■2017/12/29〜2018/1/4は冬休みで沖縄。

■gocoupのシングルは2018年に持ち越し。

■こちらもぜひ。
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■大正〜平成の日本における"童貞の価値"の変遷


■さて、以前に予告したとおり、男の「童貞性」はいかにもてはやされ、いかに下火になっていったかについての考察(思いつき)を書こうと思います。


■童貞ブームの流行り廃りには、こういうような流れがあったと思うのですよ。ではご覧ください(スクリーンにパワーポイントの画面を映しだし、会議室の電気を半分だけ消す。そしてちょっと迷った後、もう半分の電気も消す)。



大正時代、都市部のインテリの間には「男は童貞を大事にしよう」という考え方があった。



またそのころ、出版という職業には、都市部のインテリしか携われなかった。



そのため、当時の出版物には「童貞がナウい」「童貞最高!」とか、そういうことばかり書かれていた。



しかし、時が流れるにつれ、田舎から上京して出版社で働く人間の数も増え、「村の決まり」の一環として童貞を失ったタイプの地方出身者も、本や雑誌を作るようになった。



そういう「童貞なんか一人前じゃないだ! おらの婆ちゃんも村長さんもそういう風に云ってただ!」みたいな人が編集するので、「童貞はダメ。ゼッタイ。」という論調が出版物に登場し始める。



出版界における地方出身者の割合が増えていくのに比例し、「童貞はいけない派」が次第に「童貞は守るべき派」を徐々に駆逐していく。



また、しだいに流通も発達し、そういう論調の出版物が全国津々浦々に広まる。



その結果、「やっぱ童貞はだめでしょー」みたいな空気が全国津々浦々に広まる



童貞の肩身が狭くなる恐怖社会の完成。


■(会議室の電気を点ける)っていう流れがあったんじゃないかなー。と思ったんですけど。どうですかね。

このように、「童貞は本質的にかっこ悪い」のではなく、「いまはたまたま童貞がかっこ悪い時代に入ってるだけ」と考えることもできるのではないでしょうか(と、喋ってるうちに、パソコンのスクリーンセーバーが動き出し、なんか変な線の模様がスクリーンに映し出されはじめる)。