■昭和っぽいレコードと、ピチカートのVHS |
■最近買った日本コロムビアのレコード。『家族そろってのど自慢』。カラオケ4曲入り。
ええ、ジャケ買いです。この昭和昭和したジャケットが気に入りました。昭和っぽい応接間に、昭和っぽいステレオセット。洋酒の並んだサイドボードが昭和です。そのサイドボードに乗っかったガラスケースの日本人形。昭和です。家族の服装(ジャケ右端の男の子のセーターの柄に、育ちの良さが現れています)も、カーペットの柄も昭和。なにもかも昭和。
歌詞カードを見ると、'69年11月に作られたレコードのようです。昭和44年かあ。オイルショックも、バブル崩壊も、金融ビッグバン(笑)も、リーマンショックも知らない、ほぼ半世紀前の日本。なんかもう、社会の教科書の領域だなあ。2018年現在、ドラマだの映画だのでこのフンイキを再現しようとすると、江戸時代の民家を再現するくらいの手間暇がかかるのではないか。
こういう昭和中期の一般家庭(まあ、裕福なほうだとは思われますが)の内装をした喫茶店があってもいいと思う。その喫茶店でカルピスを飲みたい。
ちなみにジャケは見開きになってて、歌詞と楽譜が載っています。裏ジャケの説明文いわく、
「収録されている音楽のすべては、スター歌手が歌っているヒット曲の伴奏音楽です。
音譜・歌詩をご覧になりながら、スター歌手になったつもりで歌唱をお楽しみ下さい」。
楽しそうではないか。ちなみに非売品。コロムビアのステレオを買ってくるとオマケでもらえたのかな。誰かの参考になるかもしれないので書いておくと規格番号はTD-1001。
■で、こちらも最近買ったピチカートファイブ、あ、ピチカート・ファイヴのVHSです。ナカグロと「ヴ」表記が大事。VHSのビデオデッキないのに買っちゃった。背中のラベルに、
「this is a giveaway video for pizzicatomania members / not for sale」
と書いてあるので、ファンクラブ会員に配られたっぽい。
しめしめ、これはレアな物を手に入れたぞ、と思って検索したら、これYouTubeに(略)されてるんですね…。
あと、このVHSのDVD版というのもあって、それはピチカートのDVDボックスの特典として配られてたっぽい。ふむ。