■十月のカブキ状況 |
■今年九月は熱を入れてカブキを見てたように思います。その“熱”とやらと観劇回数は必ずしもダイレクトに比例するものではありませんが、昼の部4回、夜の部1回でした。まあ『寺子屋』なんですけどね。寺子屋というか、むしろ涎くりなんですけどね。
もう「半蔵×涎くり」というカップリングの薄い本(A5、オフセット、32p、表紙4c/PP加工、本文1c)が作られ、「とらのあな」で売られてもおかしくないくらいの勢いですよ。いや、売られてたらおかしいだろ。
■それに比べて十月は、さっと茹でた鶏のササミのようにさらっとしたものです。ポン酢だけで十分いただけそうです。新橋演舞場が昼夜ともに巡業のようなボリュームだったし(20分弱の踊り、くらいつけてくれてもよかったのでは)、国立劇場もやや地味な復活公演(地味が悪いわけじゃないですが)、と淡白なものでした。
■新橋演舞場は、昼夜とも『勧進帳』をやってて、富樫と弁慶を團十郎と幸四郎が交代で演じる、という趣向でしたが、どっちかというと團十郎の弁慶が好きかなあ。なんとなく。
■国立劇場では、一心太助か塩原多助のどっちかを見ましたが、うーん、ストーリーの存在が強固なのか、役者がそれをなぞるだけになってた感がある。なんというか、上演時間と同じ時間をかけてダイジェストを見せられたような。
まー、ハッピーエンドだし、お馬さんのロボットも良くできてるし、いいんでないの。
■それと、十月の歌舞伎ニュースといえば、染五郎の退院会見ですかね、やはり。
あ、あと、獅童のカップラーメンですね。
■さて今月の明治座の花形歌舞伎ですが、無事に昼夜とも三等A席の切符が買えました。よかったよかった。
もう「半蔵×涎くり」というカップリングの薄い本(A5、オフセット、32p、表紙4c/PP加工、本文1c)が作られ、「とらのあな」で売られてもおかしくないくらいの勢いですよ。いや、売られてたらおかしいだろ。
■それに比べて十月は、さっと茹でた鶏のササミのようにさらっとしたものです。ポン酢だけで十分いただけそうです。新橋演舞場が昼夜ともに巡業のようなボリュームだったし(20分弱の踊り、くらいつけてくれてもよかったのでは)、国立劇場もやや地味な復活公演(地味が悪いわけじゃないですが)、と淡白なものでした。
■新橋演舞場は、昼夜とも『勧進帳』をやってて、富樫と弁慶を團十郎と幸四郎が交代で演じる、という趣向でしたが、どっちかというと團十郎の弁慶が好きかなあ。なんとなく。
■国立劇場では、一心太助か塩原多助のどっちかを見ましたが、うーん、ストーリーの存在が強固なのか、役者がそれをなぞるだけになってた感がある。なんというか、上演時間と同じ時間をかけてダイジェストを見せられたような。
まー、ハッピーエンドだし、お馬さんのロボットも良くできてるし、いいんでないの。
■それと、十月の歌舞伎ニュースといえば、染五郎の退院会見ですかね、やはり。
あ、あと、獅童のカップラーメンですね。
■さて今月の明治座の花形歌舞伎ですが、無事に昼夜とも三等A席の切符が買えました。よかったよかった。