■訪氷記(2) コペンハーゲン空港のサンドイッチ、アイスランド航空機内の肥満児 |
■前回までのあらすじ
「そうだ、京都以外行こう」と思い立った半蔵は、アイスランドへ旅立った。しかし、成田からアイスランドへは直行便がないので、いったんコペンハーゲンで乗り換える必要がある(※パリやロンドンで乗り換えるパターンもあり)。成田を出発した半蔵は10時間のフライトを経て、とりあえずコペンハーゲンに到着した。栄御前は鶴千代へ菓子をすすめる。しかしその菓子は毒入りであった。突然、その場へ飛び出す千松。千松は自ら菓子を口にすると、
──あのー、今月の歌舞伎座の『伽羅先代萩』のあらすじが混ざってきてるんですけど…… (´д`; ) (´д`; ) (´д`; )
すいません。この連休中に行くんです、歌舞伎座。あと赤坂大歌舞伎。これまでのアイスランド旅行記はこちら→(0) (0') (0'') (1)
■コペンハーゲン到着
はい、じゃあちゃっちゃと書くよ。コペンハーゲンの空港に着いたのね。そこでアイスランド行きの飛行機に乗り換える訳なんだけど、この乗り換えの数時間を利用してコペンハーゲンをちょこっとだけ観光する、というウル技があるらしいのね(例)。でも、おれの場合、出発の飛行機が遅れやがり、当初の予定より2時間遅れたのでコペンハーゲン観光はなし。
▲飛行機を降りたところの壁面一杯に「よく来たな、小僧」といった意味の巨大な文字
▲空港の様子
▲クレジットカードが使える自販機
▲空港の売店の冷蔵庫。ツボルクやらカールスバーグやらがぎっしり
でも、せっかくデンマーク県に着いたので、デンマーク県の空気を吸いたい、と思ったので、いったん空港を出ました。
▲とりあえず空港の外に出た。ほんとに「出ました」ってだけ
▲書体に北欧を感じてみたり
で、15分くらいしてまた空港に戻りました。
▲空港内の写真いろいろ
(これは帰国してから気づいたのですが、椎名誠のアイスランド本に出ていた「コペンハーゲン空港で生ビールとスモークサーモン」ってのをやり忘れたよ。しまったなあ…。)
アイスランド行きの機内で食べる用に、売店でサンドイッチを買ったら真顔で1000円くらいした……。日本のコンビニで売ってるようなサンドイッチを二回りほど大きいサイズであるものの、味は至ってふつう。空港の売店とは云え、なかなかの値段。北欧の物価の高さを思い知らされました。いや、日本の物価が安すぎるのか。なので、日本国内は金が回ってないから不景気なのか。
あ、そうそう、日本のお店でクレジットカードを使うときって、カードを読む機械を店員が操作して、客は暗証番号のボタンを押すだけですが、こちら(少なくともコペンハーゲン空港とアイスランド)では、カードを機械に抜き差しする一連の動作をすべて客がやります。
■アイスランド航空の機内へ
コペンハーゲン空港からアイスランドのケプラヴィーク空港まで2時間半だか3時間くらい。羽田から那覇に行くぐらいの感覚。アイスランド航空の飛行機に乗り込む。コペンハーゲン離陸。隣の席は、30代くらいの白人カップル。
飛行機が高度を上げるにつれ、とうぜん機内の室温も下がるんだけど、この下がり方がなかなか急。グッと冷える。乗客たちがゴソゴソと荷物から上着を取り出しはじめる。拙僧もリュックからモンベルのジャケットを取り出して着る。
スチュワードが飲み物を配りに来る。おれが「Cold tea」と頼むと、そのスチュワードは冷たいミネラルウォーターを注いだコップに紅茶のティーバッグを突っ込む、という暴挙に出ようとしたのでそれを制止して、ミネラルウォーターのコップだけもらう。
▲コペンハーゲン空港で買ったサンドイッチ(高い)。右手にちらっと見えるのが、上述のミネラルウォーター
しかし……中華人民共和国人の肥満児、って地球上のどこにでもいますな。新宿三丁目や銀座でよく見るタイプの、金持ちそうな観光客一家の、気の強そうな肥満児。コペンハーゲンでも見たし、この機内にも乗ってた。そいつはおれの席の近くで、ずっと立ったままiPadをなにやら操作してた(飛行機の中でずっと立ってるやつって、その存在がうるさいよな)。そういう肥満児を見るたび、「憎まれっ子世にはばかる」ということわざを思い出す。生まれ変わるとしたら、中華人民共和国の金持ちの肥満児になって、おれもふてぶてしく生きたいわ。ああいう生き方は、今生ではもう無理です…。
あれ、なんでこんな話になってるんだろう。まあいいや、当機はまもなくアイスランドはケプラヴィーク空港に着陸します。
──今回もまたアイスランドにたどりつけなかった…。 (´д` ) (´д` ) (´д` )
「そうだ、京都以外行こう」と思い立った半蔵は、アイスランドへ旅立った。しかし、成田からアイスランドへは直行便がないので、いったんコペンハーゲンで乗り換える必要がある(※パリやロンドンで乗り換えるパターンもあり)。成田を出発した半蔵は10時間のフライトを経て、とりあえずコペンハーゲンに到着した。栄御前は鶴千代へ菓子をすすめる。しかしその菓子は毒入りであった。突然、その場へ飛び出す千松。千松は自ら菓子を口にすると、
──あのー、今月の歌舞伎座の『伽羅先代萩』のあらすじが混ざってきてるんですけど…… (´д`; ) (´д`; ) (´д`; )
すいません。この連休中に行くんです、歌舞伎座。あと赤坂大歌舞伎。これまでのアイスランド旅行記はこちら→(0) (0') (0'') (1)
■コペンハーゲン到着
はい、じゃあちゃっちゃと書くよ。コペンハーゲンの空港に着いたのね。そこでアイスランド行きの飛行機に乗り換える訳なんだけど、この乗り換えの数時間を利用してコペンハーゲンをちょこっとだけ観光する、というウル技があるらしいのね(例)。でも、おれの場合、出発の飛行機が遅れやがり、当初の予定より2時間遅れたのでコペンハーゲン観光はなし。
▲飛行機を降りたところの壁面一杯に「よく来たな、小僧」といった意味の巨大な文字
▲空港の様子
▲クレジットカードが使える自販機
▲空港の売店の冷蔵庫。ツボルクやらカールスバーグやらがぎっしり
でも、せっかくデンマーク県に着いたので、デンマーク県の空気を吸いたい、と思ったので、いったん空港を出ました。
▲とりあえず空港の外に出た。ほんとに「出ました」ってだけ
▲書体に北欧を感じてみたり
で、15分くらいしてまた空港に戻りました。
▲空港内の写真いろいろ
(これは帰国してから気づいたのですが、椎名誠のアイスランド本に出ていた「コペンハーゲン空港で生ビールとスモークサーモン」ってのをやり忘れたよ。しまったなあ…。)
アイスランド行きの機内で食べる用に、売店でサンドイッチを買ったら真顔で1000円くらいした……。日本のコンビニで売ってるようなサンドイッチを二回りほど大きいサイズであるものの、味は至ってふつう。空港の売店とは云え、なかなかの値段。北欧の物価の高さを思い知らされました。いや、日本の物価が安すぎるのか。なので、日本国内は金が回ってないから不景気なのか。
あ、そうそう、日本のお店でクレジットカードを使うときって、カードを読む機械を店員が操作して、客は暗証番号のボタンを押すだけですが、こちら(少なくともコペンハーゲン空港とアイスランド)では、カードを機械に抜き差しする一連の動作をすべて客がやります。
■アイスランド航空の機内へ
コペンハーゲン空港からアイスランドのケプラヴィーク空港まで2時間半だか3時間くらい。羽田から那覇に行くぐらいの感覚。アイスランド航空の飛行機に乗り込む。コペンハーゲン離陸。隣の席は、30代くらいの白人カップル。
飛行機が高度を上げるにつれ、とうぜん機内の室温も下がるんだけど、この下がり方がなかなか急。グッと冷える。乗客たちがゴソゴソと荷物から上着を取り出しはじめる。拙僧もリュックからモンベルのジャケットを取り出して着る。
スチュワードが飲み物を配りに来る。おれが「Cold tea」と頼むと、そのスチュワードは冷たいミネラルウォーターを注いだコップに紅茶のティーバッグを突っ込む、という暴挙に出ようとしたのでそれを制止して、ミネラルウォーターのコップだけもらう。
▲コペンハーゲン空港で買ったサンドイッチ(高い)。右手にちらっと見えるのが、上述のミネラルウォーター
しかし……中華人民共和国人の肥満児、って地球上のどこにでもいますな。新宿三丁目や銀座でよく見るタイプの、金持ちそうな観光客一家の、気の強そうな肥満児。コペンハーゲンでも見たし、この機内にも乗ってた。そいつはおれの席の近くで、ずっと立ったままiPadをなにやら操作してた(飛行機の中でずっと立ってるやつって、その存在がうるさいよな)。そういう肥満児を見るたび、「憎まれっ子世にはばかる」ということわざを思い出す。生まれ変わるとしたら、中華人民共和国の金持ちの肥満児になって、おれもふてぶてしく生きたいわ。ああいう生き方は、今生ではもう無理です…。
あれ、なんでこんな話になってるんだろう。まあいいや、当機はまもなくアイスランドはケプラヴィーク空港に着陸します。
──今回もまたアイスランドにたどりつけなかった…。 (´д` ) (´д` ) (´д` )