■親知らず最後の一本を抜きました |
■えー、私事で恐縮ですが、おととい金曜日に、ついに、とうとう、finally、右下の親知らずを抜きました。
いやーーーーー、前から抜こう抜こうとは思ってたんだよね。でも思うだけだったんだよね。ここにきて、ようやく抜きました。おめでとうございます。ありがとうございます。
■そう、だいぶ前に、右下以外の三本は抜いてたんですよね。なんで右下だけ残してたのかな? もうその理由が自分でも思い出せなくなってます。工藤静香と生稲晃子と、もうあと一人のメンバーの名前くらい思い出せなくなってます。
この右下の親知らずですが、おれの場合はほっといたからといって、痛みなどもまっっったくなく、日常生活に不便や不自由があるわけでもなかったのですね。なので、長年ほったらかしてたわけです。
でも、近所の歯医者に定期検診に行くたび、「この親知らずは抜いておかないと将来虫歯の原因になるかもしれない」というようなことはたびたび云われてたんですよね。なので、おれとしても、親知らずを抜かずにいることが、なんだかツケがたまっていくような、人生の宿題をサボってるような気になってまして。
そんなわけで、意を決して、近所の歯医者で紹介状を書いてもらって、都内某所の大学病院の歯科で親知らずを抜くことにしたわけです。
■というわけでね、金曜の朝10時にね、歯茎を切開して、親知らず近くの骨を削って、親知らずを砕いて抜歯して、歯茎を縫い合わせました。
いや、もちろん麻酔してるからぜんぜん痛くはないんだけど、手術中は口をずっと大きく開けていないといけないので、それがしんどい。あと音。骨を削ってるときの音はやはり怖い。「おれの体の一部が機械で削られてる!」って実感があるからね。このタイミングで、なにかの間違いで麻酔が切れたらすげーイヤだな、と思うなどしたので、テイ・トウワの「ラブ・パンデミック」のような明るい曲を頭の中で再生するなどしてがんばりました。
それと、抜歯した跡を縫うとき、その糸が時おり口もとを撫でる感覚が、なかなか妙でね。「あ、おれ、いま口の中を縫われてるんだ」と、こちらも変な実感がある。まあ、切ったり削ったり砕いたり縫ったり、人間なんてハードウェア的にはパーツの寄せ集めである、ということを意識させられました。
抜歯は40分弱で終了。抜いた親知らず(二つに割れて、血に染まってました)を先生に見せてもらったとき、一瞬「持って帰ろうかな」と思ってしまった。やっぱり自分の体に長年埋まってたもんだからさー、うっかり情がわきそうになった。笑
とはいえ、持って帰ったところで現実的にどうすんだ、ってこともあり、先生には「持って帰っていいですか?」とか、そういうことは訊きませんでした。
血行が良くなると出血の原因になるので、今日は湯舟につかるのは禁止、運動も禁止。お酒は三日間禁止。と先生から説明されて終了。
で、電車でなくシータクちゃん(春日語でタクシー)で茗荷谷まで帰りました。なんたって、歯茎を切開して、骨削って、親知らず砕いて抜いて、歯茎を縫い合わせたわけだからね。タックス(春日語でタクシー)使ってもバチは当たらないと思います。
■で、翌日の土曜日。この日はたまたま近所の歯医者で定期健診&クリーニングの日だったんですね。
こちらの歯医者の先生に、親知らずを抜いた跡を見てもらったところ、「キレイに抜けてる」とのことでした。よかったよかった。
■ところで食生活はだいぶ不自由しております。熱いものを口にすると、抜歯した跡が痛むんですね。かといって季節柄、冷たいものも積極的には口にしたくないです。なので、熱くも冷たくもないものを食べております。惣菜コーナーで買った餃子を常温のまま食べるなどしてます。あとは、もりそばとか。
固いもの、辛いもの、酸っぱいものなど、口の中を刺激するようなものも当分は控えます。
あ、あと、インターネットでちょっと調べたら、麺類も良くないらしいんだよね。麺をすするときに、抜歯したあとできるかさぶたがとれちゃう可能性があるので、それが良くないらしい。もう、そばとかうどんとか食べちゃってますが…。
∴
■ということで、いま、おれの口の中には親知らずがもう四本ともありません。なんだか、人生の通過儀礼を、無事ひとつ済ませた感がある。
いやーーーーー、前から抜こう抜こうとは思ってたんだよね。でも思うだけだったんだよね。ここにきて、ようやく抜きました。おめでとうございます。ありがとうございます。
■そう、だいぶ前に、右下以外の三本は抜いてたんですよね。なんで右下だけ残してたのかな? もうその理由が自分でも思い出せなくなってます。工藤静香と生稲晃子と、もうあと一人のメンバーの名前くらい思い出せなくなってます。
この右下の親知らずですが、おれの場合はほっといたからといって、痛みなどもまっっったくなく、日常生活に不便や不自由があるわけでもなかったのですね。なので、長年ほったらかしてたわけです。
でも、近所の歯医者に定期検診に行くたび、「この親知らずは抜いておかないと将来虫歯の原因になるかもしれない」というようなことはたびたび云われてたんですよね。なので、おれとしても、親知らずを抜かずにいることが、なんだかツケがたまっていくような、人生の宿題をサボってるような気になってまして。
そんなわけで、意を決して、近所の歯医者で紹介状を書いてもらって、都内某所の大学病院の歯科で親知らずを抜くことにしたわけです。
■というわけでね、金曜の朝10時にね、歯茎を切開して、親知らず近くの骨を削って、親知らずを砕いて抜歯して、歯茎を縫い合わせました。
いや、もちろん麻酔してるからぜんぜん痛くはないんだけど、手術中は口をずっと大きく開けていないといけないので、それがしんどい。あと音。骨を削ってるときの音はやはり怖い。「おれの体の一部が機械で削られてる!」って実感があるからね。このタイミングで、なにかの間違いで麻酔が切れたらすげーイヤだな、と思うなどしたので、テイ・トウワの「ラブ・パンデミック」のような明るい曲を頭の中で再生するなどしてがんばりました。
それと、抜歯した跡を縫うとき、その糸が時おり口もとを撫でる感覚が、なかなか妙でね。「あ、おれ、いま口の中を縫われてるんだ」と、こちらも変な実感がある。まあ、切ったり削ったり砕いたり縫ったり、人間なんてハードウェア的にはパーツの寄せ集めである、ということを意識させられました。
抜歯は40分弱で終了。抜いた親知らず(二つに割れて、血に染まってました)を先生に見せてもらったとき、一瞬「持って帰ろうかな」と思ってしまった。やっぱり自分の体に長年埋まってたもんだからさー、うっかり情がわきそうになった。笑
とはいえ、持って帰ったところで現実的にどうすんだ、ってこともあり、先生には「持って帰っていいですか?」とか、そういうことは訊きませんでした。
血行が良くなると出血の原因になるので、今日は湯舟につかるのは禁止、運動も禁止。お酒は三日間禁止。と先生から説明されて終了。
で、電車でなくシータクちゃん(春日語でタクシー)で茗荷谷まで帰りました。なんたって、歯茎を切開して、骨削って、親知らず砕いて抜いて、歯茎を縫い合わせたわけだからね。タックス(春日語でタクシー)使ってもバチは当たらないと思います。
■で、翌日の土曜日。この日はたまたま近所の歯医者で定期健診&クリーニングの日だったんですね。
こちらの歯医者の先生に、親知らずを抜いた跡を見てもらったところ、「キレイに抜けてる」とのことでした。よかったよかった。
■ところで食生活はだいぶ不自由しております。熱いものを口にすると、抜歯した跡が痛むんですね。かといって季節柄、冷たいものも積極的には口にしたくないです。なので、熱くも冷たくもないものを食べております。惣菜コーナーで買った餃子を常温のまま食べるなどしてます。あとは、もりそばとか。
固いもの、辛いもの、酸っぱいものなど、口の中を刺激するようなものも当分は控えます。
あ、あと、インターネットでちょっと調べたら、麺類も良くないらしいんだよね。麺をすするときに、抜歯したあとできるかさぶたがとれちゃう可能性があるので、それが良くないらしい。もう、そばとかうどんとか食べちゃってますが…。
■ということで、いま、おれの口の中には親知らずがもう四本ともありません。なんだか、人生の通過儀礼を、無事ひとつ済ませた感がある。