■2017/12/29〜2018/1/4は冬休みで沖縄。

■gocoupのシングルは2018年に持ち越し。

■こちらもぜひ。
https://soundcloud.com/hanzo_tv/

■gocoup『raindrops』について(一)


gocoupという電子音楽レーベルをやっております。gocoupと書いて、ゴクウと読みます。おれが決めた。

で、ここでいう「レーベル」という単語の定義なのですが、メジャーなレコード会社が出資/運営していて云々というものではなく、ようするに自主制作です。自主制作というのは、要するに手作りです。このロックスター自ら、CDケースにせっせとジャケットを挟み、帯を付け、袋詰めしております。まあ、テイトウワ曰く「一人一レーベル」の時代だそうですから。

クラブで20〜30代ぐらいのオンガク好きな人類が初対面の時に「レーベルやってます」と挨拶してきた場合、7割方はこんな↑感じです(残りの3割は、流通業者が仲介して、メジャーと遜色ない体裁でタワレコとかに並んでたりメディアに載ったりします。ちなみに一タイトルの売り上げが3000枚を超えると、メジャーのレコード会社から声がかかるとかかからないとか。声がかかると云っても、三階席から「成田屋!」「中村屋!」と掛け声がかかるというわけではありません。ところで国立劇場の歌舞伎って、上手くない掛け声が多いような気がする。気のせいだろうか)。

つまり、CDが安価にプレスできるようになり、PCの発達で音楽(とデザイン)が比較的簡単にできるようになってからは、レーベルというものを3ピースバンドを始めるとの同じくらいの気軽さでできるようになった、ということです。書くまでもないことですけど。

音楽ファイルを無料で配信するネットレーベルだと、CDプレスやジャケット印刷の手間&コストを省略できる分、さらに身軽に活動できるようです。書くまでもないことですけど。


■なかなか本題にたどり着かないな。まあいいや。

まあ、gocoupというレーベル(自称)をやってます。ということが前の段落では云いたかったわけですね。


■で、このたびgocoupの新しいCD-Rを作りました。CDじゃなくてCD-Rってのが現代的ですね(最近の自主制作界は、「あえてカセットテープでリリース」という流れもあるようですが)。

タイトルは『raindrops』といいます。この『raindrops』については、項を改めて。


■うな重を食べる際のペース配分は


■Wikipediaに書いてあることをいちいち鵜呑みにして生きているわけではないですが、wikipediaによると鰻の旬は「晩秋から初冬にかけての時期」だそうです。別に、出典としてwikipediaを持ち出してこなくてもいいようなたぐいの話ですが、wikipediaを持ち出すと話が早いからね。相手も納得してくれやすいし。この「wikipediaを持ち出したときの話の早さ」にばかり頼って、慣れちゃいかんのだけど。

長々と書きましたが、鰻の旬とは別に、おれは「七月の東京は、鰻」という刷り込みがありまして(まあ普通に考えると土用の丑の影響ですが)、七月も終わりだから鰻でも食べようか、七月は七月で終わりだからな、八月や九月は七月じゃないものな(←なんだか吉田戦車の4コマに出てくる人物が云いそうな台詞だ)、と思いつつ、日本橋へ鰻を食べに行ってきました。入口に柳の木が植えられてるとこ。


■うな重(注文して10分ぐらいで来た)と日本酒(〆張鶴)と税金で5500円くらい(サーヴィス料はなし)。昼食としてはお安くないですが、トーキョーの老舗のうなぎ屋にコストパフォーマンスを求めるほど、おれは馬鹿でも貧乏でも食べログレビュアー脳でもありません。まあ、たまにはこれくらい食べても、罰はあたらないと思います。


■しかし、うな重(うな丼でも可)って、食い進めていくペースと、そのピークがつかみにくい食べ物だと思う。食べ始めたと思ったら、もう食べ終わっている。どういうペースで食べようかと考えてながら箸を進めてるうちに、お重がもう空になっている。

天丼なら、まずインゲン、次にエビ、終盤はカボチャ、みたいにDJ感覚を発揮しながら(←なに云ってんだ)食べ進めていく楽しみがありますが、うな重って、基本は鰻とご飯だけですからね。

牛丼も、基本は牛肉とタマネギとご飯だけですが、食感や味がうな重よりも複雑(というか、変化するパラメータの数が多いというか←だからなに云ってんだ)なので、うな重よりも飽きにくいようになってる、のかもしれない。


■長々と書きましたが、要するに、うな重を食べる際のペース配分は難しい、ということです。


■無事に太れました


■沖縄の男子小学生って、月刊少年ジャンプのことを「太いジャンプ」って呼んでたよね。半蔵商店です。おれは、太いジャンプなんて呼んでなかったけどね。


■さて、この三ヶ月弱、太るためにいろいろ食べてたのですが、おかげさまで体重が7.7kg増えてました。おめでとうございます。ありがとうございます。

以前、浅草の着物屋で「もうちょっと太った方が着物は似合いますよ」と云われ(二つのお店で)、弟にも「不幸そう……」と云われ(そこまでガリガリにやせてなかったと思うんだけど)、これは太らなければ、と決意し、寝る前に大盛りカップ焼きそばを食べたり、銀座松坂屋の地下のパスタ屋でLLサイズ(乾麺で240g)を頼んだりしてがんばった甲斐がありました。

これで、着物も似合うし、不幸そうにも見えない体格になっ……………てるんですかね。どうなんだろう。


■当初の予定では、「食べる量を増やして、ジムもちゃんと通う」というのが目標だったのですが、じつはここ三ヶ月、ジムをサボってました…。三ヶ月もジムに行かないなんて、ニューヨーカー失格ですよね。あー、それにしても三ヶ月分の会費もったいない。約四万。('A`)

でも、この日曜日は、ちゃんとジムに行きました。これから徐々に復活していく予定です。


■で、7.7kg太った現在、着物を着るとき、腹が出てきたので帯を締めやすくなった……気がする。

帯がちゃんと締まるので、着崩れも減った……気がする。襟元もピシッと整いやすくなった……気がする。

「気がする」ばかりですが、まあ、プラシーボ効果も大事、ということで。


■七月大歌舞伎 夜の部 新橋演舞場 7/23


■矢部に司会をやらせず100km走らせる理由がいまいち分かりませんでした。半蔵商店です。

といった意味も含めまして、歌舞伎の感想などを手短に。


吉例寿曽我
猿弥がよかった。

場面転換のとこで、三味線&唄とともに、場面転換の物音(せり上がる舞台のモーター音など)が混じって聞こえてきたんだけど、それはそういうミュジーク・コンクレートだと思いこんでみたら、わりとそれっぽく聞こえました。

しかし、以前も書いたけど、歌舞伎の「だんまり」って、キュートンのポージング芸の元祖だよね。


春興鏡獅子
女形の海老蔵を初めて見た。小姓姿の時は、その長身がやや不利に働いてる部分もあったように思うけども、獅子の精になって出てくるところは、さすが海老蔵ってかんじ。

終盤の毛振りは、頻度も軌道もちょっと安定してなくて不規則だったのが少々残念。でも全体的にはかっこよかった。


江戸の夕映
正直、あんまり期待してなかった。「幕末ものの新歌舞伎」というとこが引っかかってたので。

これは歌舞伎に限らず、あの、「天下泰平のお江戸が、『近代』というものに蝕まれ、侵されていく様」が、個人的に苦手なんですよね。

けど、芝居は楽しめた。ハッピーエンドだしね。いや、ハッピーエンドかな。どうなんだろう。でもまあ、暗くはないので、ハッピーエンドってことでいいんじゃないですかね。でも、江戸の終わりは寂しい。

ドラムンベースのレコードを短い間に次々ミックスしていくかのような、萬次郎のセリフが小気味よかったです。


■海老蔵、芝のぶ、うさぎ(橘太郎ではなく)


■新橋演舞場の七月大歌舞伎、夜の部を見に行って参りました。うん、海老蔵君、なかなか良かったんじゃない(←誰なんだよ)。


■中村芝のぶの舞台写真が出てたので、買いました。芝のぶの写真は初めて買った。


■あと、めずらしく売店で買い物をしました。浮き輪をしている、うさぎのお香立て。

香立て

香立て

すごく気に入ったわけではないが、なんだか、夏を感じてしまって。「波ゆらら」という名前のお香と一緒に買った。


■芝居の感想は、余力があれば後日改めて書きます。まあ感想文と呼ぶほどのもんでもないけど。


■そして今年も、「昔の『テレビ夢列島』って面白かったよなあ……('A`)」と懐古するためだけの番組が8chで夜通し放送されています。


■'80年代前半のCM


■'80年代前半のCMを見てると、効果音やサウンドロゴに、アナログシンセサイザーが多用されていることに気づく。「ピロポロ♪ピロポロ♪」「キュイーーーン」など。最近のCMではこの手の効果音をほとんど耳にしない。


■'80年代前半のCMに出てくるインスタントラーメンは美味そうだ(カップではなく、鍋で作る方ね。念のため)。数えたわけではないのだが、このごろはインスタントラーメンやカップラーメンのCMが減ってるように思う。たぶん、コンビニ店頭のラーメンの棚そのものがテレビCMと同じ役割を果たしてるからだろう。なんて。


■'80年代前半のCMに出てくる日本酒も美味そうだ。このころの日本酒のCMは、ちゃんとした大人の飲み物、というイメージがある。あ、ウイスキーも。もちろん、軽い雰囲気の酒のCMもあるのだけれども。


■'80年代前半は、スクーターのCMが、今よりも多かった。平成23年7月現在、あんまりスクーターのCMを見てない気がする。


■'80年代前半の斉藤ゆう子が出てるCMは、なぜか「シンプルなセットを背景に」「画面中央で」「カメラに視線を向けながら」「一人でしゃべっている」という形式のCMばかりだった、というイメージがある。


■そういえば、なぜ地デジ化するのだろう


先月、ようやく地デジに対応したテレビを買ったのですよ。「え〜? 今さら〜?」とか云ったやつ。おまえは一生ピース又吉似の女としかSEXできなくなる魔法にかかれ。

しかし、石垣島の祖母宅も数年前にとっくに地デジ化が完了してたのに、渋谷ではたらくハイパーメディア小坊主である拙僧が、今の今まで地デジに対応してなかったんですね。びっくりですよね。


■ということで、東芝レグザのおかげで、おれも無事に地デジ対応できたのですが。

「さっさと地デジ(※この語感からしてヤだね)にしねえと、鼻の穴へ屋形船蹴込むぞ」とさんざんCMでおどかしてるわりには、「なぜ地デジ化しなければならないのか」という説明が足りてないように思うんですね。

いや、そりゃ説明をやってることはやってますが、「さっさと地デジにしやがれ」のアピール量にくらべると、「なぜ地デジ化しなければならないのか」という説明の量は、微々たるものとまでは云わないが、やはり少ない。実際、地デジ化の理由について、少しばかり理屈(電波を使う空きスペースがどうたらこうたら)は聞かされたような気がするけど、いまいち腑に落ちてない。いまだに。

地デジ化なんて、お上がやることだからどうせロクなもんじゃないとは思いますが、それでも、地デジ化を急かすばかりで、地デジ化にする理由の説明はアリバイ程度、ってのはどうなんですかねえ。いまさら云っても、もう遅いけど。


■ところで、このように地デジ対応のテレビを買ったのですが、アナログ電波が停波するまでは、地デジではなくアナログ放送で見ることにしております。せっかくのアナログ電波がもったいないじゃないですか。

しかし、アナログ停波の、その日のその瞬間、各テレビ局はどういう画面を放送するのでしょうか。それがちょっとばかり気になる。

ま、ここらへんは週刊文春でやってる『ホリイのずんずん調査』が、停波の瞬間の各局ごとの画面の違いを、どうせ説明してくれるのでしょう──と思ったら、あの連載終わったんだってね、わりと最近。


■弟のあるあるネタ


■弟が、電話でおれに話してくれた、新しいあるあるネタ。↓


「学校の帰り道にある畑って、『アウターゾーン』の単行本が落ちてるよね」


………………なあ、弟。それは、あるあるではなく、単に個人的な経験ではないのか。



■ちなみに、このあるあるを受けて、おれが思いついたアンサーあるある。↓


「道を歩いていると、古いスキャナーが捨てられてることあるよね」


どうですか? (`・ω・´)キリッ

──前提が大ざっぱすぎると思うんですけど…… (゚Д゚ ) (゚Д゚ ) (゚Д゚ )

そうですよね。


■親戚の家あるある


麦茶の味が、わが家とぜんぜん異なる。


■酒豆腐


■七月もそろそろ半ばを過ぎようとしています。さてこの季節、アツアツの鍋が恋しくなりますよね。アツアツの鍋が恋しくなりますよね。なりますよね。

そこで今回は、佐々木久子・著『酒 はる なつ あき ふゆ』という本に出てきた、「酒豆腐」なる鍋料理について書きます。

1)鍋に5合の日本酒を投入する。

2)煮立ったら、カヤの油をさっと色づく程度に入れる。

3)豆腐を、しゃもじで切りながら入れる。

4)ねぎ、しそ、みょうがなどの薬味をフィーチャーしつつ、ポン酢をかけて豆腐を食す。

この本に書かれている作り方は以上です。


■以前、一度だけ試してみたことがあるのですが、このところ、唐突にまた食べてみたくなったので、さっき作りました。食べました。

まず、鍋に安物の日本酒5合を投入(ほんとは高いのがいいんだろうけど)。次に、カヤの油、というのが手に入らなかったので(昭和に書かれた上記の本の中でも「高価で入手しにくい」と記されている)、というかカヤの油というものを知らないので、代用品になるかどうかは分からないがごま油を垂らす。で、豆腐を一丁、崩しながら鍋に入れる。

スーパーで、しそやらみょうがやらが入った「薬味パック」が売り切れてたので、ねぎだけを添えてポン酢とともに食したのですが、うまい。

で、豆腐を食べ終えた後は、牛肉をほんのちょっとだけ(350g)投入、七味で味付けして食べました。その後は〆のうどん玉。


■日本酒とゴマ油の香りがマッシュアップして、なかなか良いです。うどんが少々酒くさくはなりますが、それはまあ当然のなりゆきですので。

最後に残ったダシ(というか酒というか)を捨てるのがもったいないので、ぜんぶ飲んだから腹が少々苦しいのですが、それもまた当然のあれです。

この料理を作って食べたのはこれでまだ二度目なんだけど、なんか、今後も年に一回とか二回とか、そういうゆったりしたペースで作りそうな気がする。


■気を抜いたら九月


■松山、フードセン、タ〜♪(←沖縄人なのにこのサウンドロゴを覚えていないやつは敵。というかむしろ米兵。) 半蔵商店です。


■七月大歌舞伎は、昼の部は初日に見ましたが、夜の部はだいぶ間を空けて7/23に見に行くことにしました。そのころなら海老蔵もカブキ慣れしてきてると思うので。


■この夏は、部屋のカーテンを取り外してスダレというやつを取り付けたい、と思ってるのですが、そろそろ実行しないとな。気を抜いたら七月八月を通り越してすぐ九月ですよ。敬老の日ですよ。


■新しいノートPCにいろいろソフトを一通りインストール。でもまだ旧PCからのデータは移行してない。早く移行しないと、とはちょっとは思う。でも、移行してもたぶんそのデータを活用しない気が、とてもする。なので、移行しなくてはいいではないか、と思う。

なんか、年中こういうこと考えてるな、おれは…。


gocoupの新しいののジャケットができあがりました。あとは盤です。もう少々お待ちください。


■七月は一ヶ月しかない/衝動買いが出来ない


■東京の街歩きにくわしい文化人のエッセイに書いてあったとか、そういうわけでは別にないのですが、七月の東京がいちばん東京らしいように思います。

ですが、七月は七月しかやってませんので、八月や九月はもう七月ではありませんので、せいぜい七月のうちに七月を楽しみたいものですね。

──と、来年の七月も書くと思います。おれは。


■先日、着物屋に夏物の羽織を探しに行きました。

いい羽織は見当たりませんでしたが、夏物のいい帯が見つかりました。

予算的には問題なかったのですが、

「いっやー、たしかに夏っぽい帯だし、予算的にも問題ないんだけど、きょうはあくまで羽織を買いに来たわけだからな−。帯はなー。いま弊社では募集してないんですよ、帯は、ええ」

って感じで、けっきょくは帯を買わずに帰りました。

が、店を出たあとで、

「夏物の帯は一本も持ってないんだから、一本ぐらい買ってはいいではないか」
「夏は短いんだから、どうせ買うんならむしろさっさと買った方が、帯を締める機会が増える分、お得なのではないか」
「おれが買わなかったら、他の誰かに買われちゃうかもしれないではないか」

と、“衝動買いしなかったこと”に対する疑念がふつふつとわき上がりました。

このように、衝動買いしたことではなく、“衝動買いしなかったこと”を後悔することが多いです。

衝動買いはなるべく避けるというのがポリシーなのですが、このごろは、むしろこのポリシーのせいで失ったり逃したりしてるものの方が多いのでは、と、最近は思ったり思わなかったり思ったり。


■土曜日、何とかというテレヴィジョンの番組で『高い家賃の部屋に住んでる若手芸人ランキング』みたいな特集をやってました。

売れてる若手芸人は、家賃二十万前後の部屋に住んでたりするものなんですね。

ちなみに、おれの友人の芸人某君(32)の住んでる中野区の部屋の家賃は二万五千円です。


■gocoupの新しいのが、もうすぐ出来ます。


■パスポート、チョウシ屋、ふたたび銀座事変、日本橋三越、義経千本桜


■128年間生きてきて、ようやく初めてパスポートというものを作ることになりました。というわけで昨日は、有楽町県のパスポートセンターへ出向いて、申請の手続き。こういう手続きって、どうせ「書類を書き間違える」だの「間違った列に並んでしまう」だの、そういうめんどくさいミスをして時間がめちゃめちゃかかるんだろうなーと思ってたのですが、あっさり30分足らずで終わった。パスポートという物質が化学的に合成されるまで約一週間くらいかかるので、できあがったら日を改めて受け取りに行くというシステムらしい。ちなみにパスポートはファッション感覚に合わせて(←違う)赤か紺かを選べるのですが、迷わず赤を選びました。ビールは小瓶に限るように、パスポートは赤に限る。


■で、この日の仕事はこれですべて終了したので、平日の午前中だというのにビールを飲みに行きました。いいじゃないですか、パスポート申請という大事業を成し遂げたんだから。ビールの後、染五郎がテレビで紹介してた、大きいサンドイッチを出す東銀座の某喫茶店に。ツナサンドセットを発注したら、「一かたまり、二かたまり」と数えたくなるようなサンドイッチが二かたまり出てきた。キューブ状。その他、大盛りのサラダ、濃厚コーンスープ、オレンジジュース(飲み物は選べます)で千円。これでけっこうお腹いっぱいになったんだけど、歩いて近所の「チョウシ屋」へ。ここのコロッケサンドがうまい、とは前々から聞いてたのですが、なかなか試す機会がなかったので立ち寄ってみました。コロッケサンドを購入。二百五十円。近所の公園のようなスペース(←って、それは公園ですね)で食べる。衣の粒がサクサクして美味しい。満腹。


■さて、満腹はいいのだけれど、食べ終えて数分後に、あの『銀座事変』のような症状(くわしくはこちらを)が現れてきた。うわー、これは困る。ノドの奥がチクチク痛くなり、濃い鼻水がどんどん出てくる。今回は前回よりも軽い症状で、また二回目ということもあるからわりと冷静に対処できたんだけど、困るもんは困る。銀座事変以来、「龍角散ダイレクト」とノドスプレーを携帯するようになったので、それでなんとかしのいで、デパートのトイレでトイレットペーパーを拝借してハナをかむ。なんとか乗り切る。なぜ、おれみたいに真面目に生きてる人間がこんな目に遭うのだろう。


■しかし、原因が不明だ。もしかしたら、「喫茶店で出される冷水」にあるのではないかとちょっとにらんでいる。前回も今回も、症状が出る直前に銀座の喫茶店に行っている。この地域の水道水に含まれてるなんらかの物質が、おれの体質に合わなくて、それが症状の原因になっている──ってことはないだろうか。


■それはさておき、日本橋の三越へ移動。鈴木Q太郎っぽい店員さんから、大峡製鞄の定期入れを購入。5年くらい使ってた、渋谷のどこだかで買った定期入れがいい加減くたびれてきてたのです。ちなみにおれは財布と名刺入れも大峡製鞄です。まあ銀座の三越で買っても良かったんだけど、三越はどちらかと云えば日本橋のほうが好きです。


■その後は国立劇場で歌舞伎。『義経千本桜』渡海屋の場、大物浦の場。平日だから中学生の大集団が来てて(学校の行事だと思われる)、こいつらが騒ぐ騒ぐ。開演直前、会場が暗転しただけで、クラフトワークのライブでロボットが出てきたかのような大歓声。観劇の感想ですが、えー、中学生の団体が来てない日に再見しようと思った。


■で、国立劇場に来るたび、売店で売ってる河東節のCDを買おうかどうか迷うんだなー。と云いつつ、今回も迷って、今回も買わず。そういうCDが、誰しも三枚くらいあるものだ。あるよね?


■コンヴィニエンスなストアーにて。二つ。


■先日、コンビニで税込み105円の物質を買い求める際に、1005円を店員に差し出したところ、おれが生まれながらにして持っているカリスマ性に圧倒されてしまった店員が、お釣りを9000円も渡してきました。

でも、おれはいい人なので、「いや、9000円ではないですよ」と指摘して差し上げ、正しい額のお釣り900円をもらって店を出ました。


■先日、コンビニで半熟ゆで卵を買いまして。で、それをいざ食べようとして、ゆで卵にヒビを入れるため、机にコンと勢いよくぶつけたところ、液状の白身がものすごい勢いでほとばしってきた。服にかかった。

なにごとかと思ってパッケージをよく見ると、それは「半熟ゆで卵」ではなく、「温泉たまご」でした。同じメーカーがシリーズで出してる商品で、ラベルのデザインがよく似ていたのです。こんな危険物をコンビニで売るんじゃない!!!!

──なんという責任転嫁。(゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )

で、卵の白身なんていう、洗濯難易度(?)の高い物質がかかってしまった服は、クリーニングに出さざるを得ませんでした。高い卵。


■さて、gocoupの新しいのがそろそろできあがりますので、よろしくお願いします。


■半蔵商店みたいな


茂木ブログ

たまたまモギケンイチロウのブロッグを見たら、最新エントリが海老蔵の話で、その次がコザの話だった。なんか、半蔵商店みたいな並びですね。

ゲート通りの「オーシャン」行ったんですね、モギ先生。おれはまだ行ったことないなあ。タコスとフライライスが美味しいらしいです。


■七月大歌舞伎 昼の部 新橋演舞場 7/2


■西麻布でボコボコにされて以来、初めて海老蔵が歌舞伎に出るということで、行ってきましたよ、新橋演舞場昼の部初日! 一階席後方、上手よりの席で見ました。


■昼の部はまず『義経千本桜(鳥居前)』で、そのあとの『勧進帳』で海老蔵が登場。久しぶりの海老蔵に、場内からは割れんばかりの拍手が起こりました。

しかし、しかしですよ。

えー、これは個人の感想ですが(←通販の健康食品かよ)、正直、海老蔵は、

出てきた瞬間がピークでした…(※個人の感想です)。


■や、長いブランクがあったわけだし、まだまだ初日ということもある。(助六などではなく)勧進帳の富樫という役柄だった、ってこともあるかもしれない。また、おれも海老蔵特番(『プロフェッショナルの流儀』h22/8/19)で見たタイプの海老蔵を期待しすぎてたのかもしれない。

原因はいろいろあるだろうし、一時的なものだと思いたいが、しかし、海老蔵のオーラ(と、便宜上こう呼んどきます)があんまり感じられなかった。声にもそれは現れていて、ちょっとハリがないというか…。ま、見た目はかっこいいんだけど。


■でも、当日の新橋演舞場の入り口は、人類であふれかえっていて、テレビ局や雑誌社とかも来てて、昨年四月の歌舞伎座前にはさすがに及ばないもののそれを思わせる大賑わいでした。歌舞伎の劇場をこれだけ賑やかせるのは、やはり海老蔵ですね。

↑と、書くと安易な文章に見えるかもしれないけど、実際、当日のロビーや客席は、「海老蔵見るぞ、芝居見るぞ (゚∀゚) (゚∀゚) (゚∀゚)」という熱気がいつもよりみなぎってたと思うし(もちろん海老蔵目当てじゃない人もいるはずですが)、その熱気を味わえたのは良かった。


■復帰初日


■團十郎の息子さん(名前なんだっけ? 思い出せん)が、本日いよいよ歌舞伎の舞台に復帰します。

日頃の行いが良いので、本日の初日昼の部のチケットを無事手に入れることができましたので、見に行きます。

いや、ヤフオクじゃないよ、ちゃんと松竹のサイトで買ったよ。けっこう戻ってくるもんなんですよ。


■そこで昨晩は、予習として、昨年8月に録画したまままだ見てなかった『プロフェッショナルの流儀』というテレビ番組の、團十郎の息子さんスペシャルを見ました。

うーん、ワイドショー的にいろいろあるけど、やっぱりすごい、息子さん(誰だよ)。


■新宿二丁目で飲んでたときに酔っ払って千原ジュニアにキスした件の方が、西麻布の一件よりはるかにイメージダウンだと思うんですけど、それはさておきこれから息子さんの復帰初日を見てまいります。