■十二月大歌舞伎 昼12/8 夜B 12/15 |
■うん、ですから、師走の歌舞伎座に行ってたわけです。
十二月八日(土)昼の部
■『幸助餅』。いや、あのー、ネガティブなことは書かないけど、「落語に画をつけただけでは?」の感がぬぐえず…。NHKの『超入門(笑)!落語 THE MOVIE(笑)』に通じる退屈さを感じた。個々の役者の演技は良かっただけに残念。
あと、この芝居を歌舞伎座でやる理由もあんまり分からん。「こ、ここは明治座じゃないよ〜」と小林克也(喜寿)の声で云いたくなった。唐突のYMOネタすいません。
■でも、おれの席の周囲にはすすり泣く人すらいた。複数いた。この芝居を楽しめなかったのも、おれのひねくれた性格が原因でしょうなあ。来世こそは(今生はもうあきらめた・笑)、こういう芝居を素直に楽しめる性格に生まれてきたいです。
■うって変わって。『お染の七役』は、とても楽しめた。壱太郎も良いけど、松緑も良かったなー。いつも書いてることだけど、松緑の、妙にピリついてて、妙に神経質な部分が、小悪党にぴったり。猿弥(51)は、あえて存在感をちょっと抑えてたような感じがする。
お染の七役は良かったので、12/14に幕見しました。
十二月十五日(土)夜の部 Bプロ 児太郎
■『阿古屋』。全人類の意表を突いて岩永が玉三郎。おれが生きてる間に玉三郎の赤っ面が見られるなんて。長生きはしてみるものですね。
■阿古屋は児太郎。'10年4月、先代歌舞伎座『実録先代萩』の、あんまり上手くなかった腰元が、八年経った今、新しい歌舞伎座で阿古屋を演じてるんですよ(先々月『助六』白玉のときも同じことを書きました)(昔のことをまた引き合いに出してすいません。でも児太郎が24歳で阿古屋を演じるなんてあなたも思わなかったでしょ? 揚巻を演じる日も遠くないのかもしれない)。
■『あんまと泥棒』は、元はラジオドラマらしいです。熊さん、という人物が、黒衣の持った提灯だけで表現されてたところに、一番それを感じた。
この芝居も、あんまり歌舞伎座っぽくないけど、幸助餅よりは楽しめたかな。だって、家に入ってきた泥棒に年収を訊く、って斬新でしょ。笑
あと、松緑の、妙にピリついてて、妙に神経質な部分が、小悪党にぴったり。←上の段落に書いたことをそのままコピペしましたすいません。でも、松緑にあの泥棒役は似合っていた。
■で、最後に玉三郎の新作舞踊。これはもう、うっとり眺めてました。
∴
■12/24に、Aプロを観に行きます。
十二月八日(土)昼の部
■『幸助餅』。いや、あのー、ネガティブなことは書かないけど、「落語に画をつけただけでは?」の感がぬぐえず…。NHKの『超入門(笑)!落語 THE MOVIE(笑)』に通じる退屈さを感じた。個々の役者の演技は良かっただけに残念。
あと、この芝居を歌舞伎座でやる理由もあんまり分からん。「こ、ここは明治座じゃないよ〜」と小林克也(喜寿)の声で云いたくなった。唐突のYMOネタすいません。
■でも、おれの席の周囲にはすすり泣く人すらいた。複数いた。この芝居を楽しめなかったのも、おれのひねくれた性格が原因でしょうなあ。来世こそは(今生はもうあきらめた・笑)、こういう芝居を素直に楽しめる性格に生まれてきたいです。
■うって変わって。『お染の七役』は、とても楽しめた。壱太郎も良いけど、松緑も良かったなー。いつも書いてることだけど、松緑の、妙にピリついてて、妙に神経質な部分が、小悪党にぴったり。猿弥(51)は、あえて存在感をちょっと抑えてたような感じがする。
お染の七役は良かったので、12/14に幕見しました。
十二月十五日(土)夜の部 Bプロ 児太郎
■『阿古屋』。全人類の意表を突いて岩永が玉三郎。おれが生きてる間に玉三郎の赤っ面が見られるなんて。長生きはしてみるものですね。
■阿古屋は児太郎。'10年4月、先代歌舞伎座『実録先代萩』の、あんまり上手くなかった腰元が、八年経った今、新しい歌舞伎座で阿古屋を演じてるんですよ(先々月『助六』白玉のときも同じことを書きました)(昔のことをまた引き合いに出してすいません。でも児太郎が24歳で阿古屋を演じるなんてあなたも思わなかったでしょ? 揚巻を演じる日も遠くないのかもしれない)。
■『あんまと泥棒』は、元はラジオドラマらしいです。熊さん、という人物が、黒衣の持った提灯だけで表現されてたところに、一番それを感じた。
この芝居も、あんまり歌舞伎座っぽくないけど、幸助餅よりは楽しめたかな。だって、家に入ってきた泥棒に年収を訊く、って斬新でしょ。笑
あと、松緑の、妙にピリついてて、妙に神経質な部分が、小悪党にぴったり。←上の段落に書いたことをそのままコピペしましたすいません。でも、松緑にあの泥棒役は似合っていた。
■で、最後に玉三郎の新作舞踊。これはもう、うっとり眺めてました。
■12/24に、Aプロを観に行きます。