■2017/12/29〜2018/1/4は冬休みで沖縄。

■gocoupのシングルは2018年に持ち越し。

■こちらもぜひ。
https://soundcloud.com/hanzo_tv/

<< ■菅原伝授手習鑑 | 【トップページへ戻る】 | ■NHK『おもしろ漢字ミニ字典』の最高視聴率が27%だった件 >>

■パンクヴーヴー(仮名)は、なぜ


■パンクヴーヴー(仮名)はなぜ漫才が上手なのにあまり売れてないのか。という、人類に課せられた難問の一つに某君と石神井町の沖縄居酒屋で「豆腐よう」をつつきながら考えました。その結果、


パンクヴーヴーの漫才はテクストとして完成されている。

テクストそれ自体が独立して面白いので、芸人自身の人柄とか人格とか人間性とかそういうものが必要な要素ではなくなる。

放送タレントとしての人柄とか人格とか人間性とかがアピールできない。

ゆえに売れない。


という結論に達しました。

パンクヴーヴーの二人って「テクスト中に登場する概念的な人間A&人間B」なのね。英語の教科書に出てくるTomとJaneみたいな感じというか。早い話が、「漫才」が主で「漫才師」が従、になっちゃってる。彼らは彼ら自身の漫才の再生装置でしかない。彼らの「なんか自己完結してる感じ」の原因はそこらへんにあるのではないか、と。

っていう説を今度ジュネーヴの学会で発表する予定です。


■で、ちょっと前に『しくじり先生』にパンクヴーヴーが出てて、「賞レース第一位より第二位のほうが売れる」という話をしてたのですが、それを説明するための比喩がものすごくわかりにくく(※このブログ上で再現できる気がまったくしない)、司会のオードリー若林に、

「そういうところなんじゃないですかね」

みたいに小声でつっこまれてたところが最高に面白かったです。2009年M-1決勝のパンクヴーヴーの漫才よりも面白かったです。