■巡業 中央コース/東コース |
■出があるよ! 半蔵商店でございます。
といった意味も含めまして先週の土曜は、昼は大田区で歌舞伎巡業中央コース、そして夕方から江戸川区で同じく東コース、という巡業2つのイレギュラーな“通し”(と呼ぶのだろうか、これは)でした。
なんでこういうスケジュールにしたかというと、中央コースはこの6/30しか行ける日がなかったのですね(7/28の鎌倉も考えたのですが、いかんせんちょっと遠い…)。
取りにくい七月演舞場の切符を取って、国立劇場の愛之助の『毛抜』の切符も取って、その上で巡業を中央コースと東コース(それも菊之助/松緑の2パターン)、となると、スケジュール組むの大変ですよね>歌舞伎クラスタの皆様。
【公文協 中央コース 6/30 昼】於 大田区民ホール・アプリコ
■夕霧名残の正月
藤十郎の頭にセリフがインストールされてなくて、プロンプタが終始つきっきりだった。考えてみれば、この巡業の前日まで演舞場だったんですよね。大変です。
亀鶴よかった。
芝のぶも出てました。舞台上で芝のぶを発見するとトクした気持ちになります。
■曽根崎心中
実を云うと、けっこう寝てしまった…。おれが歌舞伎の上演中に寝るのはけっこう珍しい。いつもは上演中寝ないよう、体力、飲食物、体温などいろいろ調整するのですが(だって、寝ちゃうと切符代がもったいないからね)。朝に食べたカレーパスタがいけなかったか。無事劇場までたどりつけたことで、気が緩んだのか。
昨夏の横浜での杉本文楽でも思いっきり寝てしまったことを思い出す。おれはこの演目と相性が悪いのか?
でも亀鶴よいなあと思ったし、壱太郎の声が良いなあと思ったのは覚えてる。
幕間のイヤホンガイドでは、亀鶴と壱太郎の談話を放送していたんですが、こういう小さな仕事にも亀鶴はサービス精神を発揮してきてるのが感じられた。
【公文協 東コース 6/30 夜】於 江戸川区総合文化センター
■鳥居前
菊之助と梅枝が良い。ここによると、菊之助の忠信は初役らしい。
笹目の忠太は、ちょーーっと小さかったかな。
■吉野山
最後のとこ、菊五郎が投げた笠が思いっきり客席上空に吹っ飛んでいった。笑
昼の部でもこうだったんでしょうか?
■四の切
六月は二つの『四の切』を見たのですが、オモダカ屋がA面、音羽屋がB面、という印象。むろん、どっちも好きです。
松緑狐は、あまり身軽に動けていなかった印象もあるが、親狐を慕う子狐、の心情はちゃんと表現できていて。もらった鼓を転がす所では、おれの近くに座ってた二十歳ぐらいの男が「めっちゃかわいい!」と声に出して喜んでました。
「出があるよ!」の直前、こういう劇場でもちゃんと仮設花道の照明を照らすんですね。
荒法師が3人しかいなかったのが残念だが、巡業仕様のコンパクト体制ゆえ仕方ない。
∴
松緑の鳥居前と、菊之助の四の切は7/21に府中で見ます。
といった意味も含めまして先週の土曜は、昼は大田区で歌舞伎巡業中央コース、そして夕方から江戸川区で同じく東コース、という巡業2つのイレギュラーな“通し”(と呼ぶのだろうか、これは)でした。
なんでこういうスケジュールにしたかというと、中央コースはこの6/30しか行ける日がなかったのですね(7/28の鎌倉も考えたのですが、いかんせんちょっと遠い…)。
取りにくい七月演舞場の切符を取って、国立劇場の愛之助の『毛抜』の切符も取って、その上で巡業を中央コースと東コース(それも菊之助/松緑の2パターン)、となると、スケジュール組むの大変ですよね>歌舞伎クラスタの皆様。
【公文協 中央コース 6/30 昼】於 大田区民ホール・アプリコ
■夕霧名残の正月
藤十郎の頭にセリフがインストールされてなくて、プロンプタが終始つきっきりだった。考えてみれば、この巡業の前日まで演舞場だったんですよね。大変です。
亀鶴よかった。
芝のぶも出てました。舞台上で芝のぶを発見するとトクした気持ちになります。
■曽根崎心中
実を云うと、けっこう寝てしまった…。おれが歌舞伎の上演中に寝るのはけっこう珍しい。いつもは上演中寝ないよう、体力、飲食物、体温などいろいろ調整するのですが(だって、寝ちゃうと切符代がもったいないからね)。朝に食べたカレーパスタがいけなかったか。無事劇場までたどりつけたことで、気が緩んだのか。
昨夏の横浜での杉本文楽でも思いっきり寝てしまったことを思い出す。おれはこの演目と相性が悪いのか?
でも亀鶴よいなあと思ったし、壱太郎の声が良いなあと思ったのは覚えてる。
幕間のイヤホンガイドでは、亀鶴と壱太郎の談話を放送していたんですが、こういう小さな仕事にも亀鶴はサービス精神を発揮してきてるのが感じられた。
【公文協 東コース 6/30 夜】於 江戸川区総合文化センター
■鳥居前
菊之助と梅枝が良い。ここによると、菊之助の忠信は初役らしい。
笹目の忠太は、ちょーーっと小さかったかな。
■吉野山
最後のとこ、菊五郎が投げた笠が思いっきり客席上空に吹っ飛んでいった。笑
昼の部でもこうだったんでしょうか?
■四の切
六月は二つの『四の切』を見たのですが、オモダカ屋がA面、音羽屋がB面、という印象。むろん、どっちも好きです。
松緑狐は、あまり身軽に動けていなかった印象もあるが、親狐を慕う子狐、の心情はちゃんと表現できていて。もらった鼓を転がす所では、おれの近くに座ってた二十歳ぐらいの男が「めっちゃかわいい!」と声に出して喜んでました。
「出があるよ!」の直前、こういう劇場でもちゃんと仮設花道の照明を照らすんですね。
荒法師が3人しかいなかったのが残念だが、巡業仕様のコンパクト体制ゆえ仕方ない。
松緑の鳥居前と、菊之助の四の切は7/21に府中で見ます。