■あるあるネタの歴史 |
■お若い方にはちょっと信じられない話かもしれませんが、20年ほど前までは、
「カップ焼きそばのお湯を流しに捨てるとき、流しが『ボン!』って音を立てるよね!」
というのが、“あるあるネタ”として成立→流通していたんですよね、この先進国で。
いまとなっては、すっかり形骸化したあるあるネタ、どころか、単なる日本語の文章、となってしまいましたが。
■そういえば、おれが今月見たお笑いのライブで、とある芸人さんが
「蛇口から水を出そうと思って栓をひねったら、シャワーから水が出てきてびっくりすることあるよね」
ということをあるあるネタの一環としてしゃべってました。この人、平成一ケタ時代からタイムワープしてきたのかと思った。
(あ、でもこの芸人さんが披露してた、
「服屋でマネキンのジャケットの値札を見て、『お? 安いじゃん』と思ったら、それがインナーのTシャツの値札だったってことあるよね」
っていうのは、まあ確かに昔からある話だけど、お笑いのライブではあまり聞いたことなかったので、それはちょっと面白かった。)
■まあ、このように、あるあるネタってのは時代によって移り変わっていくものなんですね。云うまでもないことですが。
いまは、クラブミュージックと同じで、あるあるネタも消費サイクルが早まり、さらにジャンルも細分化してるように思います。
あるあるマエストロこと、つぶやきシローの名あるある、
「おじいちゃんって、かかとに干からびた米粒ついてるよね」
のような、老若男女、幅広い世代が共感できるあるあるネタは、もう出てきにくくなってるのかもしれません。
■──というようなことをまとめた、『あるあるネタの歴史』『あるあるネタの変遷』のような新書があったら、読んでみたいです。
■あと、本題とぜんぜん関係ないけど、『TMネットワークの再結成はなぜうまくいかなかったか』という新書があったら読みたい。でも定価では買いたくない。誰かが貸してくれるなら、もしくは著者が献本してくれるなら読んでもいい。
「カップ焼きそばのお湯を流しに捨てるとき、流しが『ボン!』って音を立てるよね!」
というのが、“あるあるネタ”として成立→流通していたんですよね、この先進国で。
いまとなっては、すっかり形骸化したあるあるネタ、どころか、単なる日本語の文章、となってしまいましたが。
■そういえば、おれが今月見たお笑いのライブで、とある芸人さんが
「蛇口から水を出そうと思って栓をひねったら、シャワーから水が出てきてびっくりすることあるよね」
ということをあるあるネタの一環としてしゃべってました。この人、平成一ケタ時代からタイムワープしてきたのかと思った。
(あ、でもこの芸人さんが披露してた、
「服屋でマネキンのジャケットの値札を見て、『お? 安いじゃん』と思ったら、それがインナーのTシャツの値札だったってことあるよね」
っていうのは、まあ確かに昔からある話だけど、お笑いのライブではあまり聞いたことなかったので、それはちょっと面白かった。)
■まあ、このように、あるあるネタってのは時代によって移り変わっていくものなんですね。云うまでもないことですが。
いまは、クラブミュージックと同じで、あるあるネタも消費サイクルが早まり、さらにジャンルも細分化してるように思います。
あるあるマエストロこと、つぶやきシローの名あるある、
「おじいちゃんって、かかとに干からびた米粒ついてるよね」
のような、老若男女、幅広い世代が共感できるあるあるネタは、もう出てきにくくなってるのかもしれません。
■──というようなことをまとめた、『あるあるネタの歴史』『あるあるネタの変遷』のような新書があったら、読んでみたいです。
■あと、本題とぜんぜん関係ないけど、『TMネットワークの再結成はなぜうまくいかなかったか』という新書があったら読みたい。でも定価では買いたくない。誰かが貸してくれるなら、もしくは著者が献本してくれるなら読んでもいい。