■2017/12/29〜2018/1/4は冬休みで沖縄。

■gocoupのシングルは2018年に持ち越し。

■こちらもぜひ。
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■フルタチさん、METAFIVE、團十郎、仲畑糸丼。昨今の放送。


■先週日曜(11/6)、フジテレビで『フルタチさん』って番組をやってたのでちょっと見た。

なんつーか、久米宏が司会のテレビ番組『A』('05)を思い出してしまった。こんな番組を覚えてる人、東京都文京区ではおれぐらいのものでしょう。ニュースステーション終了後、久米宏初のテレビ番組、という触れ込みで始まって、気がついたらアッー!という間に終わっていた、という謎の番組で、おれもまあなんとなく6分間ぐらいは見てやった記憶があるけど、なんか無難な情報番組(だっけ?)だった。

この『A』、久米宏がMCで、レギュラー陣が、おれはいっさい覚えてないし覚えてないといけない義理もないのでwikipeidaをそのまま引き写すと、松浦亜弥、土田晃之、夏木マリ、ぐっさん、若槻千夏、オセロ。いかにも「視聴者を年齢・性別でセグメント分けして、それぞれの層で人気のタレントを用意しましたああああ!」って感じが丸出しの、愛のないキャスティング。もう、“各セグメントにおける人気タレントランキング”、みたいなExcelファイルをそのままプリントアウトしたA4の紙が透けて見えるでしょ。楽屋や撮影の休憩中の雰囲気がなんとも気まずそうなメンツで、他人事ながらこっちの居心地まで悪くなる。あと、関係ないけど、ダメなやつが作るExcelファイルって色づかいからしてダメだよね。


■『A』は放送開始からわずか二ヶ月後に終了。放送終了当時、とあるメディアは「ベストテンにせよニュースステーションにせよ、やはり久米宏の魅力は生放送。『A』は収録だから久米宏の魅力が活きなかったのではないか」と書いた。ですよね。なんで生じゃなかったんだろう、と、いま wikipedia を見たら、「視聴率を上げるために投入した松浦亜弥のスケジュールがあわないために生放送でなく録画放送だった」というミもフタもないことが書いてあった。おい。これじゃ久米宏じゃなくて松浦亜弥の番組じゃん…。


■『フルタチさん』に、おれは『A』と似た匂いを感じた。うん、もちろん、「テレ朝のニュース番組のキャスターを降板した人」が「日曜の夜にやる」、「生放送じゃなくて収録の番組」、というシンプルな共通点があるからってだけなんだけどね。

とはいえ、おれはフルタチも生放送の人だと思うけどね。生だともうちょっと面白くなると思うんだけど。お笑い番組のコントとかと違ってさ、ウイットの効いた当意即妙なやりとり、なんてもんは、録画だと白けて見えるんですよね。すいませんけど。ま、さすがに二ヶ月で終わるなんてことも無いと思いますが…。


■同じく11/6の日曜日、夜ふかししてレディオを聞いてたら、『真夜中のMETAFIVE』という軍事目的の謎の乱数放送をやってたので、思わず聞いてしまった。

──軍事目的ではないし、乱数放送でもないですけど… (゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ ) メタ

11月限定、らしいです。あ、『META HALF』買ったよ。まだ聞いてないけど。


■11/8の火曜日は、BSイレブンの『あのスターにもう一度逢いたい』という番組で團十郎の特集をやってた。一時間番組なんだけど、なんだか二時間番組のダイジェストを見せられてるような性急な編集が気になった。

この番組に限らず、このごろのテレビ番組の編集はやたらせっかちだ。いろんなコンテンツを次から次へと息もつかぬ間に出してくる。これ、絶対『ウゴウゴ・ルーガ』の影響もあると思うんだけど。

團十郎のフランス語での口上が見られたのが良かったです。


■11/9の水曜日は、NHKのBSプレミアムで『アナザーストーリーズ』という番組の'80年代の広告クリエイティブをテーマにした回を見た。クリエイティブをかたくなに「クリエーティブ」と表記するのは電通関係者だし、プランナーをかたくなに「プラナー」と表記するのは博報堂関係者だ(豆知識)。

このブログではあまり書いてませんが、拙僧はちょっと'80年代コピーライター・ブーム・マニア、みたいなところがわずかながらあって、それ関連の本もちょっとだけですが持ってます。

この放送では、堀井博次・仲畑貴志・糸丼重里を採り上げていた。この手の番組って、たいてい、子犬トリスとウォシュレットと、『おいしい生活』だけ紹介してハイおしまい、って感じなんだけど、この番組はたとえば、ウッディ・アレンに『おいしい生活』のCMに出てもらうよう交渉するためNYに渡ったなんとかさん、の話とか、ちゃんと突っ込んだ内容になってたのが良かった。あと、当時のコピーライター学校の受講生インタビューの映像とか、そういった'80年代の生々しいあれがあって良かった。

余談ですが、おととい友人数名で飲んでたのですが、こういうおしゃれブログを書いてるおしゃれブロガーなので代官山で飲んでたのですが、その飲み会に参加してた友人の後輩(10歳下!)が、仲畑貴志好きだと知ってちょっとびっくりしました。