■だんだんとAIの性能があがってきて |
■「だんだんとAIの性能があがって、人間から見ても違和感のないものをAIがアウトプットするようになる」ってのももちろんあるんだろうけど、「AIがアウトプットしたものに人間が慣れていってしまい、いつの間にか違和感を持たないようになってしまう」ってのもあるんじゃないかなあ。意識的にせよ無意識的にせよ、人間がAIの作ったものに順応してくというか、許容のハバが広がっていくというか…。
あとね、どの会社のどの部署にも「AI最高! AI優勝! AI万歳!」ってなっているストライプのシャツを着がちな謎の男性社員(ハンカチはタオル地)が最低一人は配属されていると思うけど、"AIの発達"と"自分の能力の拡張"の区別がつかないまま謎の全能感を抱いているのはいいとして、AIを自分の会社だけが(あるいは自分の部署だけが)(あるいは自分だけが)使ってるものと思いこんでる節があるっぽいのがけっこう不思議。
いろいろとAIの恩恵を受けるようになったのは事実だとしても、それって別にうちの会社だけに限った話ではないよねー、っていう。なので、AIで省力化や効率化はできても、それがそのまま他社との差別化のタネになるかというと、直接はならないかもしれない。だから、AI導入で浮いたリソースをなんに注ぐか、が問題になってくるのかもしれないよね。
じゃあ、どの分野にリソースを注げばいいんだろうね。ChatGPTに訊いてみる? なんつって。面白くない? すいません。
まあ、この春入社しましたみたいな20代前半の世代だと、AIをことさら特別視せず、神聖視せず、職場に転がってる道具のひとつとしてフラットに捉えることができるのかもねー。
──と、この春、小学校に上がったばかりの沖縄の姪が申しておりました。慣れない学校生活に戸惑うことも多いのかもしれませんが、がんばってほしいものです。「ドキドキドン!一年生」なんて歌がありますが、あれほんといい歌詞。オトナになって分かる。
■写真は、「近所と呼べるほどの距離ではないが、たまに行くことがあるスーパー」でようやく捕獲したランチパイです。
# 2024/4/23 一部加筆・修正