■レッドブル登場以前に、日本の清涼飲料水メーカーの若手社員がレッドブルのような飲み物を企画したところで、 |
■あの手この手で楽しそうに「ソース二度漬け禁止!!」と声高にアピールしてくる感じ、もういいですよね。どうも、半蔵商店でございます。
禁止で思い出したけど、「野沢ダイブ禁止」という芸名の芸人がいて、いい名前だと思います。発音したくなる。
■さて本日は、まあ、よくある「日本ではなぜappleやgoogleのような企業が生まれてこないのか」系の話に近いあれなのですが。
レッドブルってあるじゃないですか。ね、レッドブル。翼をさずける。あれってオーストリア(たぶん)の企業が作ってるんですけど、いろんな国で売れてて、ここ日本でも売れてますよね。
でも、もし仮にレッドブル登場以前に、日本の清涼飲料水メーカーの若手社員(若手じゃなくたっていいけどさ)がレッドブルのような飲み物を新商品として企画したとしても、社内の反対にあって発売されてないと思うんですよね。
「いっやー、どうかなー、甘すぎるんじゃないかなー(半笑い)」
「いっやー、どうかなー、香りがきついんじゃないかなー(半笑い)」
「いっやー、どうかなー、値段が高いんじゃないかなー、275円て。値ごろ感ないよね(半笑い)。ヘタなドリンク剤より高いし」
「そもそもいまどき250mlの細い缶なんて、どこの店舗も扱ってくれないでしょ。実際どこのメーカーも作ってないし」
「そもそもいまさらこんなもん売れませんよ、市場には既にリポビタンDやアリナミンやデカビタがあるわけですからね」
などと、お偉いさんとか上司とかどうでもいい先輩とかに、いいように云われて終了、って感じなんじゃないでしょうか。
■で、仮に社内から「まあ試作品ぐらいなら作ってもよし」とOKが出たところで、いざその試作品を消費者のグループ・インタビューの場で消費者の人々にモニターとして味見してもらうと、
「ちょっと……甘すぎると思いますね、甘いのは苦手なので……ええ」
「ちょっと……香りがきついと思いますね……ええ」
「ちょっと……275円は高いと思います……120円なら買うかもしれないですけど……ええ」
「250mlは少ないと思うんです。あたしこういう飲み物好きで(笑)、けっこうガヴガヴ飲んじゃうんですよ(笑)。だからこう、もっと350mlとか500mlとかで出してくれたらうれしいなー(笑)、と思います(笑)、はい(笑)」
「いつもリポビタンDやアリナミンやデカビタを飲んでますので、これを改めて手に取ることはないかなーと思う」
などと、モニターの主婦5名に云われて、で、それをいちいち真に受けたお偉いさんとか上司とかどうでもいい先輩とかによって、「やっぱりこの試作品の発売はナシ」ねと云われて終了。
で、けっきょく新商品として「ビタミンCがたっぷり入ったゼロカロリーのヘルシー炭酸飲料(レモン味)」と「原材料を安く調達できる変なお茶っ葉をブレンドして、東洋っぽいネーミングを冠した、なんとなく体に良さそうなお茶」を発売しましょうってとこに落ち着いて、その炭酸飲料とお茶が無事発売されて、たいして売れないので3ヶ月でコンビニの棚から姿を消す、と。
■と、まあ、個人的にはそんな感じのステレオタイプがありますね、なんか。
禁止で思い出したけど、「野沢ダイブ禁止」という芸名の芸人がいて、いい名前だと思います。発音したくなる。
■さて本日は、まあ、よくある「日本ではなぜappleやgoogleのような企業が生まれてこないのか」系の話に近いあれなのですが。
レッドブルってあるじゃないですか。ね、レッドブル。翼をさずける。あれってオーストリア(たぶん)の企業が作ってるんですけど、いろんな国で売れてて、ここ日本でも売れてますよね。
でも、もし仮にレッドブル登場以前に、日本の清涼飲料水メーカーの若手社員(若手じゃなくたっていいけどさ)がレッドブルのような飲み物を新商品として企画したとしても、社内の反対にあって発売されてないと思うんですよね。
「いっやー、どうかなー、甘すぎるんじゃないかなー(半笑い)」
「いっやー、どうかなー、香りがきついんじゃないかなー(半笑い)」
「いっやー、どうかなー、値段が高いんじゃないかなー、275円て。値ごろ感ないよね(半笑い)。ヘタなドリンク剤より高いし」
「そもそもいまどき250mlの細い缶なんて、どこの店舗も扱ってくれないでしょ。実際どこのメーカーも作ってないし」
「そもそもいまさらこんなもん売れませんよ、市場には既にリポビタンDやアリナミンやデカビタがあるわけですからね」
などと、お偉いさんとか上司とかどうでもいい先輩とかに、いいように云われて終了、って感じなんじゃないでしょうか。
■で、仮に社内から「まあ試作品ぐらいなら作ってもよし」とOKが出たところで、いざその試作品を消費者のグループ・インタビューの場で消費者の人々にモニターとして味見してもらうと、
「ちょっと……甘すぎると思いますね、甘いのは苦手なので……ええ」
「ちょっと……香りがきついと思いますね……ええ」
「ちょっと……275円は高いと思います……120円なら買うかもしれないですけど……ええ」
「250mlは少ないと思うんです。あたしこういう飲み物好きで(笑)、けっこうガヴガヴ飲んじゃうんですよ(笑)。だからこう、もっと350mlとか500mlとかで出してくれたらうれしいなー(笑)、と思います(笑)、はい(笑)」
「いつもリポビタンDやアリナミンやデカビタを飲んでますので、これを改めて手に取ることはないかなーと思う」
などと、モニターの主婦5名に云われて、で、それをいちいち真に受けたお偉いさんとか上司とかどうでもいい先輩とかによって、「やっぱりこの試作品の発売はナシ」ねと云われて終了。
で、けっきょく新商品として「ビタミンCがたっぷり入ったゼロカロリーのヘルシー炭酸飲料(レモン味)」と「原材料を安く調達できる変なお茶っ葉をブレンドして、東洋っぽいネーミングを冠した、なんとなく体に良さそうなお茶」を発売しましょうってとこに落ち着いて、その炭酸飲料とお茶が無事発売されて、たいして売れないので3ヶ月でコンビニの棚から姿を消す、と。
■と、まあ、個人的にはそんな感じのステレオタイプがありますね、なんか。