■2017/12/29〜2018/1/4は冬休みで沖縄。

■gocoupのシングルは2018年に持ち越し。

■こちらもぜひ。
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■沖縄市で無礼なバーテンダーを日本刀で真っ二つにしたくなった件


■これは先日、帰省のおり沖縄市のとあるバーで遭遇した事案です。



バーに入る前

(0) おれと友人Xは、一軒目に居酒屋に行った。

(0') おれは、この居酒屋ではノンアルコールビールしか飲まなかった。


バーに入ってから

(1) おれとXは、二軒目にこのバーに入った。

(2) バーで、おれは一杯目にマッカラン10を頼んだ。

(3) マッカラン10を飲み終え、おれは二杯目にシャーリー・テンプル(ノンアルコールのカクテル)を頼んだ。

(4) その際、Xが「この人、さっきのお店でもノンアルコールビールしか飲まなかったんですよー」と会話のトスを上げた。

(5) それを聞いたバーテンダーが「は? じゃあ帰ればいいのに」と云った。

(6) おれはそれを「いやいやいや〜(笑)、もうちょっと居させてくださいよ〜(笑)」と受け答えた。

(7) 二杯目のシャーリーテンプルを運んでくる際、バーテンダーは「はい、ジュース」と云いながらおれの前にシャーリーテンプルを置いた。


その他、補足事項

(8) 店内にはクラシックギターの曲がかかっていた。

(8') Xは自分でもクラシックギターをたしなんでいるので、その話題でバーテンダーとXは話が弾んでいた。

(9) 客は、われわれの他に60代の男性が一人いた。

(10) おれは、バーテンダーに対し、とくに怒りを表明したりはしてない。




■──っていうことがありましてね。いやー、出来事を淡々と時系列で記してるだけでなかなかハラ立ってくるね。

なんといっても(5)ですよ、(5)。「は? じゃあ帰ればいいのに」だと。あのねえ。もう字数費やして怒るのはカロリーのムダだからここでは怒らないけどさ、まあこのバーテンダーを腰に差した日本刀で真っ二つにしたくなりました。お客様気取りがしたいわけじゃないが、あんまりではないか、この一言は。

こういう話になると「店での自分の扱いに不満を覚えるやつは、自尊心と自意識が過剰で、云々」とおっしゃりたくなるお侍さんもいらっしゃるとは思いますが、人間ってそこまで心広くなくちゃいけませんかね。腹立っても十分おかしくない案件だと思う。

そしてねえ、(6)ですが、なんとも情けない発言だなーとは、自分でも思う。あなたもそう思うでしょう。でもね、ヒトって、「突然起きる失礼な出来事」には意外ととっさに対応できないのね。だから、内心では「なんだこいつ…」と思ってはいても、こうやって受け流すしかないのね。そもそもそれまでは楽しく飲んでたわけだからさ。急に怒りを表明するのはちょっとムリだ。それが(10)の理由です。もちろん、突然起きる失礼な出来事に対応できる人も中にはいるでしょうが、人間が誰しもそういう機転を持ち合わせてるわけではない。

(7)の「はい、ジュース」も、まあ、このバーテンダーというかこの馬鹿にとっては愛嬌かなんかのつもりだったのかも知らんけど、この流れだと単におれの神経を逆なでするだけにしか聞こえないです。


シャーリー・テンプル
▲シャーリー・テンプル(飲み終わった)


■この店では以前にも、「小さめの金魚鉢のような変な容器に、藻のようにたっぷりミントの葉をぶち込まれ、マドラー代わりにサイリウムが差し込まれたモヒート」を出してきたり、マッカラン12をロックで頼んだらフチの欠けたグラスで平気で出してきたり、バーテンダーがカウンター内でペラペラペラペラとケータイで偉そうに長話してたり、ということがあったのですが、今回の件でもう決定的に嫌気が差しました。


■で、ここで話の流れが変わるようですが、おれはこの店にはつぶれてほしくないんですね。というのも、この店はバーテンダーと酒こそはたしかに産廃レベルですが、店内の雰囲気(だけ)はいいんです。コザでこういう落ち着いた雰囲気の正統派バーってほとんどないですしね。

で、この店はバーテンダー(おそらくオーナーも兼ねていると思われる)が居抜きで何回か代わってて、この産廃バーテンダーで、たしか四代目か五代目なんですね。

で、おれは、前の代のバーテンダーのころもこの店に足を運んだことがあるのですが、こちらはたいへん人当たりのいい人でした。

で、おれが見る限り、現在のバーテンダーになってから確実に客が減ってるんですね。まあ当たり前だけどな。誰だって嫌いになるだろ、こんなやつ。

おれが聞いた話では、この店は家賃が現在のコザの水準からするとだいぶ高いらしいのですが(家主がバブル時代からまったく値下げしてくれないらしい)、この産廃バーテンダーにこの家賃が払えるだけの客入りを維持できるかどうか。まあ、このままでは未来は暗いと云わざるを得ない。

このバーテンダーが去って、先代バーテンダーが戻ってくるのがベストだけどね、個人的な理想としては。


■ちなみにこのバーテンダー、沖縄人じゃなくて、清水ミチコと同じ出身地らしい。わざわざそんな遠くからコザまでやってきて、わざわざこんなイヤな接客をして、わざわざ客に嫌われてるのか(余談ですが、清水ミチコのブログに最近こんな記事がありました。関係ないけどさ)。


■なお後日、この出来事を別の友人Yに話すと、(4)の会話のトスがいけなかったのではないか、とのことであった。

だが、普通だったら、そんな会話のトスが上がってきたところで、「今日はクルマですか」とか、「前の店で飲み過ぎた?」とか、「休肝日?」とか、「ノンアルコールのカクテルは他にもいろいろ作れるんで」とか、そういう返し方をすると思う。まともなバーテンダーならね。まともじゃないバーテンダーはどうか知らんけど。

そして、Yも話を聞いてるうちにだんだん腹が立ってきたらしく、「いまからその店、行くか?」と云ってくれた。頼りになるやつだ。笑

ちなみにYは「自分なら(5)の時点で怒って席を立つ」とのことだった。ふむ。


■ともかく、近日中に東京でどこかまともなバーへ行って、一人で飲み直そう。あと、胡屋〜園田エリアで雰囲気のいいバーをご存知の方は教えてください。