■2017/12/29〜2018/1/4は冬休みで沖縄。

■gocoupのシングルは2018年に持ち越し。

■こちらもぜひ。
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■gocoup「霜月、時雨、子鹿、酸素」配信開始


霜月、時雨、子鹿、酸素

1930年代にコペンハーゲンの小さな出版社から出版されなかった存在しない絵本のための発売されていないサウンドトラック盤に収録されていない本作「霜月、時雨、子鹿、酸素」は、'60年代の東独の非・国営放送局で放送されなかった架空の児童向けテレビ映画の劇中劇のエンディングテーマに採用されないことを意図せず作曲されなかった。


幾何学的とは別に呼ばれたがってはいないミニマルなメロディが、「あるいはメロディそれ自体が反復する」と誰かに書かれたいわけではないが反復して、その音色と同じ音色あるいは同じではない音色あるいは異なる音色あるいは異ならない音色によるフレーズが重なり、あるいは重ならない。


いずれにせよ、子供の頃に観た児童映画や読んだ絵本の一場面に執着し、かつ、長じてからもその一場面を思い出そうとしてうまく思い出せないことを楽しむことを期待する故にある種の執着がさらに増すこととは無関係に「霜月、時雨、子鹿、酸素」は作曲され、マスタリングされ、ファイル化され、gocoup.comにアップされ、あなたに聴かれていない。


むしろ、我々の方こそが児童映画や絵本に思い出されているということはないだろうか。あるいは、いまだ観ていない児童映画やいまだ読んでいない絵本に待たれているということは。

制作には、テノリオンの廉価な方の機種と、Windows機を用いた。






↑なにを書いてるんでしょうか、おれは。

といった意味も含めまして、本日2012年11月30日の深夜、東京の電子音楽レーベルgocoup(ゴクウ)はこのたび新トラック「霜月、時雨、子鹿、酸素」の配信を開始いたしました。


「霜月、時雨、子鹿、酸素」アートワーク
タイトル:「霜月、時雨、子鹿、酸素」
ユニット名:gocoup(ゴクウ)
レーベル:gocoup(ゴクウ)
フォーマット:ファイル(wav/mp3)
規格番号:gocoup.000
発売日:2012/11/30



ほんとはgocoupの第11作品ということもあって、11月11日に配信したかったのですが、それはさておき。

このエントリを書いてる現時点では日付が変わってすでに師走なので、いまさら「霜月」もないだろう、とおっしゃるお侍さんもいるとは思いますが、いちおう十一月に作ってた曲ということでよろしくお願いいたします。この場合のよろしくお願いしますとは「聴いてみてね」ってことです。どうぞよろしくお願いいたします。

ちなみに無料です。前々作前作に引き続き、コンテンツに適正な対価を支払う喜びを提供できなくて引き続きすいません。そういえばgumroadって最近どうなってるんだろう。