■2017/12/29〜2018/1/4は冬休みで沖縄。

■gocoupのシングルは2018年に持ち越し。

■こちらもぜひ。
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■今年のコクーン歌舞伎は良かった。


■今朝は朝の五時半からマクドナルドに社用のノートPCを持ちこみ、百万枚くらいあるレシートや領収書(英語と日本語で同じ言葉を繰り返してるだけなのに印象がちょっと違うよね)の束を一枚一枚整理してPCに打ち込む、という経費精算をしておりました。

と云いますのも、拙僧は今年度になってから仕事上の経費・交通費・宿泊費の類を一度も精算してなかったのですね…。ァ '`,、'`,、('∀`; ) '`,、'`,、

なのでレシートや領収書がたまりにたまって、これこの通り、土曜の朝五時半から実に二時間半かけて精算するという苦行を味わうハメになりました。今朝で半分の五十万枚くらい精算しました。残りの五十万枚は明日の朝やりますめんどくさい…。


■さて、梅雨時のお楽しみと云えばコクーン歌舞伎でございますが、拙僧は今年は6/14昼の部(立見B)と6/25昼の部(立見A)の2回見ました。今年は良かったですよー。'11年の『盟三五大切』以来のアタリですね(って、おれは'10年からしかカブキを見てないのですが)。『三人吉三』が、現代風に更新されてました。


■三人が杯を交わしたあと、ふつう、和尚吉三が杯を叩きつけて割るじゃないですか。でも、今回は川(本水プール)にぽちゃりと沈める演出だった。叩きつけて割ったほうが「砕けて土となるまでは〜」のセリフが活きると思ったんだけど、これは素人の了見かな。


■お坊とお嬢って、あんなに恋愛っぽい関係性だったっけ? あれはちょっと不思議な感じがした。


■ラストシーンでは、紙吹雪マシン(?)が本舞台だけでなく客席前方の天井にも設置されていて、本舞台の紙吹雪と客席の紙吹雪という二つのレイヤー越し(独特の立体感が得られる)に眺める主役三人と捕り手の立ち回りがえらいかっこよくてね。で、超ミニマルで(ミニマルというか何もない・笑)真っ白な舞台に主役三人の衣装の色が映えててね。


■今回のポスターはカブキっぽくなくて新鮮。『三人吉三』という芝居と、あの写真に、つかずはなれずの絶妙な距離感があると思う。おれも歌舞伎座でこのポスターを初めて見た時「お!」と思った。で、この芝居は見に行かなきゃ、と思った。宣伝美術って大事ですよね、ほんとに。

劇場内で売られてるパンフレットもこの世界観の写真になってるんですが、亀蔵の写真は何度見ても楽しめる。笑

あと、パンフレットに、「ギター(録音) 今堀恒雄」って書いてあったよ。


■さて、この文章を書いてるのは朝の十一時です。今日は千穐楽。コクーンの当日券売り場にはもうたくさんの人類が並んでいることでしょう。おれもマクドナルドで伝票整理なんかしていなければこの列に間に合ったのかもしれないですが笑、ま、すでに2回は見物してることだし、千穐楽はパスします。

あー、でも盛り上がるんだろうなー千穐楽。おれも6/25じゃなくて今日見に行くことにすれば良かったかも。


■しかし、ブンカムラって東京に(と云って大げさなら渋谷に)残る最後のバブルですね。あの平成元年感はほかではちょっと味わえない。と、足を運ぶたびに思う。