■Sweet Robots Against The Machineの『3』は、『バカリズム』ってタイトルだったらもっと売れたかもしれない運転 |
■2年前のこの日は、スウィート・ロボッツ・アゲインスト・ザ・マシーン(以下SRATM)のアルバム『3』の発売日です。発売日前日のリリースイベント行ったなあ。もう2年か。懐かしい。このイベントは夜だったんだけど、この日は仕事は午后休みにして。で、その日の昼はめちゃくちゃ暑かった記憶がある。イベントでテイトウワがあまりやる気がなかった記憶もある。←文末に「笑」って付かないタイプの記憶。
■おれは、まりんもジャングルDJトーワ・トーワもバカリズムも好きなので、このアルバムも好きです。が、このアルバム何枚売れたんだろう。百万枚売れたとか、『夜のヒットスタジオ』に出演したとか、レコード大賞を受賞したとかそういう話をあまり聞かない。
アルバムのタイトルを『バカリズム』にすればよかったのに。『3』だって。SRATMの看板だけじゃ、'90年代後半にクラブミュージックが好きだった層しか手に取らないのではないか。
だって、SRATMのセカンド(2ndって表記するとなんか古い)って、もともと別のタイトルが用意されてたけど、ヨーロッパのレコード会社の偉い人に「テイトウワって名前が有名なんだから、タイトルも『TOWA TEI』にすればいいのに」って云われて『TOWA TEI』ってタイトルになったんだよね、たしか。せめて、アーティストの名義を「SRATM featuring バカリズム」にするとかさ、もうちょっとバカリズムの名前を表に出せばよかったのに。少なくとも日本国内で云えば、バカリズムはとっくにディー・ライトよりも有名です。まあ、マセキとの権利関係とかなんとかで名前が使えない、みたいな理由もあるかも知れないけどさ。
あとジャケットをバカリズムの顔写真にするとかね。あのジャケじゃあ、SRATMのファースト(1stって表記するとなんか古い)を買ったことある人しか買わんでしょう。ファーストとの連続性を持たせたいにしても、バカリズムにファーストのジャケのコスプレをさせるとかさ、もうちょっと売れる工夫をする余地があったと思う。まあ別に売れる必要もないのかもしれないけど。
■アルバムの中身についても少々。いうまでもなく個々の楽曲はすごくいいんだけどさ、なんつーかさ、「ダウンロードしたZipファイルを解凍したら、mp3が10個並んだフォルダが開きました」みたいな構成のアルバムなのね。SRATMって、ファーストもセカンドも、インタールードやジングルみたいなのがたくさん挟まった、スキのある構成が魅力だったと思うんですよね。ファーストに至っては、バリ島の自然音を収録した60分のボーナスCD付きです。もうちょっと雑多なコンテンツを収録したアルバムだったらもっと良かったな。※個人の感想、ですけど。
ま、タイトルにしてもアルバム構成にしてもさ、プロの人が考え抜いた結果なんだから、いちリスナーがやいのやいの好き勝手云っちゃいけないかもしれませんね。
あ、発売当時の公式サイトのAIによる(???)インタビューは面白いです。いまでもたまに読み返します。
■しかしセカンドのリミックスアルバムからカットした12インチ「Re: Towa Tei EP1」が高い。ユニオンで3万円だって。なんでこんな高いんだ、と思って調べてみると、Discogsのマーケットプレイスでは「Re: Towa Tei EP1」が37000円で、同じく「EP2」が3000円、と極端に違う。前者のジャケットがKAWSだから?
■ところでおれは二人時代のバカリズムを生で観たことがあります。あれはまだシアターDが移転する前の話です。いまではシアターD自体がありません…。
おれの記憶が間違ってなければ、その日はシアターDの『スペシャルオールスター』の日で、4人組だった爆裂Qや、浅井企画の浮世絵師も出てた。好きだったなあ、浮世絵師。生では2回しか観たことなくて残念。徹底的に事務所から甘やかされてる感じがよかったです、と唐突に'00年代お笑い昔話。
■おれは、まりんもジャングルDJトーワ・トーワもバカリズムも好きなので、このアルバムも好きです。が、このアルバム何枚売れたんだろう。百万枚売れたとか、『夜のヒットスタジオ』に出演したとか、レコード大賞を受賞したとかそういう話をあまり聞かない。
アルバムのタイトルを『バカリズム』にすればよかったのに。『3』だって。SRATMの看板だけじゃ、'90年代後半にクラブミュージックが好きだった層しか手に取らないのではないか。
だって、SRATMのセカンド(2ndって表記するとなんか古い)って、もともと別のタイトルが用意されてたけど、ヨーロッパのレコード会社の偉い人に「テイトウワって名前が有名なんだから、タイトルも『TOWA TEI』にすればいいのに」って云われて『TOWA TEI』ってタイトルになったんだよね、たしか。せめて、アーティストの名義を「SRATM featuring バカリズム」にするとかさ、もうちょっとバカリズムの名前を表に出せばよかったのに。少なくとも日本国内で云えば、バカリズムはとっくにディー・ライトよりも有名です。まあ、マセキとの権利関係とかなんとかで名前が使えない、みたいな理由もあるかも知れないけどさ。
あとジャケットをバカリズムの顔写真にするとかね。あのジャケじゃあ、SRATMのファースト(1stって表記するとなんか古い)を買ったことある人しか買わんでしょう。ファーストとの連続性を持たせたいにしても、バカリズムにファーストのジャケのコスプレをさせるとかさ、もうちょっと売れる工夫をする余地があったと思う。まあ別に売れる必要もないのかもしれないけど。
■アルバムの中身についても少々。いうまでもなく個々の楽曲はすごくいいんだけどさ、なんつーかさ、「ダウンロードしたZipファイルを解凍したら、mp3が10個並んだフォルダが開きました」みたいな構成のアルバムなのね。SRATMって、ファーストもセカンドも、インタールードやジングルみたいなのがたくさん挟まった、スキのある構成が魅力だったと思うんですよね。ファーストに至っては、バリ島の自然音を収録した60分のボーナスCD付きです。もうちょっと雑多なコンテンツを収録したアルバムだったらもっと良かったな。※個人の感想、ですけど。
ま、タイトルにしてもアルバム構成にしてもさ、プロの人が考え抜いた結果なんだから、いちリスナーがやいのやいの好き勝手云っちゃいけないかもしれませんね。
あ、発売当時の公式サイトのAIによる(???)インタビューは面白いです。いまでもたまに読み返します。
■しかしセカンドのリミックスアルバムからカットした12インチ「Re: Towa Tei EP1」が高い。ユニオンで3万円だって。なんでこんな高いんだ、と思って調べてみると、Discogsのマーケットプレイスでは「Re: Towa Tei EP1」が37000円で、同じく「EP2」が3000円、と極端に違う。前者のジャケットがKAWSだから?
■ところでおれは二人時代のバカリズムを生で観たことがあります。あれはまだシアターDが移転する前の話です。いまではシアターD自体がありません…。
おれの記憶が間違ってなければ、その日はシアターDの『スペシャルオールスター』の日で、4人組だった爆裂Qや、浅井企画の浮世絵師も出てた。好きだったなあ、浮世絵師。生では2回しか観たことなくて残念。徹底的に事務所から甘やかされてる感じがよかったです、と唐突に'00年代お笑い昔話。