■幸四郎の伊左衛門ひたすら最高、など正月芝居について千字ほどのメモ |
一月十二日(土)
■散髪→歌舞伎→歯医者、の日。
朝、渋谷の髪の毛チョキチョキセンターに行き、半蔵門線で半蔵門。今年初めの芝居。毎年、最初に見るカブキは国立劇場の菊五郎と決めている。←というわけでもないんだけど、こう書いてみると、そんな感じもしてくる。「書く」って、けっこう自分の意識を左右するな。
■終盤の立ち回りで、なぜか単なる長縄飛びが始まって笑、その長縄飛びに橘太郎が入った瞬間が、いちばん客席が沸きました。笑
一月十三日(日)
■歌舞伎座昼の部。
うん、三番叟、曽我もの、ってのが正月っぽいめでたい感じでいいよね。正月なので、正月っぽい気分になりたいのですよ、こちとら。
で、『吉田屋』は幸四郎ひたすら最高。こういう役ほんと似合う。
白鸚の大蔵卿は、愛嬌とかアホな部分はひかえめで、そのぶん生々しい怨念やら何やらを抱えてる感じを前面に出してた。おれがこれまであまり見たことないタイプの大蔵卿かもしれない。ラストで生首をもてあそぶとこがなかった(よね?)。
一月十九日(土)
■歌舞伎座夜の部。最後の『松竹梅なんとか』目当てだったけど、結果的に『絵本太功記』が一番良かった。
『松竹梅〜』は小ネタはたくさんちりばめてるものの、先日の『法界坊』より少々荒いような。でも、基本的には楽しかったです。最後の七之助の踊りも良かった。
ところで『勢獅子』は、舞台上に人間がたくさんいるわりには、なぜかいまいち地味なような…笑。まあ、見る側が勝手にいろいろ申しております。
一月二十日(日)
■浅草第二部。「着物の日」ということなので、着物を着て「30過ぎてなぜか唐突に“和”方面の趣味に走り、カブキだのキモノだの言い始める地方出身者」のコスプレをして公会堂に出かける。
──コスプレっていうか、そのまんまじゃないですか、あんた。 (゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )
■めでたい曽我のやつに続いて、『番町皿屋敷』。新春の浅草で、ややこしい新歌舞伎やるのかよー、と思ったけど、見たら見たで面白かったですね、緊張感のある芝居で。皿をわざと割るとこ、おれの後ろの客が「あっ」と云った。
種之助って踊りも上手いけどこんな役(お菊)もこなせるんだなーと感心。
最後は、めでたそうな踊りで〆。
∴
今日は浅草第一部、明日は海老蔵夜の部を見てきます。
■散髪→歌舞伎→歯医者、の日。
朝、渋谷の髪の毛チョキチョキセンターに行き、半蔵門線で半蔵門。今年初めの芝居。毎年、最初に見るカブキは国立劇場の菊五郎と決めている。←というわけでもないんだけど、こう書いてみると、そんな感じもしてくる。「書く」って、けっこう自分の意識を左右するな。
■終盤の立ち回りで、なぜか単なる長縄飛びが始まって笑、その長縄飛びに橘太郎が入った瞬間が、いちばん客席が沸きました。笑
一月十三日(日)
■歌舞伎座昼の部。
うん、三番叟、曽我もの、ってのが正月っぽいめでたい感じでいいよね。正月なので、正月っぽい気分になりたいのですよ、こちとら。
で、『吉田屋』は幸四郎ひたすら最高。こういう役ほんと似合う。
白鸚の大蔵卿は、愛嬌とかアホな部分はひかえめで、そのぶん生々しい怨念やら何やらを抱えてる感じを前面に出してた。おれがこれまであまり見たことないタイプの大蔵卿かもしれない。ラストで生首をもてあそぶとこがなかった(よね?)。
一月十九日(土)
■歌舞伎座夜の部。最後の『松竹梅なんとか』目当てだったけど、結果的に『絵本太功記』が一番良かった。
『松竹梅〜』は小ネタはたくさんちりばめてるものの、先日の『法界坊』より少々荒いような。でも、基本的には楽しかったです。最後の七之助の踊りも良かった。
ところで『勢獅子』は、舞台上に人間がたくさんいるわりには、なぜかいまいち地味なような…笑。まあ、見る側が勝手にいろいろ申しております。
一月二十日(日)
■浅草第二部。「着物の日」ということなので、着物を着て「30過ぎてなぜか唐突に“和”方面の趣味に走り、カブキだのキモノだの言い始める地方出身者」のコスプレをして公会堂に出かける。
──コスプレっていうか、そのまんまじゃないですか、あんた。 (゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )
■めでたい曽我のやつに続いて、『番町皿屋敷』。新春の浅草で、ややこしい新歌舞伎やるのかよー、と思ったけど、見たら見たで面白かったですね、緊張感のある芝居で。皿をわざと割るとこ、おれの後ろの客が「あっ」と云った。
種之助って踊りも上手いけどこんな役(お菊)もこなせるんだなーと感心。
最後は、めでたそうな踊りで〆。
今日は浅草第一部、明日は海老蔵夜の部を見てきます。