■カルピスウォーター問題(1) |
それでまあ、拙僧は、1991年に精通を迎えたのですが、同じ年に発売されたのがかの有名なカルピスウォーターです。
1990年までは、われわれ國民は必死こいてカルピスの原液をコップに注ぎ、そののちに然るべき分量の水をくわえ、真顔でかきまぜて、と手間暇かけてカルピスを作っていたわけですが、カルピスウォーターはその手間が要らない、缶を開ければ即カルピスという、当時としては画期的(前の会社で、これをガッキテキと発音するヒトがいて、新米の私はとても困った。)な商品だったわけであります。
当時、缶入りの乳酸菌飲料と云えば、われわれの地元では「スコール」というのが一般的だったのだけれども、カルピスウォーターはすぐにそのスコールと肩を並べるぐらいにわれわれの消費生活に定着したであります。
おれも下校途中に、新製品だったカルピスウォーターを友達から一口分けてもらい、すげえ、カルピスじゃんこれ。すごいよ。と、素直に感激しました。夏だったんで、余計に美味く感じたんでしょう。
が、最近、そのカルピスウォーターに気になることがあって。
(いつものように大した話ではないけど、次回につづく。)