■ヤプーズの不審な行動 2006@新宿LOFT |
▼浪人生だったころ、金曜日の講義が終わると、一週間のしめくくりとして古本屋めぐりをするのが習慣だった(さらに古本屋のしめくくりにはゲームセンターでパックマン。ただしナムコクラシックコレクションのアレンジ版)。
古本屋で買い集めた物はおもにファミコンソフトで、たとえば『ギミック』とか、『バブルボブル2』とか『暴れん坊天狗』とか、けっこうマニアックなソフトを買ってた。
▼夏のある金曜日、いつものようにブックオフに入ったところ、とくにファミコンの収穫はなかったのだけど、ジャケットが見えるようにCD棚に置かれていたゲルニカというグループの『改造への躍動』というアルバムが目に付いた。このジャケットは音楽雑誌で見たことあるし、たしかYMOともつながりのあるグループだし、ちょっと前から好きだった原律子という漫画家の単行本みたいな「擬似大正モダン」の雰囲気が気になったので、購入。
▼家に帰ってこのCDを聴くとすぐに気に入り、聴きまくった。あまりに聴きまくったので、「大油田交響楽」を聴くと、ライブの舞台における自分なりの照明プランを、「動力の姫」を聴くと、自分なりのビデオクリップのラフカットを脳内で再現してしまうほどだった。
▼翌月にはこのゲルニカの他の2枚のアルバムも照屋楽器店で取り寄せてもらった。これも気に入った。特徴あるこのボーカルの名前は戸川純だと知った。浪人時代はそれほどレコード屋にも行けなかったこともあり、ゲルニカの3枚のCDはよく聞いていた。
▼浪人じゃなくなってからも、戸川純のソロアルバムを聴いたり、80年代の音楽雑誌を買いあさってゲルニカと戸川純の情報を集めたりして、そして、戸川純はヤプーズという別なバンドもやっている、という情報を得たりした。
▼その戸川純がボーカルを務めるヤプーズのライブ「ヤプーズの不審な行動 2006」を、昨日新宿で観ました。生まれて初めて生で戸川純が観られて、昆虫軍とか諦念プシガンガとかも生で聴けて、よかったです。開演時刻が2時間も押したけどヘッチャラ。
▼それにしても、浪人時代のあの夏の日、ゲルニカの『改造への躍動』をわざわざ面出し(CDのジャケが見える状態で立てて飾ることの意)で棚に並べてたブックオフの店員さんグッジョブ。
古本屋で買い集めた物はおもにファミコンソフトで、たとえば『ギミック』とか、『バブルボブル2』とか『暴れん坊天狗』とか、けっこうマニアックなソフトを買ってた。
▼夏のある金曜日、いつものようにブックオフに入ったところ、とくにファミコンの収穫はなかったのだけど、ジャケットが見えるようにCD棚に置かれていたゲルニカというグループの『改造への躍動』というアルバムが目に付いた。このジャケットは音楽雑誌で見たことあるし、たしかYMOともつながりのあるグループだし、ちょっと前から好きだった原律子という漫画家の単行本みたいな「擬似大正モダン」の雰囲気が気になったので、購入。
▼家に帰ってこのCDを聴くとすぐに気に入り、聴きまくった。あまりに聴きまくったので、「大油田交響楽」を聴くと、ライブの舞台における自分なりの照明プランを、「動力の姫」を聴くと、自分なりのビデオクリップのラフカットを脳内で再現してしまうほどだった。
▼翌月にはこのゲルニカの他の2枚のアルバムも照屋楽器店で取り寄せてもらった。これも気に入った。特徴あるこのボーカルの名前は戸川純だと知った。浪人時代はそれほどレコード屋にも行けなかったこともあり、ゲルニカの3枚のCDはよく聞いていた。
▼浪人じゃなくなってからも、戸川純のソロアルバムを聴いたり、80年代の音楽雑誌を買いあさってゲルニカと戸川純の情報を集めたりして、そして、戸川純はヤプーズという別なバンドもやっている、という情報を得たりした。
▼その戸川純がボーカルを務めるヤプーズのライブ「ヤプーズの不審な行動 2006」を、昨日新宿で観ました。生まれて初めて生で戸川純が観られて、昆虫軍とか諦念プシガンガとかも生で聴けて、よかったです。開演時刻が2時間も押したけどヘッチャラ。
▼それにしても、浪人時代のあの夏の日、ゲルニカの『改造への躍動』をわざわざ面出し(CDのジャケが見える状態で立てて飾ることの意)で棚に並べてたブックオフの店員さんグッジョブ。