■2017/12/29〜2018/1/4は冬休みで沖縄。

■gocoupのシングルは2018年に持ち越し。

■こちらもぜひ。
https://soundcloud.com/hanzo_tv/

<< ■Sweet Robots Against the Machine 『3』 | 【トップページへ戻る】 | ■CTPPの原稿用紙と便箋 >>

■信藤三雄レトロスペクティブ




■われらが東京歌舞伎若衆連、7/21発売の待望のニューシングルです。聴いてね。


■といった意味も含めまして、土曜日は世田谷文学館に、信藤三雄展を見に行ったわけです。

会場の展示室に入るや否や、やにわにピチカートのライブVHSのパッケージの巨大画像でお出迎え。この、ど真ん中じゃない物件をドンと出してくるのが渋い。

で、場内には無数のCD(短冊含む)やらポスターやらが展示されていて、その数に圧倒されるね。数もまた質。数もまた正義──なんだけど、とくに分類らしい分類もなく、意地悪にいうと、正直、ただ並べましたの域を超えてないような印象もなくはない。解説っぽい解説もない。解説的なところは図録で補完する予定だったのかもしれないけど、その図録が7/21現在まだ完成してない(笑。7/24に会場先行販売だそうです)。

とはいえ。一点一点のCDジャケットに、それにまつわる個人的な思い出とか豆知識とかがあるわけで、で、展示された無数のジャケ群を見てるうち、それらの思い出や豆知識がぷよぷよのように次々と連鎖をはじめるわけで、その連鎖が気持ちいい。

「'90年代とかいう、日本の音楽産業にとって幸福な時代」とか「CDという媒体の栄枯盛衰」とか「デザインと音楽の出会いが云々」とか、感想文を書く切り口はいろいろあると思うけど、上記のぷよぷよ連鎖が素直に楽しかったです、と、おれなんかは思っちゃいます。


■そうそう、なんでこの日に行ったかというと、お蔵出しのCTPPグッズのガレージセールがあったからなんですね。

以前、CTPP社内用の、水色の罫線の特製原稿用紙というのがあって、昔(薩英戦争のころ)はCTPPのサイトで通販できたんだけど、買わずじまいで。でも、この日のガレージセールにその原稿用紙が売られてたらなー、と一縷の望みを抱いてたのですが、残念ながら売ってませんでした(黒人女性が印刷されたレポート用紙、はありました。こちらも以前はサイトで買えた)。でも、CTPPボールペンは売ってたので買った。


■そういえば、おれの好きなSMAP 007のジャケも信藤三雄だ。そのSMAP 007の12インチが展示されていて、「これアナログでも出てたのか!」と驚いたんだけど、それはアナログではなくLDでした。早合点。

あと、システムDの8cm CDも展示されていた。みなさん、システムDって知ってます? おれは、CD1枚持ってるけど、知らない。

ついでに書くと、再生YMOのライブ盤CDも意外に信藤三雄。あの、ポラロイドみたいな写真が入ってるやつね。