■猿弥(52)、玉三郎、児太郎、長三郎。その他近況 |
十二月八日(日)
■開演が正午じゃなくて11:30の国立劇場。まずは『盛綱陣屋』。午前中からゴリゴリの古典歌舞伎ってのも乙だねえ。新作ばかりが歌舞伎じゃないぜ! って、なんか倒錯したものいいになってますね(笑。でも実際この師走のお江戸では、三つの芝居小屋でそれぞれチャップリン歌舞伎、ナウシカ歌舞伎、グリム童話歌舞伎がかかっておるわけです)。
つづいてチャップリンの『街の灯』をもとにした『蝙蝠の安さん』。猿弥(52)が実質ほぼ二重人格の上総屋新兵衛という役を演じる。シラフになったときのそっけない感じがちょっと怖く、ふだんは見せない一面だなあと思う。でもいつもの調子で幸四郎とわちゃわちゃやってたりもする。猿弥(52)は盛綱陣屋の伊吹藤太もうまかった。いつも思うことだけど、この人が歌舞伎界にいてよかった。
■茗荷谷に戻って、駅からすぐの春日通り沿いの洋食屋でメシ。この店はいい意味で、昭和の「家族でちょっぴりだけ贅沢するときのお店」の面影があるな。
十二月十三日(金)
■諸般の事情で東京駅で駅弁を買うことに。以前、とある人(面識はない)のブログでたまたま見かけてちょっとだけ気になってた、とある駅弁を発見したので、それを買ってみる。食べる。1350円もしたのに大したことなかった…。
十二月十四日(土)
■早起きして恵比寿の外資系ホテルWで朝食。毎年この時期になると来る。
オムレツを焼いてくれるカウンターで、コックさんに「オムライスは作れますか」と頼んでみたのですが、やっぱりムリでした(笑。オムライスが食べたいときは素直に木挽町のYOUに行きましょう)。代わりに、白身だけのオムレツを作ってもらう。
ふだんこのWホテルではあまり米は食べないんだけど、今回は珍しくごはんをたくさん食べた。北海道の「ななつぼし」というお米だそうだ。おいしい。茶碗によそって、スクランブルエッグを乗せ、オリーブオイルとクルトン。おいしい。カウンターをよく見るとグリーンカレーもあるではないか。ななつぼしを皿に盛り、カレーをかけ、パクチーを乗せて食べる。おいしい。
ラーメンも食べた。カウンターでお願いすると作ってもらえる。
トリミングが変な写真ですが気にしないでください。しかし、なんか、あれだ、食べ物は美味しいけど、ホールにいささか人手不足感を感じる。Wホテルでも人手が集まんないのかなあ。気のせいか。
■夜、『細かすぎて伝わらない』特番。
十二月十五日(日)
■朝、『所さんの目がテン』。を見ようとしたら「移住シリーズ」だったのでチャンネルを変える(移住って科学と関係なくないですか?)。なのでなんとなくフジテレビを見ると、玉三郎と児太郎とEXILEの人の鼎談をやってるではないか。見る。しかし児太郎の髪型ややこしいな。笑
■上野へ。国立科学博物館の『電子楽器100年展』。けっして広いとは云えないスペースに、テルミン、冨田勲、梯郁太郎にまつわる展示。たしかに小ぢんまりとした企画ではあったが、こっからですよ、こっから徐々に大きくしていって、最終的にはお隣の『ミイラ展』ぐらいになってほしい。
MC-8の実機が展示されていた。おもわずボタンに触れたくなる、端正なインターフェイス。電子楽器に限らず、最近はこういうシュッとしたボタン群をそなえたキカイをあまり見ないような気がする。
十二月二十日(金)
■仕事帰り、なんとなく初めてのラーメン屋に入ってみる。30代後半ぐらいの店長と、バイトの老婆の二人だけで店を回していた。老婆はポカが多く(「入ったばかりなんで…」と自分で云ってた)、ことあるごとに客にすみませんすみませんごめんなさいね、としきりに謝っていた。うーむ。その年齢でそこまでして働かないといけないいまの世の中ってなんなんだろうな、と思う。
ラーメンはまずくはないが微妙で、おれとしては珍しく、三分の一ほど残してしまった。
■夜、中村屋特番。長三郎の大物ぶりがやはり印象に残る。実質、長三郎特番? なんて。しかし『伽羅先代萩』の上演中に立ったまま寝るって、やはり大物だよな。笑
その後、木梨がゲストに出てる鶴瓶の番組を見て(おもしろかった)、『検索ちゃん』特番でオードリーの漫才を見る(おもしろかった)。この特番を見ることで年の瀬を感じるようになって何年目だろう。
検索ちゃんで宮下草薙が漫才してる時にチャンネルを変えると、そこにも宮下草薙が出てたのもおもしろかった。
■開演が正午じゃなくて11:30の国立劇場。まずは『盛綱陣屋』。午前中からゴリゴリの古典歌舞伎ってのも乙だねえ。新作ばかりが歌舞伎じゃないぜ! って、なんか倒錯したものいいになってますね(笑。でも実際この師走のお江戸では、三つの芝居小屋でそれぞれチャップリン歌舞伎、ナウシカ歌舞伎、グリム童話歌舞伎がかかっておるわけです)。
つづいてチャップリンの『街の灯』をもとにした『蝙蝠の安さん』。猿弥(52)が実質ほぼ二重人格の上総屋新兵衛という役を演じる。シラフになったときのそっけない感じがちょっと怖く、ふだんは見せない一面だなあと思う。でもいつもの調子で幸四郎とわちゃわちゃやってたりもする。猿弥(52)は盛綱陣屋の伊吹藤太もうまかった。いつも思うことだけど、この人が歌舞伎界にいてよかった。
■茗荷谷に戻って、駅からすぐの春日通り沿いの洋食屋でメシ。この店はいい意味で、昭和の「家族でちょっぴりだけ贅沢するときのお店」の面影があるな。
十二月十三日(金)
■諸般の事情で東京駅で駅弁を買うことに。以前、とある人(面識はない)のブログでたまたま見かけてちょっとだけ気になってた、とある駅弁を発見したので、それを買ってみる。食べる。1350円もしたのに大したことなかった…。
十二月十四日(土)
■早起きして恵比寿の外資系ホテルWで朝食。毎年この時期になると来る。
オムレツを焼いてくれるカウンターで、コックさんに「オムライスは作れますか」と頼んでみたのですが、やっぱりムリでした(笑。オムライスが食べたいときは素直に木挽町のYOUに行きましょう)。代わりに、白身だけのオムレツを作ってもらう。
ふだんこのWホテルではあまり米は食べないんだけど、今回は珍しくごはんをたくさん食べた。北海道の「ななつぼし」というお米だそうだ。おいしい。茶碗によそって、スクランブルエッグを乗せ、オリーブオイルとクルトン。おいしい。カウンターをよく見るとグリーンカレーもあるではないか。ななつぼしを皿に盛り、カレーをかけ、パクチーを乗せて食べる。おいしい。
ラーメンも食べた。カウンターでお願いすると作ってもらえる。
トリミングが変な写真ですが気にしないでください。しかし、なんか、あれだ、食べ物は美味しいけど、ホールにいささか人手不足感を感じる。Wホテルでも人手が集まんないのかなあ。気のせいか。
■夜、『細かすぎて伝わらない』特番。
十二月十五日(日)
■朝、『所さんの目がテン』。を見ようとしたら「移住シリーズ」だったのでチャンネルを変える(移住って科学と関係なくないですか?)。なのでなんとなくフジテレビを見ると、玉三郎と児太郎とEXILEの人の鼎談をやってるではないか。見る。しかし児太郎の髪型ややこしいな。笑
■上野へ。国立科学博物館の『電子楽器100年展』。けっして広いとは云えないスペースに、テルミン、冨田勲、梯郁太郎にまつわる展示。たしかに小ぢんまりとした企画ではあったが、こっからですよ、こっから徐々に大きくしていって、最終的にはお隣の『ミイラ展』ぐらいになってほしい。
MC-8の実機が展示されていた。おもわずボタンに触れたくなる、端正なインターフェイス。電子楽器に限らず、最近はこういうシュッとしたボタン群をそなえたキカイをあまり見ないような気がする。
十二月二十日(金)
■仕事帰り、なんとなく初めてのラーメン屋に入ってみる。30代後半ぐらいの店長と、バイトの老婆の二人だけで店を回していた。老婆はポカが多く(「入ったばかりなんで…」と自分で云ってた)、ことあるごとに客にすみませんすみませんごめんなさいね、としきりに謝っていた。うーむ。その年齢でそこまでして働かないといけないいまの世の中ってなんなんだろうな、と思う。
ラーメンはまずくはないが微妙で、おれとしては珍しく、三分の一ほど残してしまった。
■夜、中村屋特番。長三郎の大物ぶりがやはり印象に残る。実質、長三郎特番? なんて。しかし『伽羅先代萩』の上演中に立ったまま寝るって、やはり大物だよな。笑
その後、木梨がゲストに出てる鶴瓶の番組を見て(おもしろかった)、『検索ちゃん』特番でオードリーの漫才を見る(おもしろかった)。この特番を見ることで年の瀬を感じるようになって何年目だろう。
検索ちゃんで宮下草薙が漫才してる時にチャンネルを変えると、そこにも宮下草薙が出てたのもおもしろかった。