■「洗濯機をすぐ買い換えてください」 |
■先週、石神井公園の貧乏長屋から、茗荷谷の貧乏長屋への引っ越しを済ませました。
その際、洗濯機を取り付ける業者(引っ越し本篇と、洗濯機の取り付けって、別々の業者がやるんですね)の人に
「洗濯機をすぐ買い換えてください。遅くとも一ヶ月以内には買い換えてください」
と云われました。ふむ。
■というのも、おれが使っております洗濯機は、'04年に会社の人からもらったものなのですね。それを、'16年の今日まで使っているわけです。
で、そう、「会社の人からもらった」ということは、おれが譲り受ける以前に、会社の人が数年は使っていたわけです。
先日、洗濯機のフタの裏を確認すると、95年製という文字列が記されておりました。スチャダラパー『5th Wheel 2 the Coach』、コーネリアス『69/96』、ケン・イシイ『Jelly Tones』がリリースされた年にリリースされた洗濯機です。21年前か!!!
■旧居では洗濯機はベランダに置いてたんですね。で、新居では洗濯機は室内に置けるのですが。
この洗濯機を部屋ん中において改めて見ると、まあ、ちょっとびっくりするくらいボロボロなんですね。湾岸戦争で爆撃された初代ゲームボーイとまでは云いませんが、なかなかのボロボロ具合で、これはもうジャンルで云うと洗濯機というよりも粗大ごみに近いです。21年前の洗濯機だから当然といえば当然なのですが。
上記の業者いわく、「ホースもかなり劣化してるから、買い換えるまで水漏れに気をつけてください」とのことでした。
■ということで、すみやかに洗濯機を買い換える予定なのですが、当世の洗濯機は大まかに分けて、
1) 普通の洗濯機
2) 簡易乾燥機能つき洗濯機
3) 乾燥機能つき洗濯機
がありまして、電器屋の兄ちゃんに訊いたところ、「2)は、あんまり意味ないです。すぐ使わなくなります」とのことでした。ということで、1)か3)かに選択肢が絞られるわけですが、1)が4万円で買えるのに対し、3)は10万円くらいするんですね。そこでちょっと迷っております。
■ま、いままで使ってた洗濯機は1)なので、新しい洗濯機も1)でかまわないと云えばかまわないのですが、3)は、もう、乾燥が終わったら、「洗濯機から洗濯物を取り出してそのまま着られるレベル」とのことらしいんですね。どういうことかというと、洗濯物を干す手間、というのが日常生活からほぼ省略できるんですね(当たり前ですが)。雨の日だろうが風の日だろうが天気を気にしなくていい。洗濯物を干すタイミングを計算して行動計画を立てなくていい。
数年は使うものだから、10万円も高くはないなあ、と思います。
が、なんつーか、「天気を気にしたり」「洗濯物を干すタイミングを計算して行動計画を立てたり」と脳を働かさなくなる分、ヒト科ヒト属ヒトとして退化するのではないか、と妙な心配をしてしまいます。天気とか湿度とか風とかに鈍感な人とか、ちゃんと行動計画を立てられない人とかになるのではないか。
でも、「洗濯物を干すことに使っていた脳のリソースを、他のことに回すことができる」という考えもできるわけだしね。あんまり変な心配をする必要も無いかもしれない。
つい「新しい利便性は、ヒトの何かを損ねる」みたいな考え方をしちゃうんですよねー。いかんいかん。良くないことだ(←と書いたけど、これは世間に迎合してそう書いたまでで、やっぱり「新しい利便性は、ヒトの何かを損ねる」式の考え方は心のどこかにちょっとある…)。
■ま、1)にしろ3)にしろ、新しい洗濯機は、近日購入します。
その際、洗濯機を取り付ける業者(引っ越し本篇と、洗濯機の取り付けって、別々の業者がやるんですね)の人に
「洗濯機をすぐ買い換えてください。遅くとも一ヶ月以内には買い換えてください」
と云われました。ふむ。
■というのも、おれが使っております洗濯機は、'04年に会社の人からもらったものなのですね。それを、'16年の今日まで使っているわけです。
で、そう、「会社の人からもらった」ということは、おれが譲り受ける以前に、会社の人が数年は使っていたわけです。
先日、洗濯機のフタの裏を確認すると、95年製という文字列が記されておりました。スチャダラパー『5th Wheel 2 the Coach』、コーネリアス『69/96』、ケン・イシイ『Jelly Tones』がリリースされた年にリリースされた洗濯機です。21年前か!!!
■旧居では洗濯機はベランダに置いてたんですね。で、新居では洗濯機は室内に置けるのですが。
この洗濯機を部屋ん中において改めて見ると、まあ、ちょっとびっくりするくらいボロボロなんですね。湾岸戦争で爆撃された初代ゲームボーイとまでは云いませんが、なかなかのボロボロ具合で、これはもうジャンルで云うと洗濯機というよりも粗大ごみに近いです。21年前の洗濯機だから当然といえば当然なのですが。
上記の業者いわく、「ホースもかなり劣化してるから、買い換えるまで水漏れに気をつけてください」とのことでした。
■ということで、すみやかに洗濯機を買い換える予定なのですが、当世の洗濯機は大まかに分けて、
1) 普通の洗濯機
2) 簡易乾燥機能つき洗濯機
3) 乾燥機能つき洗濯機
がありまして、電器屋の兄ちゃんに訊いたところ、「2)は、あんまり意味ないです。すぐ使わなくなります」とのことでした。ということで、1)か3)かに選択肢が絞られるわけですが、1)が4万円で買えるのに対し、3)は10万円くらいするんですね。そこでちょっと迷っております。
■ま、いままで使ってた洗濯機は1)なので、新しい洗濯機も1)でかまわないと云えばかまわないのですが、3)は、もう、乾燥が終わったら、「洗濯機から洗濯物を取り出してそのまま着られるレベル」とのことらしいんですね。どういうことかというと、洗濯物を干す手間、というのが日常生活からほぼ省略できるんですね(当たり前ですが)。雨の日だろうが風の日だろうが天気を気にしなくていい。洗濯物を干すタイミングを計算して行動計画を立てなくていい。
数年は使うものだから、10万円も高くはないなあ、と思います。
が、なんつーか、「天気を気にしたり」「洗濯物を干すタイミングを計算して行動計画を立てたり」と脳を働かさなくなる分、ヒト科ヒト属ヒトとして退化するのではないか、と妙な心配をしてしまいます。天気とか湿度とか風とかに鈍感な人とか、ちゃんと行動計画を立てられない人とかになるのではないか。
でも、「洗濯物を干すことに使っていた脳のリソースを、他のことに回すことができる」という考えもできるわけだしね。あんまり変な心配をする必要も無いかもしれない。
つい「新しい利便性は、ヒトの何かを損ねる」みたいな考え方をしちゃうんですよねー。いかんいかん。良くないことだ(←と書いたけど、これは世間に迎合してそう書いたまでで、やっぱり「新しい利便性は、ヒトの何かを損ねる」式の考え方は心のどこかにちょっとある…)。
■ま、1)にしろ3)にしろ、新しい洗濯機は、近日購入します。