■としまえんのハイドロポリスは |
■としまえんが昨日で閉園しました。としまえんからそう遠くない石神井公園に十年以上住んでましたが、ついぞ行く機会はありませんでした。
■でも、としまえんのことは子供のころから知ってました。なんで沖縄に住んでる小学生がとしまえんを知っていたかというと。
一つはCM NETWORKという嘘みたいな名前のバンド(というか、まあ企画盤制作スタッフが便宜上名乗ってる名前)がCMソングをひたすらメドレー形式にした「CM DISCO NOW&THEN」というシングルCDを発売してまして。
そのなかに、
♪ としまえんのハイドロポリスは
♪ としまえんのハイドロポリスは
♪ としまえんのハイドロポリスは
♪ ハイドロポリス としまえん
というこれまた嘘みたいな歌詞のCMソングが入ってたんですね。文字に起こすと不毛さがすごいなこの歌詞。いまだったらクライアントの担当者が「ハイドロポリスがどんなものかまったくわからない。ハイドロポリスの特徴を歌詞に盛り込んでほしい」などと目を開けたまま寝言を云ってきそうですよね。まあ広告業界も音楽業界もお金があって元気だったんだと思います(←話の流れが急)。
■もう一つは玖保キリコの『シニカル・ヒステリー・アワー』です。みんなしてとしまえんに行く回があったと記憶しています。
──と書いてて急に自信がなくなった。この種の記憶って、頭の中では当たり前のように転がっていても、いざ文字にすると突然「そうだったっけ? 合ってる? これ間違ってない?」といった疑念にとらわれてしまう。でも、あったよね? みんなでとしまえん行く回。
■沖縄のメディアにはとしまえんの広告が当然出稿されるわけはないんだけど、それでもなぜか例の「史上最低の遊園地」の広告('90)のことは知っていた。当時の雑誌とか新聞とかの記事で知ったのかな。まあ、広告そのものが(いまよりも)人々の話題になる時代、というのがあったのです。で、実際、一時期のとしまえんは広告の質が高かったのです。
としまえんは閉園にあたり、『あしたのジョー』の最終回をモチーフにした新聞広告を出しました。おれは、別にいい広告だとは思いませんでした。そもそも94年にわたって老若男女に愛された老舗遊園地の広告に『あしたのジョー』って、さすがにピンポイント過ぎないか?
──と、としまえんに一回も足を運んだことのない地方出身者が広告にケチを付けるさまは、まさにインターネットって感じがしますね。やはり、人類はインターネットを廃絶するべきです!!(真理)
∴
■あ、としまえんの入り口でやってる「庭の湯」というスーパー銭湯みたいなとこには行ったことがある。人生の中でもっともとしまえんに接近した瞬間だな、いま考えると。
■でも、としまえんのことは子供のころから知ってました。なんで沖縄に住んでる小学生がとしまえんを知っていたかというと。
一つはCM NETWORKという嘘みたいな名前のバンド(というか、まあ企画盤制作スタッフが便宜上名乗ってる名前)がCMソングをひたすらメドレー形式にした「CM DISCO NOW&THEN」というシングルCDを発売してまして。
そのなかに、
♪ としまえんのハイドロポリスは
♪ としまえんのハイドロポリスは
♪ としまえんのハイドロポリスは
♪ ハイドロポリス としまえん
というこれまた嘘みたいな歌詞のCMソングが入ってたんですね。文字に起こすと不毛さがすごいなこの歌詞。いまだったらクライアントの担当者が「ハイドロポリスがどんなものかまったくわからない。ハイドロポリスの特徴を歌詞に盛り込んでほしい」などと目を開けたまま寝言を云ってきそうですよね。まあ広告業界も音楽業界もお金があって元気だったんだと思います(←話の流れが急)。
■もう一つは玖保キリコの『シニカル・ヒステリー・アワー』です。みんなしてとしまえんに行く回があったと記憶しています。
──と書いてて急に自信がなくなった。この種の記憶って、頭の中では当たり前のように転がっていても、いざ文字にすると突然「そうだったっけ? 合ってる? これ間違ってない?」といった疑念にとらわれてしまう。でも、あったよね? みんなでとしまえん行く回。
■沖縄のメディアにはとしまえんの広告が当然出稿されるわけはないんだけど、それでもなぜか例の「史上最低の遊園地」の広告('90)のことは知っていた。当時の雑誌とか新聞とかの記事で知ったのかな。まあ、広告そのものが(いまよりも)人々の話題になる時代、というのがあったのです。で、実際、一時期のとしまえんは広告の質が高かったのです。
としまえんは閉園にあたり、『あしたのジョー』の最終回をモチーフにした新聞広告を出しました。おれは、別にいい広告だとは思いませんでした。そもそも94年にわたって老若男女に愛された老舗遊園地の広告に『あしたのジョー』って、さすがにピンポイント過ぎないか?
──と、としまえんに一回も足を運んだことのない地方出身者が広告にケチを付けるさまは、まさにインターネットって感じがしますね。やはり、人類はインターネットを廃絶するべきです!!(真理)
■あ、としまえんの入り口でやってる「庭の湯」というスーパー銭湯みたいなとこには行ったことがある。人生の中でもっともとしまえんに接近した瞬間だな、いま考えると。