■2017/12/29〜2018/1/4は冬休みで沖縄。

■gocoupのシングルは2018年に持ち越し。

■こちらもぜひ。
https://soundcloud.com/hanzo_tv/

■次のgocoupは雨音のミックスCD、という件についてもう少々くわしく


gocoupの次作は、市販されている効果音CDから抜きだした、多種多様な「雨」の音だけで構成された、60分間のノンストップミックスCDです(※厳密にはCD-R)。

ノンストップミックスというと、16分音符のシンセベースが永遠にテケテケトコトコテケテケトコトコ鳴ってるような80年代ディスコの気分になるんですが、それはさておき。


■大雨、小雨、雷雨、五月雨、夕立、森に降る雨、アスファルトに降る雨、水たまりに降る雨、などなど、ジャンルにとらわれず(←CDの帯にありがちな表現)いろんな雨を収録しています。

短い雨は数十秒ほど、長い雨は10分ほどで、2種類の雨が同時にミックスされてる箇所もありますし、左chと右chで別々の雨が降っているところもあります。


■なぜ、一枚のCDの中で、いろいろな種類の雨を降らせてるのかと云いますと、「いろんな種類の雨を途切れることなく聞けるCDってあんまりないな」と思いまして。

というのも、たいがいの効果音CDって、

「雨(a)」数十秒 → フェイドアウト →「雨(b)」数十秒 → フェイドアウト 「雨(c)」数十秒 → フェイドアウト

といった流れを繰り返すじゃないですか。これだと中断が多くて、リスニングにはちょっと向きません(まあ、効果音CDはリスニング用に作られたわけじゃないので当たり前なのですが…)。

雨音が長尺で収録されている効果音CDもあるにはあるんですが、それは聞いててあまりにも変化がないんですね(まあ、雨音がいろいろ変化してったら、それは効果音CDとしての用をなさないので、これまた当たり前なのですが)。

なので、いろんな種類の雨を60分間、途切れることなく聞けるようにしたわけです。


■とはいえ、コンピューターが人類を支配する超高度情報化社会である23世紀の現在、雨の音が聞けるサイトもインターネット上にありますし(例:http://www.rainymood.com/)、YouTubeにもいろんな雨がアップロードされています。

無料で雨が聞けるこのご時世に、なぜ雨音のCDなんだ、とおっしゃるお侍さんもいらっしゃるとは思いますが、まあ、いいじゃないですか。こういうCDもある、ということで。


■念のため書いておきますが、これは「雨音をMax/MSPで徹底的に加工して作り上げた音色で作曲したドローン風アンビエント」とか、「雨音を128段階の数値データに変換し、そのデータをノートナンバーとしてMIDI制御されたシンセサイザーに読み込ませ(以下略)」といった、そういうあれではないです。あくまで雨音のみ。

また、誤解する人がいるといけないので書いておきますが、「超高音質なフィールドレコーディング!!」とか、「臨場感あふれるリアルなバイノーラル録音!!」とか、そういうのでもないです。


■と、いろいろ書きましたけど(書きすぎましたけど)、こういうCD(CD-Rです)が近日できあがりますよということで、よろしくお願いいたします、ひとつ。


■次のgocoupは、雨音のミックスCD


■Hey let's enjoy 本土決戦、半蔵商店です。


■さて、gocoupのお知らせです。

gocoupの新しいやつが近日完成します。第七作目にして、電子音を全く使ってない作品です。

どういう作品かと云いますと、雨音のミックスCD(厳密にはCD-R)です。

もうちょっと正確に云いますと、「市販の効果音CD(複数種)に含まれている雨音を集め、60分間ノンストップミックスしたCD-R」です。


■昨日、エンジニア氏からPMCD(※マスター盤のようなもの)が送られてきまして、あとはジャケットの印刷です。


■えー、このCD-Rについてもうちょっと書きたいのですが、今日はちょっと早く出かけるので、またいずれ。


■ところで一昨日のテレホンショッキングで、愛之助の「実家が船のスクリュー工場」という話に、タモリがやたら反応してましたね。タモリ倶楽部でスクリュー特集があるときは呼ばれそうな勢い。


■六月大歌舞伎 夜の部 新橋演舞場 6/25


■メンバメイコボルスミ11、半蔵商店です。


吹雪峠
夜の部はこれが一番良かった。サイトに載ってたあらすじから、かなり陰惨でドロドロな話かと思ってたけどそうでもなく、ところどころ笑いも起きていた。

けど、ドロドロならドロドロで、もしくは、笑いなら笑いで、とどっちかに絞った方が、芝居の存在意義が明確になるような気がしました。すいませんね生意気云って。

しかし、なぜ六月に、雪山が舞台の芝居なんだろう。雪山のセットを見ながら涼め、ということでしょうか。


夏祭浪花鑑
前半は良かったのに、「長町裏」からちょっと失速した感が…。この感じ、一月の『浮世柄比翼稲妻』の鞘当に近い。

失速の原因の分析は、おれの手に余ることなので、書かない。けど、「新橋演舞場は歌舞伎座ではない」という、あまりにも当たり前な事実が、ちょっと関係してるような気がする。

ところで、あのチェックの浴衣、良いね。


かさね
夜の部の一番最後なんだから、もうちょっと明るい演目にすればいいのに、と思った。


■以上、季節感やら休憩時間の配分やらがアンバランスな今月演舞場夜の部でした。

あ、久しぶりに「めでたい焼き」を食べました。焼きたてでした。


■それと、今日は愛之助がテレホンショッキング出るから録画予約しないと。


■タモリを待たせる/コクーン再見


■福井さん福井さーん(←料理の鉄人)、半蔵商店です。


■今日、たまたま会社のテレビでテレホンショッキングを見ていたら、ゲストが河村隆一で、紹介する友達が片岡愛之助で、愛之助に電話をかけるも愛之助は舞台で本番中で、代わりにマネージャーが電話に出て、そのままCMになって、ようやくCM明けに愛之助が電話に出て、場の流れで河村隆一も次のコーナーになぜか参加して、という謎の流れになってました。

おれは年に数回しかテレホンショッキングを見ないのですが、これは珍しいものを見た気がする。いやー、なかなか生放送中のタモさん待たせらんないっすよ−。大物だな、愛之助。

新橋演舞場のタイムテーブルを見ると、『頼朝の死』の終演は12時28分だから、舞台が終わるか終わらないかのタイミングだったんですね。


■さて、話が前後しますが、昨日はコクーン歌舞伎を再見いたしました。

うん、正直、サプライズ目当てってのはある。(サプライズだとあらかじめ知ってるなら、それはサプライズとは云えないのではないか、というのもある)。でも、今年のコクーンは初日に見て、良かったので、日を改めて再見しようと思ってたのも事実です。

初日は上手の立見席で、昨日は下手の立見席でした。いずれにせよ立見です。

勘太郎を見て(聞いて)、「勘三郎に似てる」と思う瞬間が(当たり前と云えば当たり前ですが)、初日よりもだいぶ多かった。これは役者の演技がそう変わったからなのか、おれの感覚が変わったからなのか、どっちかはわからない。

国生が、始終、困った顔と弱った顔しかしてないのに気づいたのが面白かった(まあ、そういう役どころなので…)。

あと、ラストシーンの走馬燈のような回り舞台が良かったです。

そして、ちゃんと(という表現も妙ですが)、サプライズもありました。


■去年のコクーン歌舞伎を見終わったとき、おれはもうコクーン歌舞伎を見ないかもしれない、とすら思ってたんですよ。ええ、正直、去年のラストシーン、良くなかったですから。でも、心折れずに今年もコクーンに足を運んでよかった。


■部屋の片付けなんていつでもできるのに


■今日は夏至でした。今年も終わりです。


■さて今日は、コクーン歌舞伎を再見しに行こう……と思ってたのですが、ちょっと迷ったあげく、やっぱり今日は部屋でも片付けていよう、と思い直し、行くのを止めてしまいました。


■で、先ほどネットを見たらこういうニュースが。

……………………(・ω・)

素直にコクーン行っとけば良かったかも。だいたい、平日の夜に、部屋なんてたいして片付かないんだからさー。


■おれは物もちが良すぎるのではないか[パソコン篇]


■連日の報道にありますとおり、先月ノートパソコンを買い換えました。有名な話ですが。

ノートパソコンも、テレビと同じで、壊れかけのものをなんとかだましだまし使ってたけど、スペースキーがもげたりして、とうとう限界に達したので、やむなく買い換えたという感じです。ここまでくると、ものを大事にしてると云うよりは、単に執着してるだけのような気もします。


■さて、2003年末に買った旧ノートパソコン(東京芝浦電気のダイナブック)と、先月買った新ノートパソコンを比較してみると、次のような表になりました。

比較表

って、まあ、8年前のパソコンと比べたところで、スペックに大差がつくのは当たり前ですよね。

特筆すべきは、この旧パソコン、有楽町にあったソフマップで買ったんですね。いま、有楽町にソフマップがあったなんて話しても、誰も信じてくれないかもしれない。ソフマップの人でも信じてくれないかもしれない。あと、ラオックス晴海トリトンスクエア店は、社内でもなかったことになってるかもしれない。話がそれてるかもしれない。


■新しいパソコンは、秋葉原のパソコン工房で買いました。当初はドスパラで買おうとしたのですが、パソコン工房の方が、ノートパソコンのボディーのデザインがうるさくなかったんですね(※個人の感想です)。なので、パソコン工房にしました。

新しいパソコンは、スペックも高いですが、いらんファイルやソフトがない、なんか「まだ垢がついてない身軽な感じ」がいいです。ここ最近は古いコンピューターいじるたびに、なんらかの小さいストレスを感じ続けてたな、と改めて実感。パソコンなんて、8年も使い込むもんじゃないですね。


■おれは物もちが良すぎるのではないか[テレビ篇]


■2003年の4月(昔だ)から昨日の朝まで、無印良品の14インチのテレビデオを使ってました。もちろんブラウン管で、もちろんアナログ放送です。

230620_muji_1.jpg

この無印良品の14インチのテレビデオは、このように上に物が置けてたいへん便利です。見ようによっては、初代マッキントッシュに似てる、とも云えなくもない。

230620_muji_2.jpg

■ですがこのテレビデオ、一年くらい前から(もっと前から?)調子が悪くなり、たびたび画像が乱れるようになったんですね。

で、その際は、「ここを60度の角度でたたくのがコツよ」みたいな、壊れたテレビを直すときののび太のママの台詞を思い出しながら、テレビの上部をリモコンの尻でコンコン叩くと、なぜか画像が元通りになります。

でも、ある時期からこの技が通用しなくなったんですね。で、その次に発見した技がありまして、これはちょっと乱暴なんですが、テレビデオ全体を傾けて5〜10cmほど浮かせ、そのまま手を離してガタンと落とすと、なぜか画像が元通りになります。

その後も、テレビデオの下にボールペンやメモ帖を挟んで、少しばかり傾けたままにしておくと画像が乱れにくい、とか、そういうテクニックを発見したりしてまして。


■そういうふうに、2003年製のテレビデオをごまかしごまかし使ってたのですが、このごろは画像が乱れてない時間よりも乱れてる時間の方が長いことがあったり、さらにはなぜか自動的に電源が切れるなどという謎の新機能(新機能ではないと思うが)が搭載されたりで、もうさすがに寿命だと思ったので、このたびテレビを買い換えました(まあ、普通、もっと早い段階で買い換えるような気がする)。


■で、昨日の昼に届いた新しいテレビは、東京芝浦電気の「レグザ」という商標のテレビで、大きさは19インチです。

230620_regza_1.jpg

なぜ19インチかというと、

1)独身男の部屋に47インチだの52インチだの大画面は、どちらかというとわびしい何かがあるから。

2)大画面でニュースやドキュメンタリーや情報番組を見てると、なんか洗脳されてしまいそうだから。

3)部屋では映画をほとんど見ないし、テレビゲームもほとんどやらないから。

4)スペースの節約。

などの理由が挙げられます。

ちなみになぜレグザかというと、レグザのパネルはちょっといいパネルらしいです。くわしくは知らない。


■24インチくらいの液晶テレビを買って、PC用ディスプレイと兼用にする、というのもちょっと考えたんだけど、「PC用とテレビは分けといたほうが良かったー」とあとあとに思いそうな予感がしたので、それは止めておきました。

あと、PC用ディスプレイと兼用した場合は、なにかとケーブル類がごちゃごちゃするのではないか、という懸念もありました。まあ、すでにごちゃごちゃしてますけども。


■ちなみに、この新しい液晶テレビに初めて電源を入れてみたところ、

230620_regza_2.jpg

ちゃんと、カタカナの「イ」が表示されました。

──いや、それはウソだ。(´д`; ) (´д`; ) (´д`; )


■六月大歌舞伎 昼の部 新橋演舞場 6/18


■千之助、すごかったですねえ、見ましたか、あなた、連獅子。

なんつーか、動きに迷いがない。基本、しっかりうまくて、ときどき軽妙なとこも見せる。でも、子供らしいかわいさに頼っていない。凛としてる。そして、たおやか。

十一歳なのにすごい、とも云えるし、十一歳だからこそ持ち得るすごさ、とも云える。どっちにしろすごい。

で、仁左衛門との対比が、また画になってる。

この時期の千之助は今しか見(ら)れないわけですし、そもそも『連獅子』においては祖父+孫という組み合わせからしてレアらしいので、見てない人は見といた方がいいと思った。


■『頼朝の死』(安直なタイトルだと思う)は、その題の通りあんまり明るくない芝居で、「八方ふさがり感」がただよう。

時代物(って呼んでいいのかな、新歌舞伎の場合でも)の染五郎は、少々くささを感じる部分があると思ってるのですが、そこも含めて好きだったり。

後半、子役君が舞台上で居眠りしてたように見えたんですが、えー、まあ、そういうこともある。


■『石切梶原』は、赤っ面が良かった。歌昇。


■ちなみにこのエントリは、先日買った新PCで書いた初めてのエントリです。ようやく新PCが使える状態になりつつあります。ようやくにも程があるけど。


■杉本文楽 曾根崎心中


■團十郎の息子さん(誰だっけ? 名前忘れた)が、ついに来月の七月大歌舞伎で復帰します! がんばれ! 息子!(名前なに?)

ということで、チケットは取れましたか皆様。拙僧ももちろん、昼の部は復帰初日(7/2)の切符を狙ってたのですが、法力がいま一歩およばず、7/3を取ることにしました。まだまだ修行の足らない小坊主です。とはいえ、ヤフー某クションを使ってでも買おうかなーと思わないこともないです。

チケットweb松竹では、昼の部だけきれいに売り切れてますね。画面が壮観です。


■さて、おれは昨年三月から歌舞伎を見始めてるのですが、「能や文楽ってのも見てみたいなー」とも、わりと早い段階に、うすうす思ってはいたのですね。

でも、うすうす思ってただけで、実際に足を運ぶのは歌舞伎一辺倒で、能や文楽を見に行くことはありませんでした。

が、このたび文楽のチケットを初めて買いましたよ。これ。

『杉本文楽 曾根崎心中』

写真家の杉本博司が手がける文楽、だそうです。

なんで買ったかというと、文楽方面にほとんど(まったく?)アンテナを張ってないにもかかわらず、「これは見たほうがいい」とピンと来たんですね。で、切符を売ってたから、買いました。あんまり説明になってなくてすいません。

公演までまだ間があるので(八月)、文楽の入門書などを読んでおきたいと思います。


■で、このエントリで何が云いたかったかというと、ようするに、杉本文楽と杉本高文(明石屋さんまの本名)ってちょっと似てるよねということです。


■あー、ぜんぜん関係ないけど、田中フミヤっていまベルリン在住なんですか? WIRE11のフライヤーに「FUMIYA TANAKA(BERLIN)」って書いてあったんですけど。


■やな広告


■『巨人の星』のキャラクターをパロディーっぽく広告に使用するのを、憲法で禁じてほしい。とっくに飽きてるうえに、暑苦しい。


■あと、3〜8歳ぐらいの子供に、変な着ぐるみとかかぶりものとかをさせて広告に出すのも禁止してほしい。たいしてかわいくないので、見てるこっちがなんかいたたまれない(ああいうのって、製作者側はかわいいとでも思ってるんですかね、最近だと、たとえば三菱の液晶テレビのCMとか)。


■オノデン


■「オーノーデーン坊やがー、どうしたこうしたー♪」という、地方出身のおれには全然おなじみでもなんでもないCMソングでおなじみのオノデンに、昨日、行ってきました。

というのも、ディジタル・カメラと、テレビジョン受像機を買い換えようと思ったからであります。


■デジカメとテレビを買うと決めたとき、まあ秋葉原行くことにしたんですよ。

で、おれは、デジカメはさておき、テレビのような日用家電を秋葉原で買ったことがなかったんですね。

で、秋葉原で日用家電を買うとしたら、まあ、石丸電気かオノデンだろうなー、と漠然とイメージはしてたんですよ(秋葉原まで来て、ヨドバシなんかで買い物したくないしね)。

で、石丸電気とオノデンに行ったのですが、オノデンのほうに目当ての機種があったので、オノデンでデジカメとテレビを買いました。


■初めて行ったんだけど、良いですよ、オノデン。昭和の秋葉原という感じで。

うん、なんの刷り込みかは分かんないんだけど、おれは、“秋葉原”と聞くと“'88〜'90年ごろ”ぐらいの時代を想起してしまうんですね。もちろん、そのころの秋葉原なんて行ったことないんだけど、

「真っ黒なCDコンポ&LDプレイヤーや、まだまだごつい形のコードレス電話機や、ワープロ専用機がずらずらと並んでる感じ」

みたいなのをちょっとイメージするわけです。あと、テレビも、ソニーの「プロフィール(という機種)」が並んでてほしい。

──って、なんか話がずれていきますが、まあとにかく、オノデンの持つ雰囲気は、上記の88〜90年という時代とはまた異なる昭和っぽさなのですが、オノデンに昔の秋葉原の名残りのようなものを感じた、ってことを云いたいんじゃないかな、この文を書いてる人は。

# あと、オノデン、値段もなかなか安かったです。
#
# それと、「秋葉原=88〜90年」という刷り込みは、
# 当時CMソングのメドレーを作ってたCM NETWORKというユニット(?)のシングルが影響してそうな気がします。
# 石丸電気の歌とか入ってたので。


■日本語版『WIRED』


■日本語版『WIRED』が復活したそうです。始まってますよ。'90年代始まってますよ。時はまさに'90年代ですよ。

ということで、さっそく買ってきました!

デジタルボーイ

ケイプエックス

うん、上の写真は'95年の『デジタルボーイ』『CAPE-X』です。本文に別に関係ありません。

しかし、CAPE-X覚えてる人って、地球上に70人くらいしか残ってないような気がする。


■それはさておき、久しぶりの日本語版WIRED(以下、単にWIREDと記す)ですが、安いですね。値段を見ずにレジに持ってったら、480円と云われてちょっとびっくりしました('90年代のWIREDはもっと高かったよなー)。リーマンショック以降の時代を生きざるを得ない人々に合わせた価格設定なのでしょう←適当に書いてます。

で、中身なんですが、まず、デザインが、うーん、なんか普通。昔のWIREDのほうが未来だったな。金とか銀とか蛍光色とか、いろんなインクを使ってて。で、そういう未来っぽいデザインを目にするのもWIREDをめくる楽しみだったような気もする。


■あと、載ってる記事も、あんまし未来を感じませんでした。インターネットやらインターネット社会やらが「ハイテクな近未来」ではなく、「単なる現実」となってしまって、夢が広がるディスクシステム、ってわけにはいかなくなったからかもしれません。いまがもうとっくに未来だから、未来に夢を見られなくなってるのかもしれません。

っていう傾向の文章はお気に召しませんかそうですか。

まあ、おれが年をとったからというのもあるし、そもそもWIREDは別に「未来専門誌」じゃないしね。おれは、未来未来いいすぎてるよな、この文章で。でも、おれはWIREDの未来っぽいとこに惹かれていたのもまた事実で。


■あ、すいません、いまめくってて、ARなんとかという記事があることに気がつきました。未来ですね。そういう未来っぽいことをするための機械を持ってなくてすいません。


■そういえば、細野晴臣(上の『CAPE-X』の表紙にもなってます)がアウディのタイアップ記事で文章書いてます。

「細野晴臣+外車」っていうと、いまだに「サターン」っていう、'90年代に日本にやってきてすぐ撤退した会社をイメージしてしまうんですが(テレビCMのナレーターが細野晴臣だった)、サターンではなくアウディ。そういうところに時代の移り変わりを感じましたね。(談)


■ちなみに、旧WIREDでおれが好きだった表紙は、ソニックの号とアトムの号です(←あれ、この話なんか以前にも書いた記憶が…。気のせいか)。あと、KOJI-1200も表紙になってたような。


■秋葉原あるある


雑居ビルのエレベーターの扉が閉まるタイミングが早すぎる。そして挟まれる。


■初日の芝居、二つ


■6/4 歌舞伎鑑賞教室『義経千本桜』 国立劇場

前半のガイダンスは、去年の方が凝ってたかなーとは思うも、初心者向けのコーナーなので難易度の調整にいろいろあるのかもしれません(今年のが良くないってわけじゃないですよ)。

本篇の芝居は、忠信が翫雀で、義経が亀鶴なので、忠信の方がカンロクあるように見えてしまう。

最後のシーン、荒法師が三人しか出てこないのが残念。荒法師好きなので…。

しかし、翫雀って、むしろキツネというよりタヌk


   / ̄ ̄\     
 /   _ノ  \  
 |   ( ●)(●)  <おっとそこまでだ
. |     (__人__)____
  |     ` ⌒/ ─' 'ー\
.  |       /( ○)  (○)\
.  ヽ     /  ⌒(n_人__)⌒ \
   ヽ   |、    (  ヨ    |
   /    `ー─−  厂   /
   |   、 _   __,,/     \


■6/6 『盟三五大切』シアターコクーン

ええ、立見席です。3500円。

去年のコクーンは少々あれだったけど、今年は去年より良いと思う。ストリングスのBGMも良かった。

人がたくさん斬られるし、最後の殺しの場面もリアルだしで、明るい芝居ではないですが、それもまた歌舞伎。

しかし、会社から徒歩10分のところにある劇場って便利ですね。


■ところで、この日曜はずーっと部屋を片付けてたけど、なかなか片付きません。まあ、いつものことだけど。

部屋がまだ“大掃除の途中”みたいになってるので、せっかく買った新しいPCも全然いじってなくて、もうね。


■ダイエットするために生きてるわけでもない


■石垣島でおいしい石垣牛の寿司(わさびではなく、おろしたニンニクを添える)を食べたり、明治座で亀治郎の狐を見たり、浅草で夏物の着物を買ったり、上京してきた友人を秋葉原案内したりで五月は過ぎまして、六月ですよ。六月。なんか華ないよなあ、六月って。


■そういえば、五月の半ばから、太るためにいろいろ食べ始めてまして。で、いろいろ食べてるのでスタミナがついたのか、疲れにくくなっきてます。

たとえば、仕事の帰りに東急ハンズに寄って、一階から五階までエレベーターでなく階段で昇ってもとくに疲れない。という感じです。

「なんだ、それっくらいのこと」とか思うお侍さんもいらっしゃるでしょうが、以前だと、そもそも東急ハンズに寄る体力がないって感じだったんですよ。

それに比べたら、東急ハンズの五階に階段で行く(それも二日続けて。しかし、なんで二日続けて行くんだろう)ってのは進歩です。


■もちろん、食べたぶん体重は増えてますが、疲れにくいってのはいいですね。

スポーツジム通いの目的が、“体をきたえるため”ではなく、“体重というスコアを落とす”ためにいつの間にかスライドしてたなあ、と改めて反省。