■夏休みの日記(三) なぜ並ぶパンケーキ |
引き続き、ちぇるちぇるランドでの日記。食べ物のことばっかです。いつものことだけどさ。
八月二十七日(月)
■朝からクルマで沖縄本島の北部某所。一時間ちょっと運転して、とあるパンケーキ屋へ。七時半に到着。朝の七時に開く店なんだけど、店内はもう7割がた埋まっていた。それくらい人気の店。
フライドチキンのパンケーキ、目玉焼き添え、ホットコーヒーを発注。食べる。うーん、遠路はるばるやってきたけど、料理も内装も普通かなあ……。悪いわけじゃないんだけどさ。
それでも、おれがパンケーキを食ってる間も客がぞくぞくやってきて、おれが食い終わるころには、店の外は観光客の皆様が数組ほど並んでました。なぜ並ぶ。
■クルマで南下。ジミー大山店でほんのちょっとだけ買い物。しかしジミーは、県内各地に小さめの店舗をやたら出してる。なぜだろう。
これは個人的なあれですが、ジミーが大山店がいちばんジミーっぽいと思う。まさにジミーの中のジミー。
■昼、沖縄市のもともと「本の紀の屋」だったステーキ屋で両親にごちそうする。
ここは老舗で、おれも何回も行ってるとこなのですが、この日の対応は残念ながら微妙でした。
われわれのテーブルにコックさんが着いて、この20代後半とおぼしきコックさんが肉や野菜を切ったり焼いたりするのですが、この人がまあ無愛想で口数も少なかった。でもそれはいいです。
問題は、ね、おれの皿に、付け合わせのパスタをコックさんが盛ろうとしたときのことです。鉄板の上でちゃっちゃか炒めたパスタをコテだかヘラだかでおれの皿に盛ろうとしたとき、
ベチャッ
とパスタを落としたのですね。鉄板の上だけに落ちたんじゃないんですよ。
この鉄板はテーブルに埋め込まれてるのですが、「鉄板とテーブルの境目」のところにパスタを落としたわけです。パスタは、半分は鉄板の上ですが、もう半分は思いっきりテーブルに触れとるわけです。
で、このコック氏、「すいません」と口では云いつつも、その「鉄板とテーブルの境目」に落としたパスタを、再度、コテだかヘラだかでかき集めて、おれの皿に盛りつけてくるわけです。平然と。
いやいやいや、ふつう作り直しません? そんなもん。おれがもし、おれじゃなくて木村祐一とかだったら絶対作り直してるだろ。まあ、そのパスタ、食ってやりましたけど(気が弱い)。
まあ、残念な対応でした。肉はおいしかったけど。
■夜は、妹宅で寿司。寿司と云っても、おれが回転寿司で大皿に入ってるやつを買ってきたやつですけど。
で、おれと、妹夫婦と、その小さい子らで大皿の寿司をつまむわけなんですけど、妹のダンナが、妹に「カッパ巻きとマグロ取って」とお願いしたところ、妹が
「それくらい自分でやって」
とすかさず言い放ち、おれまでがなんか妙に萎縮してしまい、寿司の味がしなくなった。家族みんなで寿司の大皿を囲んでるときに、夫が「カッパ巻きとマグロ取って」と自分の妻に頼むことは、そんなにいけないことなんだろうか。惡いことなんだろうか。結婚したことないから分からん。
■パンケーキ、ステーキ、寿司、とそれなりに美味しいはずのものを三食食べたのに、三食ともなんか微妙な気分になった一日。
八月二十七日(月)
■朝からクルマで沖縄本島の北部某所。一時間ちょっと運転して、とあるパンケーキ屋へ。七時半に到着。朝の七時に開く店なんだけど、店内はもう7割がた埋まっていた。それくらい人気の店。
フライドチキンのパンケーキ、目玉焼き添え、ホットコーヒーを発注。食べる。うーん、遠路はるばるやってきたけど、料理も内装も普通かなあ……。悪いわけじゃないんだけどさ。
それでも、おれがパンケーキを食ってる間も客がぞくぞくやってきて、おれが食い終わるころには、店の外は観光客の皆様が数組ほど並んでました。なぜ並ぶ。
■クルマで南下。ジミー大山店でほんのちょっとだけ買い物。しかしジミーは、県内各地に小さめの店舗をやたら出してる。なぜだろう。
これは個人的なあれですが、ジミーが大山店がいちばんジミーっぽいと思う。まさにジミーの中のジミー。
■昼、沖縄市のもともと「本の紀の屋」だったステーキ屋で両親にごちそうする。
ここは老舗で、おれも何回も行ってるとこなのですが、この日の対応は残念ながら微妙でした。
われわれのテーブルにコックさんが着いて、この20代後半とおぼしきコックさんが肉や野菜を切ったり焼いたりするのですが、この人がまあ無愛想で口数も少なかった。でもそれはいいです。
問題は、ね、おれの皿に、付け合わせのパスタをコックさんが盛ろうとしたときのことです。鉄板の上でちゃっちゃか炒めたパスタをコテだかヘラだかでおれの皿に盛ろうとしたとき、
ベチャッ
とパスタを落としたのですね。鉄板の上だけに落ちたんじゃないんですよ。
この鉄板はテーブルに埋め込まれてるのですが、「鉄板とテーブルの境目」のところにパスタを落としたわけです。パスタは、半分は鉄板の上ですが、もう半分は思いっきりテーブルに触れとるわけです。
で、このコック氏、「すいません」と口では云いつつも、その「鉄板とテーブルの境目」に落としたパスタを、再度、コテだかヘラだかでかき集めて、おれの皿に盛りつけてくるわけです。平然と。
いやいやいや、ふつう作り直しません? そんなもん。おれがもし、おれじゃなくて木村祐一とかだったら絶対作り直してるだろ。まあ、そのパスタ、食ってやりましたけど(気が弱い)。
まあ、残念な対応でした。肉はおいしかったけど。
■夜は、妹宅で寿司。寿司と云っても、おれが回転寿司で大皿に入ってるやつを買ってきたやつですけど。
で、おれと、妹夫婦と、その小さい子らで大皿の寿司をつまむわけなんですけど、妹のダンナが、妹に「カッパ巻きとマグロ取って」とお願いしたところ、妹が
「それくらい自分でやって」
とすかさず言い放ち、おれまでがなんか妙に萎縮してしまい、寿司の味がしなくなった。家族みんなで寿司の大皿を囲んでるときに、夫が「カッパ巻きとマグロ取って」と自分の妻に頼むことは、そんなにいけないことなんだろうか。惡いことなんだろうか。結婚したことないから分からん。
■パンケーキ、ステーキ、寿司、とそれなりに美味しいはずのものを三食食べたのに、三食ともなんか微妙な気分になった一日。