■引っ越し完了 |
■9/22の木曜日(大安)。空がどんより曇って、朝から雨が降りやまない、という絶好の引っ越し日和のもと、引っ越しを済ませました。
荷造りが完全には終わらないまま、引っ越しの兄ちゃん方が石神井公園の旧居に9時に来て、12年半かけて溜め込んだ荷物を10時半にはすべて搬出。11時半から茗荷谷の新居に荷物を搬入しはじめ、12時15分に完了。
雨だったので、当然のことながら荷物は少々濡れました。プラスチックの衣装ケースにも水滴が入ってきて、着物に水染みができたのは参った。シンセサイザーとか、ターンテーブルとか、そういったのはちゃんと梱包してくれたから濡れなかったけど。しかし、引っ越し屋の兄ちゃんがシンセサイザー(KORGのMS2000)を、「ピアノ」と呼んでたのが面白かった。「ピアノ、どこ置きます?」とか。
■ええ、引っ越しというものを、実に12年半ぶりに体験しました。前回の引っ越し(成増→石神井公園)は、まだ大して荷物も多くなかったので、赤帽で済ませてたんですね。段ボール十数箱とベッド(厳密には、無印良品の脚つきマットレス)ぐらいか。身軽だったなあ、あのころは。今回の引っ越しは、段ボールだけでも50箱ぐらいになってました…。よくもまあこんなにたくさん、18平米の1Kに収まっていたよな。
■引っ越し屋による本格的な引っ越し、というのは今回が初めてだったのですが、まあ完全に向こうのペースなんですね。兄ちゃん方は「ピアノ、どこ置きます?」とか最低限のことは訊いてはくれるのですが、もろもろの本質的な主導権はあちらにあります。荷物はドバドバやってきて、ドサドサ積み置かれます。難易度がぐんぐん上がってきたテトリスのブロックの勢いです。「いやー、おれの指示と微妙に違う…」という事態が続出するわけです。完璧な指示なんて、まあできません。段ボールも「ちょっと濡れてる」から「ちょっと待ってだいぶ濡れてるぞこれ」まで幅はありますが、基本的に濡れてます。ちゃんと「すぐ使う」と書いておいた段ボールが、段ボールの山の一番下に置かれていたりします。
が、この“自分では制御できない感じ”を、心のどこかで欲していたようにも思えます。これっくらいの勢いを借りないと、引っ越しなんて進まないよね。
引っ越しに限らず、自分の外部にある勢いを上手く使わないと解決しないものごとって、たまにあるよね。まあいいか、そういう話は。
■ま、かくして引っ越しは無事(?)終わったわけです。ブースカ4体がクラフトワークのように鎮座するだけで、トイレットペーパーすらなかったすっからかんの新居も、ついに段ボールの山(というかもはや山脈)で埋まりました。新居は旧居の1.5倍の広さなので、荷物だらけでも不思議とイヤな圧迫感はありません(あくまで前の部屋と比べてってことだけどね)。
が、これ、荷ほどきに最低でも一年はかかるでしょうなあ…。
■あ、あと、この茗荷谷の部屋で2年ぐらいかけてじっくり荷物を徹底的に取捨選択して、荷物を減らして、また小さめの部屋に住み替えようかな、ともすでに思っております。笑
荷造りが完全には終わらないまま、引っ越しの兄ちゃん方が石神井公園の旧居に9時に来て、12年半かけて溜め込んだ荷物を10時半にはすべて搬出。11時半から茗荷谷の新居に荷物を搬入しはじめ、12時15分に完了。
雨だったので、当然のことながら荷物は少々濡れました。プラスチックの衣装ケースにも水滴が入ってきて、着物に水染みができたのは参った。シンセサイザーとか、ターンテーブルとか、そういったのはちゃんと梱包してくれたから濡れなかったけど。しかし、引っ越し屋の兄ちゃんがシンセサイザー(KORGのMS2000)を、「ピアノ」と呼んでたのが面白かった。「ピアノ、どこ置きます?」とか。
■ええ、引っ越しというものを、実に12年半ぶりに体験しました。前回の引っ越し(成増→石神井公園)は、まだ大して荷物も多くなかったので、赤帽で済ませてたんですね。段ボール十数箱とベッド(厳密には、無印良品の脚つきマットレス)ぐらいか。身軽だったなあ、あのころは。今回の引っ越しは、段ボールだけでも50箱ぐらいになってました…。よくもまあこんなにたくさん、18平米の1Kに収まっていたよな。
■引っ越し屋による本格的な引っ越し、というのは今回が初めてだったのですが、まあ完全に向こうのペースなんですね。兄ちゃん方は「ピアノ、どこ置きます?」とか最低限のことは訊いてはくれるのですが、もろもろの本質的な主導権はあちらにあります。荷物はドバドバやってきて、ドサドサ積み置かれます。難易度がぐんぐん上がってきたテトリスのブロックの勢いです。「いやー、おれの指示と微妙に違う…」という事態が続出するわけです。完璧な指示なんて、まあできません。段ボールも「ちょっと濡れてる」から「ちょっと待ってだいぶ濡れてるぞこれ」まで幅はありますが、基本的に濡れてます。ちゃんと「すぐ使う」と書いておいた段ボールが、段ボールの山の一番下に置かれていたりします。
が、この“自分では制御できない感じ”を、心のどこかで欲していたようにも思えます。これっくらいの勢いを借りないと、引っ越しなんて進まないよね。
引っ越しに限らず、自分の外部にある勢いを上手く使わないと解決しないものごとって、たまにあるよね。まあいいか、そういう話は。
■ま、かくして引っ越しは無事(?)終わったわけです。ブースカ4体がクラフトワークのように鎮座するだけで、トイレットペーパーすらなかったすっからかんの新居も、ついに段ボールの山(というかもはや山脈)で埋まりました。新居は旧居の1.5倍の広さなので、荷物だらけでも不思議とイヤな圧迫感はありません(あくまで前の部屋と比べてってことだけどね)。
が、これ、荷ほどきに最低でも一年はかかるでしょうなあ…。
■あ、あと、この茗荷谷の部屋で2年ぐらいかけてじっくり荷物を徹底的に取捨選択して、荷物を減らして、また小さめの部屋に住み替えようかな、ともすでに思っております。笑