■年末年始の日記(1/4〜1/6) |
(年末年始の日記の続きです。12/29〜1/3の日記はこちらを。)
一月四日(金)
■たとえばピチカート・ファイブが『さ・え・らジャポン』('01)(しかしこれ、実質小西ヤスハルのソロアルバムのような気もする)で描いたような、昭和中期の(それも、いったん外人の目を通して見たような)ニッポンの気分、というのを、たまに味わいたくなる。
このほかいくつかの理由が重なり、今日は帝国ホテルに一泊することにした。
宿泊中に食べる菓子や本、CD、DVD、着替え、シャンパンのハーフボトルをカバンにつめて家を出る。
■さて、この日は午前中、前述の「昭和中期ニッポン感」を味わうため、まずホテルオークラへ。
虎ノ門の駅から歩いたのだが、風が強くてとにかく寒い。
ホテルオークラに着いたらお茶でも、と思ったけど、「カメリア」なる喫茶店はミッド昭和感というよりは近年のファミレスのようであまり食指が動かないし、ロビーやアーケードをちょっとうろうろするだけでもわりと気が済んでしまったので、売店のようなとこでチョコバーを一つだけ買ってさっさと帰る。
ホテル内のジムの入り口に、「FITNESS CENTER」とかではなく「GYMNASIUM」と表記しているのがよかった。
■その後、日比谷へ移動。「SしZんまい」に行く。
この価格帯の寿司に文句をつけるのも野暮だ。しかし、以前は「安いのに美味しい店」だったのに、「安くて値段相応の店」になってしまった。やはり各地に店舗を広げすぎてるんじゃないだろうかなどと思う。
まあ、これはこれで、ある種の需要にこたえてる店だとは思うけど。
まいたけ天ぷら、白鶴1合ぬる燗、寿司12カン、細巻き二つ、あら汁、で合計4,153円。
■チェックインまで間があるので、東劇に立川談志の映画を見に行く。その後、歩いて日本橋の丸善まで。ホテルで読む本を買う。丸善からタクシーで帝国ホテルまで。
■チェックインして部屋に通されたあとは、電子音楽のCD(教授&外人、i8u)を聞きながらベッドでゴロゴロ読書。
ルームサービスに、ビーフカレーと、氷の入ったワインクーラーを発注。しばらくして運ばれてくる。このビーフカレーがうまい!!!!!(あとで訊いたのだが、このビーフカレーは帝国ホテルのパークサイドダイナーでも食べられるそうです。)
ワインクーラーで、持ってきたシャンパンのハーフボトルを冷やす。なぜわざわざシャンパンを持ってきたかというと、ルームサービスで頼むと高いからです(ケチですか)。しかしこの日は一日中カバンにシャンパンが入ってたので重かった。
■その後、地下のアーケードをちょっとのぞいてみる。今朝のホテルオークラもそうだけど、ホテルの地下アーケードって、良い意味で昭和中期的な感じが残ってる。
■その後、部屋に戻り、湯船にバスジェル(備え付け)を投入して泡風呂につかって雑誌を読むこと一時間。
■その後、シャンパンの栓をビクビクしながら開け(だって怖いじゃないですか(´・ω・`) 爆発しそうで)、ちょっと飲む。
■その後、オールドインペリアルバーで二杯。バーで酒飲んで、すぐ部屋のベッドに戻れるのがホテルのいいところ。
■いつの間にか就寝。
一月五日(土)
■帝国ホテルの客室にて目覚む。あたりまえだ。帝国ホテルで寝て、起きたらマンダリン・オリエンタル東京だった、なんてことがあったら困る。
寝台の上で書見するなどして、プールに行く。プールはまあ、正直小さいのだけれど、こんな地価の高いところにプールを作るとこのサイズになってしまうんだろう。ビート板にしがみついてパチャパチャやるなどして三十分ばかり泳ぐ(“泳ぐ”のうちに入るんだろうか、これは)。
朝九時。クラブハウスサンドイッチが部屋に運ばれてくる(ほんとは朝食メニューしかない時間帯なんだけど、前日の夕方に前もってお願いしておきました)。
うーむ。“ホテルのルームサービスのクラブハウスサンドイッチ評論家”としては、この切り方はいただけない。ピクルスは付けてほしかった。フライドポテトは、揚げてからちょっと時間経ってるなあ。そもそも、フライドポテトではなくポテトチップスを添えてほしい(後略。この続きは、月刊『ホテルのルームサービスのクラブハウスサンドイッチ批評』誌の2013年2月号をご覧ください!)。
とかなんとか思いつつも、ルームサービスで頼んだクラブハウスサンドイッチ(適当な略称はないものか)を食べるのは、楽しい。付け合わせがポテトチップスでない場合を見越して、あらかじめプリングルスの缶(小)を持ってきておいてよかった。
食べ終えて、昨夜のシャンパンの残りなど飲みつつDVDで『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』を観る。友人から「パンナムが出てくるよー」とすすめられていた映画。
映画が終わると、もうチェックアウト30分前になっている。チェックアウト前にバタつかないようにしたい。といつも思うことなんだけど、結局バタつく。
■チェックアウト後、駅まで歩いて、電車で帰宅。自分の部屋に着く。仮眠。
■仮眠ののち、新宿へ。夕刻、某君と新宿で待ち合わせて焼肉の食べ放題へ。
某君の食べるペースがだいぶ速い。パクパクぱくぱく食べる。が、後半に来て急に失速。
だから「焼肉食べ放題後半のタマゴスープ2杯目は危ない」、と云ったのに……。(´・ω・`)
満腹で苦しそうにしてる某君を横目に、拙僧は涼しい顔で〆の冷麺。
■その後、ルノアールでお茶。のち解散。
一月六日(日)
■冬休み疲れを取るべく、とくに予定を入れていない日。
■思いついて、部屋のベッドをよりエアコンの温風が当たりやすい位置に移動。移動に伴い、荷物の大移動が発生。せっかく大掃除で整ったはずの部屋が、ふたたび散らかる。うーむ。
■近所のスーパーで、掃除機の紙パックと、七草セットを買う。七草セットって、1/7当日にはまず売り切れてるよね。
■ということで冬休み終了。
一月四日(金)
■たとえばピチカート・ファイブが『さ・え・らジャポン』('01)(しかしこれ、実質小西ヤスハルのソロアルバムのような気もする)で描いたような、昭和中期の(それも、いったん外人の目を通して見たような)ニッポンの気分、というのを、たまに味わいたくなる。
このほかいくつかの理由が重なり、今日は帝国ホテルに一泊することにした。
宿泊中に食べる菓子や本、CD、DVD、着替え、シャンパンのハーフボトルをカバンにつめて家を出る。
■さて、この日は午前中、前述の「昭和中期ニッポン感」を味わうため、まずホテルオークラへ。
虎ノ門の駅から歩いたのだが、風が強くてとにかく寒い。
ホテルオークラに着いたらお茶でも、と思ったけど、「カメリア」なる喫茶店はミッド昭和感というよりは近年のファミレスのようであまり食指が動かないし、ロビーやアーケードをちょっとうろうろするだけでもわりと気が済んでしまったので、売店のようなとこでチョコバーを一つだけ買ってさっさと帰る。
ホテル内のジムの入り口に、「FITNESS CENTER」とかではなく「GYMNASIUM」と表記しているのがよかった。
■その後、日比谷へ移動。「SしZんまい」に行く。
この価格帯の寿司に文句をつけるのも野暮だ。しかし、以前は「安いのに美味しい店」だったのに、「安くて値段相応の店」になってしまった。やはり各地に店舗を広げすぎてるんじゃないだろうかなどと思う。
まあ、これはこれで、ある種の需要にこたえてる店だとは思うけど。
まいたけ天ぷら、白鶴1合ぬる燗、寿司12カン、細巻き二つ、あら汁、で合計4,153円。
■チェックインまで間があるので、東劇に立川談志の映画を見に行く。その後、歩いて日本橋の丸善まで。ホテルで読む本を買う。丸善からタクシーで帝国ホテルまで。
■チェックインして部屋に通されたあとは、電子音楽のCD(教授&外人、i8u)を聞きながらベッドでゴロゴロ読書。
ルームサービスに、ビーフカレーと、氷の入ったワインクーラーを発注。しばらくして運ばれてくる。このビーフカレーがうまい!!!!!(あとで訊いたのだが、このビーフカレーは帝国ホテルのパークサイドダイナーでも食べられるそうです。)
ワインクーラーで、持ってきたシャンパンのハーフボトルを冷やす。なぜわざわざシャンパンを持ってきたかというと、ルームサービスで頼むと高いからです(ケチですか)。しかしこの日は一日中カバンにシャンパンが入ってたので重かった。
■その後、地下のアーケードをちょっとのぞいてみる。今朝のホテルオークラもそうだけど、ホテルの地下アーケードって、良い意味で昭和中期的な感じが残ってる。
■その後、部屋に戻り、湯船にバスジェル(備え付け)を投入して泡風呂につかって雑誌を読むこと一時間。
■その後、シャンパンの栓をビクビクしながら開け(だって怖いじゃないですか(´・ω・`) 爆発しそうで)、ちょっと飲む。
■その後、オールドインペリアルバーで二杯。バーで酒飲んで、すぐ部屋のベッドに戻れるのがホテルのいいところ。
■いつの間にか就寝。
一月五日(土)
■帝国ホテルの客室にて目覚む。あたりまえだ。帝国ホテルで寝て、起きたらマンダリン・オリエンタル東京だった、なんてことがあったら困る。
寝台の上で書見するなどして、プールに行く。プールはまあ、正直小さいのだけれど、こんな地価の高いところにプールを作るとこのサイズになってしまうんだろう。ビート板にしがみついてパチャパチャやるなどして三十分ばかり泳ぐ(“泳ぐ”のうちに入るんだろうか、これは)。
朝九時。クラブハウスサンドイッチが部屋に運ばれてくる(ほんとは朝食メニューしかない時間帯なんだけど、前日の夕方に前もってお願いしておきました)。
うーむ。“ホテルのルームサービスのクラブハウスサンドイッチ評論家”としては、この切り方はいただけない。ピクルスは付けてほしかった。フライドポテトは、揚げてからちょっと時間経ってるなあ。そもそも、フライドポテトではなくポテトチップスを添えてほしい(後略。この続きは、月刊『ホテルのルームサービスのクラブハウスサンドイッチ批評』誌の2013年2月号をご覧ください!)。
とかなんとか思いつつも、ルームサービスで頼んだクラブハウスサンドイッチ(適当な略称はないものか)を食べるのは、楽しい。付け合わせがポテトチップスでない場合を見越して、あらかじめプリングルスの缶(小)を持ってきておいてよかった。
食べ終えて、昨夜のシャンパンの残りなど飲みつつDVDで『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』を観る。友人から「パンナムが出てくるよー」とすすめられていた映画。
映画が終わると、もうチェックアウト30分前になっている。チェックアウト前にバタつかないようにしたい。といつも思うことなんだけど、結局バタつく。
■チェックアウト後、駅まで歩いて、電車で帰宅。自分の部屋に着く。仮眠。
■仮眠ののち、新宿へ。夕刻、某君と新宿で待ち合わせて焼肉の食べ放題へ。
某君の食べるペースがだいぶ速い。パクパクぱくぱく食べる。が、後半に来て急に失速。
だから「焼肉食べ放題後半のタマゴスープ2杯目は危ない」、と云ったのに……。(´・ω・`)
満腹で苦しそうにしてる某君を横目に、拙僧は涼しい顔で〆の冷麺。
■その後、ルノアールでお茶。のち解散。
一月六日(日)
■冬休み疲れを取るべく、とくに予定を入れていない日。
■思いついて、部屋のベッドをよりエアコンの温風が当たりやすい位置に移動。移動に伴い、荷物の大移動が発生。せっかく大掃除で整ったはずの部屋が、ふたたび散らかる。うーむ。
■近所のスーパーで、掃除機の紙パックと、七草セットを買う。七草セットって、1/7当日にはまず売り切れてるよね。
■ということで冬休み終了。