■本当にあったふてぶてしいブートレグの話 |
■このブログは最近、ボコーダーだのYMOだのクラフトワークだの、そういう話題ばっかり続いてるので、今日はがらりと趣向を変えてクラフトワークについて書きたいと思います。
■話はさかのぼること4年前。福岡市は天神の某レコード屋で、『Die Klassik Werks Vol.3』というクラフトワークのブートレグを見つけたんですよ。3800円でした。学生にとって3800円は、君、天文学的な大金ですよ。ヘタすりゃ一週間は生きられる額ですよ。
これを買う時は悩みましたが、でも、けっこう珍しい曲が入ってたので、やっぱり買いました。
■家に帰ってCDケースを開けてみたところ、ジャケットはぺらぺらのカラーコピーの紙切れが一枚だけで、しかも題字以外には記されていません。盤に至っては、なにも印刷されてない真っ白なCD-Rでした。
末端価格3800円もするのに、カラーコピー&真っ白CD-Rという組み合わせってのが怪しさ丸出しで、いかにもブートっぽかったです。
内容の方は、「メトロポリス」の1981年ユトレヒト公演とか、「アウトバーン」の7インチ版など、公式盤では聞けない音源が入ってたので、当時は満足してました。
■そして去年。
たまたま入った渋谷のレコード屋で、この『Die Klassik Werks Vol.3』を発見しました。
で、何気なく手に取ると、このCDはおれが持ってるCDとは違い、ジャケットがカラーコピーではなくちゃんとした印刷物でした。
さらに、値札に書かれている店員コメントを読むと、
「クラフトワークのレア音源集 第3弾! (プレス盤CD)」
と書かれていました。
■印刷されたジャケット。CD-Rではないプレス盤CD。なのに、おれが持っている『Die Klassik Werks Vol.3』とは、タイトルもデザインも曲目もいっしょ…………。
ということは。
そうです。おれは、どうも天神のあの店で、ブートレグの偽物、ようするに
ブートレグのブートレグ
をつかまされてたみたいですねゴッドダムイット。ブートレグからブートレグを作ることってあるんだなあ…。知らなかったよ。中身は同じなのに、なんか「してやられた!」という気分です。
■とはいえ、やはり学生時代に食費を削って買った思い出の一枚なので、このブートレグはいまでも大事に持ってます。
うそです。引っ越しの時に無くしました。
# がんばって探せば出てくるとは思うけど。
■話はさかのぼること4年前。福岡市は天神の某レコード屋で、『Die Klassik Werks Vol.3』というクラフトワークのブートレグを見つけたんですよ。3800円でした。学生にとって3800円は、君、天文学的な大金ですよ。ヘタすりゃ一週間は生きられる額ですよ。
これを買う時は悩みましたが、でも、けっこう珍しい曲が入ってたので、やっぱり買いました。
■家に帰ってCDケースを開けてみたところ、ジャケットはぺらぺらのカラーコピーの紙切れが一枚だけで、しかも題字以外には記されていません。盤に至っては、なにも印刷されてない真っ白なCD-Rでした。
末端価格3800円もするのに、カラーコピー&真っ白CD-Rという組み合わせってのが怪しさ丸出しで、いかにもブートっぽかったです。
内容の方は、「メトロポリス」の1981年ユトレヒト公演とか、「アウトバーン」の7インチ版など、公式盤では聞けない音源が入ってたので、当時は満足してました。
■そして去年。
たまたま入った渋谷のレコード屋で、この『Die Klassik Werks Vol.3』を発見しました。
で、何気なく手に取ると、このCDはおれが持ってるCDとは違い、ジャケットがカラーコピーではなくちゃんとした印刷物でした。
さらに、値札に書かれている店員コメントを読むと、
「クラフトワークのレア音源集 第3弾! (プレス盤CD)」
と書かれていました。
■印刷されたジャケット。CD-Rではないプレス盤CD。なのに、おれが持っている『Die Klassik Werks Vol.3』とは、タイトルもデザインも曲目もいっしょ…………。
ということは。
そうです。おれは、どうも天神のあの店で、ブートレグの偽物、ようするに
ブートレグのブートレグ
をつかまされてたみたいですねゴッドダムイット。ブートレグからブートレグを作ることってあるんだなあ…。知らなかったよ。中身は同じなのに、なんか「してやられた!」という気分です。
■とはいえ、やはり学生時代に食費を削って買った思い出の一枚なので、このブートレグはいまでも大事に持ってます。
うそです。引っ越しの時に無くしました。
# がんばって探せば出てくるとは思うけど。