■新しいコンピュータは速い |
■先日、新しいノートPCが届きました。
このノートにはね、あれを搭載してるんですよ、SSD。Cドライブが、ハードディスクではなくSSD。いやー、うわさには聞いてましたが、
起動が速い。
「え? これ、どっきり? どっきりなの?」ってくらい速い。実は起動してないんじゃないかってくらい速い。「あれでしょ? そうやって起動したように見せかけて、ほんとは起動してないんでしょ?」と、自分自身の直感に保険をかけてしまうくらい速い(しかしヒトはなぜ、こんな小さなことにもこういう保険をかけてしまうことがあるのか。そんなにも自分を「おれは間違えなかったぜ。だまされなかったぜ」という位置に置いておきたいものなのか)。
■小室哲哉とYOSHIKIのユニット、V2の「背徳の瞳」のCDを再生すると同時にこのノートの電源を入れるとするじゃないですか。そしたら、イントロのピアノが半分も終わらないうちに起動が完了してて、YOSHIKIのドラムが始まるころにはもうとっくにブラウザでインターネットが見られちゃってるんですよ。
まあ、この曲はイントロがそもそも長いし(1分くらいある)、小室の声がオケに全く溶け込んでいないんですが、それを抜きにしてもSSDは起動が速い。
これがいま使ってる古いノートPC('03年末に購入)だったら、電源入れて、のろのろと起動し始め、のろのろとアイコンがデスクトップに表示され、ボーカルが終わって、ドラム終わって、シンセサイザーの雑音だけになって、曲が全部終わったあとの「ヴィー、トゥー」という外人ナレーションが入るころにやっとインターネットにつながる調子が整うかな、ぐらいのペースなんですよ。
■で、新しいPCは、CPUもi7だったりメモリも8GBだったりするのですが、その速いPCではまだ何もしてません。三回くらい起動させて、「速いなー」って云ってるだけ。
新しくて速いPCがかたわらにある、というだけで、心にゆとりがでるのか、いま使ってる古くて遅いPCを使ってもあまりストレスを感じなくなってくるんですね。不思議と。なので、このブログもまだ旧PCで書いてます。
あと、どんなに速いPCでも環境設定とデータ移行はそれなりに手間で、それらに手をつける気にまだならない、というのもあります。まあ、予想していたことではあるけれど。