■さらば、ほぼ日手帳 |
■2003年から使ってきた『ほぼ日手帳』を、来年からは使わないことにしました。
■というのも、やはり1日1ページのほぼ日手帳だと、見開きで2日分のスケジュールしか確認できないんですよ(当たり前ですが…)。ほぼ日手帳を使い始めた頃はこれでよかったのですが、このごろはワタクシも、同時進行でこなす仕事がだんだん増えてきたため、スケジュールをもうちょっと長いスパンで、具体的にいうと一週間単位で見渡すことができたら幸いに存じます。かしこ。みたいな欲求がでてきたんですよ。
■また、ほぼ日手帳の最大の特徴といえばやはり、1ページにぎっしりとメモがとれることです。
しかし自分の場合、唐突にメモ魔(※古い表現だな)になる日と、メモとるのめんどくせーという日がありまして、日によってメモ量の差にかなり極端なムラができてしまって、以前に書いたメモを参照したい時は「メモがものすごくとびとびに書き込まれている手帳」をめくることになってしまい、探しにくい。
■以上、
(1)見開きで2日分のスケジュールしか確認できない。
(2)広大なフリースペースがそのままデッドスペースと化しがち。
という、2点により、ほぼ日手帳から他の手帳に乗り換えることにしました。
■で、せっかくだからついでに、ほぼ日手帳の個人的に気になった点を書きたいと思います。細かいことばかりですが。
●極端にでかすぎる休日表記
正直これ、美しくないとおもう。上からペンでメモを書き込んでも読みづらい…。
これはたぶん、パソコン上で手帳をデザインする時、ものすごく画面を縮小していってもどの日が休日かがわかるように……といったデザインとか校正の都合で、こんな馬鹿でかい文字になったような気がする。
●ゆーないとの文章いらん。
ページごとに、『ほぼ日』の記事からピックアップした小ネタや名言が載っているのですが、「ゆーないと」とかいう人の文が、すいません、悪いけど、印象的なまでに楽しくないです。視界に入るたび、くじけそうになります。本人はものすご楽しそうだけどな。おれに心のゆとりが少ないだけか?
でもさ、自分の使ってる手帳に唐突に『さみゅさみゅいサミュエル.L.ジャクソン!!!!!』(12/9)とかいう文章が表れたら、君、どう思う。
●この手帳についていないもの
手帳の末尾に一ページ割いて、『東京地下鉄路線図、時差表、世界通貨一覧表、月面地図…(中略)、なまはげ対処法、汎用あみだくじ……(後略)』と延々と書いてありますが、すいません。そんな面白くないです…。こんなこと書くスペースがあったら、もっと何か実用的なことが書けたのでは? おれに心のゆとりが少ないだけか?
■とまあ、愛着ある手帳を思い切って手放すために、あえてあら探ししてみました。
誤解の無いようにいっておきますが、ほぼ日手帳は、かなり良い手帳です(だからこそ3年も使ったわけですから)。むしろおすすめです。まだほぼ日手帳を使ったことが無い人は、一年間使ってみるのもいいと思います。
■それに、ほぼ日手帳を使うことで、手帳の利用法やスケジュールの立て方、ひいては目標達成のためのプロセスの組み方について考えるきっかけにもなりました。(←自己啓発系の文庫みたいな文章…)
■でもやっぱり自分は、そろそろ1日1ページ式を卒業したくなったので、新たな手帳を探すことにします。なんかいいのないっすかねー。