■スタッズ・ターケル『仕事!』、学研ひみつシリーズ『世界の国ぐにびっくり旅行』、など |
■ホワイトソースのピザが恋しくなるくらいには、朝晩は寒くなってまいりました。半蔵商店でございます。
■さて。先日、とある地方都市で見かけた、いい感じにくたびれた'90年代式ショッピング・モールのゲームセンターについて書きました。いま、「ショッピング・モール」にナカグロを打とうかどうか迷った。とりあえず打ってみた。でも、「ホワイトソース」「ゲームセンター」はナカグロなしだなあ。まあいいか、それは。
で、そのショッピングモールではゲームセンターだけでなく、古本屋もあったんですよ。古本屋といっても、ふつうの古本屋という感じではなく、だだっぴろい空間にワゴンが並んでて、そのワゴンの中に背表紙を天に向けた状態の古本が並んでいる、というタイプの店でした。街でたまに見かける「古本市」みたいな催しが常態化している感じ。
■そこでたまたま見つけたのがこれ。スタッズ・ターケルの『仕事!』。奥付によると、仕事と書いてワーキングと読ませるようですが、まあシゴトって普通に読んでも書類送検とかはされないと思いますので大丈夫です。
▲でかい
前から気になってたんだけど、なかなか手に取る機会が無かったんですが、こうやってめぐりあったので入手。amazonのマーケットプレイスで三千円くらいで売ってるのを七百円で買いました。お得。
内容は、アメリカで働く市井の人々のインタビュー。くわしくは検索を。
とりあえず冒頭の製鋼所労働者(37)のとこだけ読んだ。アメリカのハードボイルド探偵小説の登場人物みたいな語り口。『アルフ』のオクモニックさんの口調で脳内再生された。
エクスクラメーション・マークが印象的な装丁は平野甲賀。でもこの本、原題は、『Working』でびっくりマーク無しなんだよね。この「!」は誰が付けたんだろう。
そういえばこの本、おれが子供のころ通ってた公文式の教室になぜかあった。笑
■で、その古本屋ではこれも買いました。
学習漫画マエストロ、内山安二による『世界の国ぐにびっくり旅行』です。学研ひみつシリーズを代表する名盤ですね。これがわずか百二十円でした。いまamazonのマーケットプレイスを見たら、吐き気がするような値段が付けられていました…。この本が、セドリ屋の目をかいくぐって古本屋でふつうに百二十円で売られている奇跡。
検索したところ、この『びっくり旅行』は他のひみつシリーズと違って改訂新版が出されてないんですね。おそらく、昭和52年の本なので載ってる情報(国名やら統計やら何やら)が古くなってるからだと推測するけど(もちろん他の原因もあるのかもしれないけど)、「※この本の情報とかは昭和52年現在のあれです」とか但し書きを付けて復刊することはできないんでしょうか。現代の子供が「情報が古いから」という理由だけでこの物語に触れられないのだとしたらもったいない。国家的損失だと思うんだけど。
■あとこれも買いました。
この本はおれは特に思い入れがないのですが、弟へのプレゼント用。弟がこの本を探してた気がするので(もしかしたら、もう持ってるのかもしれないけど…)。これも百二十円。
■で、これも。
学習漫画ウィザード、沢田ユキオによる『国語のふしぎ』です。カバ欠のため百円。うん、学研が『ひみつシリーズ』で、小学館が『ふしぎシリーズ』なんですよね。うちには昔、沢田ユキオのことわざ大百科みたいな本もあったと思う。
しかし、ひみつシリーズ、ふしぎシリーズの背表紙カバーの「赤い金属っぽい箔押し(?)」を見ると、昭和五十年代後半のコザの稲嶺書店や吉田書店やイトコの部屋の本棚を思い出しますよ。なつかしい。
■さて。先日、とある地方都市で見かけた、いい感じにくたびれた'90年代式ショッピング・モールのゲームセンターについて書きました。いま、「ショッピング・モール」にナカグロを打とうかどうか迷った。とりあえず打ってみた。でも、「ホワイトソース」「ゲームセンター」はナカグロなしだなあ。まあいいか、それは。
で、そのショッピングモールではゲームセンターだけでなく、古本屋もあったんですよ。古本屋といっても、ふつうの古本屋という感じではなく、だだっぴろい空間にワゴンが並んでて、そのワゴンの中に背表紙を天に向けた状態の古本が並んでいる、というタイプの店でした。街でたまに見かける「古本市」みたいな催しが常態化している感じ。
■そこでたまたま見つけたのがこれ。スタッズ・ターケルの『仕事!』。奥付によると、仕事と書いてワーキングと読ませるようですが、まあシゴトって普通に読んでも書類送検とかはされないと思いますので大丈夫です。
▲でかい
前から気になってたんだけど、なかなか手に取る機会が無かったんですが、こうやってめぐりあったので入手。amazonのマーケットプレイスで三千円くらいで売ってるのを七百円で買いました。お得。
内容は、アメリカで働く市井の人々のインタビュー。くわしくは検索を。
とりあえず冒頭の製鋼所労働者(37)のとこだけ読んだ。アメリカのハードボイルド探偵小説の登場人物みたいな語り口。『アルフ』のオクモニックさんの口調で脳内再生された。
エクスクラメーション・マークが印象的な装丁は平野甲賀。でもこの本、原題は、『Working』でびっくりマーク無しなんだよね。この「!」は誰が付けたんだろう。
そういえばこの本、おれが子供のころ通ってた公文式の教室になぜかあった。笑
■で、その古本屋ではこれも買いました。
学習漫画マエストロ、内山安二による『世界の国ぐにびっくり旅行』です。学研ひみつシリーズを代表する名盤ですね。これがわずか百二十円でした。いまamazonのマーケットプレイスを見たら、吐き気がするような値段が付けられていました…。この本が、セドリ屋の目をかいくぐって古本屋でふつうに百二十円で売られている奇跡。
検索したところ、この『びっくり旅行』は他のひみつシリーズと違って改訂新版が出されてないんですね。おそらく、昭和52年の本なので載ってる情報(国名やら統計やら何やら)が古くなってるからだと推測するけど(もちろん他の原因もあるのかもしれないけど)、「※この本の情報とかは昭和52年現在のあれです」とか但し書きを付けて復刊することはできないんでしょうか。現代の子供が「情報が古いから」という理由だけでこの物語に触れられないのだとしたらもったいない。国家的損失だと思うんだけど。
■あとこれも買いました。
この本はおれは特に思い入れがないのですが、弟へのプレゼント用。弟がこの本を探してた気がするので(もしかしたら、もう持ってるのかもしれないけど…)。これも百二十円。
■で、これも。
学習漫画ウィザード、沢田ユキオによる『国語のふしぎ』です。カバ欠のため百円。うん、学研が『ひみつシリーズ』で、小学館が『ふしぎシリーズ』なんですよね。うちには昔、沢田ユキオのことわざ大百科みたいな本もあったと思う。
しかし、ひみつシリーズ、ふしぎシリーズの背表紙カバーの「赤い金属っぽい箔押し(?)」を見ると、昭和五十年代後半のコザの稲嶺書店や吉田書店やイトコの部屋の本棚を思い出しますよ。なつかしい。