグロでなく半角スペースを使った表記がありました。

ナカグロの代わりに半角スペースを使う、ってのは、化粧品の長ったらしい商品名の表記とかで使われたりしますが(例:「モイスチャー ヴァイタライズ ナントカ カントカ リキッド」)、地の文で見ることはあんまりないですね。


■ちなみにこの文章におけるカタカナ語表記では、ナカグロなし連結パターンは「アメリカングラフティ」「ドライブイン」「クリームソーダ」「ワンカット」。

ナカグロありパターンは「ファースト・ステップ」の一つのみ。


■まとめますと、

1) この文章には、「ナカグロあり」「ナカグロなし」「ナカグロの代わりに半角スペース」の三つのパターンが混在している。

2) 上記三つのパターン中、「ナカグロあり」の勢力がいちばん弱い。

といった感じですね。ナカグロの出番が減っているばかりか、「半角スペース代用勢」の台頭してきている21世紀日本のナカグロ状況が如実に凝縮された文章となっておりますニャー。って近所の太った猫が鳴いていた。

これはまあ、たまたま目にした文章についてだけの話だから、このサンプルだけでどうこうは云えないけどね。でも、ナカグロの出番が減っている現状をある程度は表していると思う。

しかしなんでファースト・ステップだけナカグロ入りなのかね。


■なお日本語の文章で半角スペースを使ってる例としては、

「結局 国語辞典を買うことになった」

のような文があります。漢字が続くのを半角スペースで避けてるわけですね。でも、個人的にはちょっと、うーん。

そっちのほうが読みやすいかもしれないけどさ、たとえばラジオ番組のナレーション原稿みたいな、限定的な用途の文章の「実用的な読みやすさ」を、必ずしも文章一般に当てはめたり持ち込んだりしなくてもいいと思うのね。すいません、話がずれてきてます。

(しかし半角スペースって、Wordとかならまだしも、昔ながらの原稿用紙ではどう表現するんだろうね。)


■ではナカグロについて話を戻します。

と、書きたいところですが、今日はもう眠いのでこの辺で。

ちなみに、おれはナカグロ状況をニュートラルに観察したいだけであって、「ナカグロあり/なし/半角スペースは混在させず、どれかに統一せよ」とか、そういうことを申し上げたいわけではありません。

個人的にはナカグロにがんばって欲しいんですけどね。(談)