■冷やし中華は八月じゃ遅い |
七月二十二日(土)の日記
■すごく一学期の終業式っぽい日付。お江戸の短い短い夏が終わる前に、冷やし中華を食べることにする。神保町のクラシックな中華人民共和国料理屋へ出向き、冷やし中華を発注→冷やし中華が納品される→冷やし中華を食べる。うむ。何の変哲もない冷やし中華だが、これで良い。八月じゃ遅い。大盛り1400円。
このブログに毎年書いてることなんだけど、八月なんて、秋なのだ。
■その後、日本橋のMデパートへ。夏用の足袋を買いに行く。浅草の「めうがや」に行ったりするとさ、30過ぎて突然“和”に目覚めた、肩にチカラ入ってる地方出身者、の典型みたいな感じで、それはそれでかわいいけど、今回はデパートの着物売り場でさっと済ませる。
夏っぽい淡い水色の、麻の足袋、というものもあったが、ちょうどいいサイズがなかった。
会計のときに、「Tポイントカードはお持ちですか」と訊かれる。おいおいおいおい。今に始まったことじゃないが、日本橋の老舗デパートの着物売り場でこのセリフを聞くと、改めてひっくり返りそうになる。ファミリーマートでファミチキ買ってんじゃないんだからさー。
■その後、『うさぎや』でどら焼きでも買おうか、と思ったけど、暑かったので銀座の某立ち飲みバーで午后2時台からハイボール2杯。おれがコザの幼稚園児だったころは、土曜の午后2時台と云えばテレビアニメの『怪物くん』だったものですが。
■夜、テレビジョンでミニオンの映画をやってたのでちょっとだけ見る。おれは、この手の立体的質感のCGアニメの絵柄が苦手で、正直かわいいとは思わないんだけど、もうこの世において、こういう絵柄のアニメが根付きつつあるじゃん。そういう流れになってるじゃん。モンスターズインクにしろアナ雪にしろ。だからこういう絵柄に慣れておかないとな、みたいな、妙な向上心(?)を働かせつつミニオンを見てました。
ひとつ気になったのが、吹き替え声優に鶴瓶がいたところ。なぜ関西弁なんだろう、と思って検索してみたところ、「移民のなまった英語」の表現らしい。
そこらへんについて、こちらのAmazonレビューに、洋画の吹き替えにおける関西弁、に関する考察が書かれていた。
■毎週恒例、『水曜日のダウンタウン』を横目で見ながら歌舞伎役者の写真をエンライトメント風にあれするやつ。今週は巳之助。今月歌舞伎座『連獅子』良かったですよね。
実は今日はうたたねしてて、目が覚めたら『水曜日のダウンタウン』がほとんど終わってて、最後の巣鴨のやつしか見られなかった…。