■結婚式の帰りって、ヤングジャンプ買いたくなるよね。(なりません) |
■昨年は、三回も沖縄に里帰りしてました。
なので、「一年で三回は里帰りし過ぎである」と、欧米のクオリティ・ペーパー各紙の社説において名指しで批判されたりもしたけれど、おれのことをさんざん書いといて、それでいてたまたま立食パーティーで会ったとき何事もなかったかのように「やあやあ、どうもどうも、ボンジュール?」みたいに白々しく近づいてきたル・モンド紙の論説委員の顔面は、「君の国のワインは最高だよね、特に瓶の殴り心地が」というセリフとともに、手近にあった2007年のボルドーの瓶でぶん殴りましたけどね。おかげでちょっと面倒なことになったけど、外人の鼻が折れる音を初めて聞けたのは収穫でした。ただ、パーティー会場にKORGのMR-2を持ってくのを忘れてしまい録音ができなかったので、その音を24bit/48khzのwavファイルにしてgumroadで販売できないのは残念です。
■さて、三月下旬にもまた、一週間ばかり沖縄行きます。妹1号の結婚式があるんですね。
ということで結婚式の話なのですが。おれは沖縄で親族の結婚式に出ると、なぜか、
帰りにコンビニでヤングジャンプを買いたくなる
のですね。これは、原因ははっきりしてて、おれが中学生のころ従姉の結婚式に出た際、ヤングジャンプを持ってったことがあるからです。たぶん、親族控え室かなんかで時間つぶしに読むつもりだったのでしょう。ちなみにそのころのヤングジャンプは普段もたまに読んでいてて、『少年アシベ』とか『ツレちゃんのゆううつ』とかやってました。そういう時代です。
で、それでまあ、中学のころできあがったこの「結婚式→ヤングジャンプ」という謎の刷り込みがまだおれの頭に残ってて、それで結婚式の帰りにはヤングジャンプが買いたくなるんだと思う。まあ、あくまでも「買いたくなる」だけで、実際は買わないことの方が多いんですけどね。ヤングジャンプの代わりにスピリッツを買うこともありますけどね。
■もうひとつ云うと、「結婚式の帰りに車で通りたくなる道路」ってのもあって。
これもまあヤングジャンプと全く同じ理由で通りたくなる訳です(ようするに、上述の従姉の結婚式の帰りに通った道なのです)。結婚式の帰りはその道路を通らないと、何かが完成しないような気すらしてね。
これもまた、結婚式があるたび実際にわざわざその道路を通ってるわけではないんだけど、やはり「通りたくなる」んですね。
でもまあ、こういう、「『ブレードランナー』と聞くだけで、うどんが食べたくなる」とか「いしいひさいちのマンガを目にすると、イボコロリを思い出す」なんてレベルじゃない、ほとんど他人と共有できない自分だけの刷り込みって、多かれ少なかれ誰でもあるんじゃないですかね。
■ただ、おれは、この手の刷り込みを後年まで「わざと引きずって」、かつ、その刷り込みに「わざと従いたくなる」ことがあるんですね。その刷り込みを変に大事にしてるというか。で、その刷り込みは結婚式のようなイベントだけではなく、日常生活レベルでも少なくない種類があるのです。
そんな些細な刷り込みとやらにいつまでも従ってると、なんか生活や行動のパターンが妙な風に規定されてしまいそうなので、ときには刷り込みをあえて無視して行動したりもするのですが、まあ、来月の妹の結婚式の帰りには、久しぶりにヤングジャンプでも買いたくなってみようかと思います。
なので、「一年で三回は里帰りし過ぎである」と、欧米のクオリティ・ペーパー各紙の社説において名指しで批判されたりもしたけれど、おれのことをさんざん書いといて、それでいてたまたま立食パーティーで会ったとき何事もなかったかのように「やあやあ、どうもどうも、ボンジュール?」みたいに白々しく近づいてきたル・モンド紙の論説委員の顔面は、「君の国のワインは最高だよね、特に瓶の殴り心地が」というセリフとともに、手近にあった2007年のボルドーの瓶でぶん殴りましたけどね。おかげでちょっと面倒なことになったけど、外人の鼻が折れる音を初めて聞けたのは収穫でした。ただ、パーティー会場にKORGのMR-2を持ってくのを忘れてしまい録音ができなかったので、その音を24bit/48khzのwavファイルにしてgumroadで販売できないのは残念です。
■さて、三月下旬にもまた、一週間ばかり沖縄行きます。妹1号の結婚式があるんですね。
ということで結婚式の話なのですが。おれは沖縄で親族の結婚式に出ると、なぜか、
帰りにコンビニでヤングジャンプを買いたくなる
のですね。これは、原因ははっきりしてて、おれが中学生のころ従姉の結婚式に出た際、ヤングジャンプを持ってったことがあるからです。たぶん、親族控え室かなんかで時間つぶしに読むつもりだったのでしょう。ちなみにそのころのヤングジャンプは普段もたまに読んでいてて、『少年アシベ』とか『ツレちゃんのゆううつ』とかやってました。そういう時代です。
で、それでまあ、中学のころできあがったこの「結婚式→ヤングジャンプ」という謎の刷り込みがまだおれの頭に残ってて、それで結婚式の帰りにはヤングジャンプが買いたくなるんだと思う。まあ、あくまでも「買いたくなる」だけで、実際は買わないことの方が多いんですけどね。ヤングジャンプの代わりにスピリッツを買うこともありますけどね。
■もうひとつ云うと、「結婚式の帰りに車で通りたくなる道路」ってのもあって。
これもまあヤングジャンプと全く同じ理由で通りたくなる訳です(ようするに、上述の従姉の結婚式の帰りに通った道なのです)。結婚式の帰りはその道路を通らないと、何かが完成しないような気すらしてね。
これもまた、結婚式があるたび実際にわざわざその道路を通ってるわけではないんだけど、やはり「通りたくなる」んですね。
でもまあ、こういう、「『ブレードランナー』と聞くだけで、うどんが食べたくなる」とか「いしいひさいちのマンガを目にすると、イボコロリを思い出す」なんてレベルじゃない、ほとんど他人と共有できない自分だけの刷り込みって、多かれ少なかれ誰でもあるんじゃないですかね。
■ただ、おれは、この手の刷り込みを後年まで「わざと引きずって」、かつ、その刷り込みに「わざと従いたくなる」ことがあるんですね。その刷り込みを変に大事にしてるというか。で、その刷り込みは結婚式のようなイベントだけではなく、日常生活レベルでも少なくない種類があるのです。
そんな些細な刷り込みとやらにいつまでも従ってると、なんか生活や行動のパターンが妙な風に規定されてしまいそうなので、ときには刷り込みをあえて無視して行動したりもするのですが、まあ、来月の妹の結婚式の帰りには、久しぶりにヤングジャンプでも買いたくなってみようかと思います。