■2017/12/29〜2018/1/4は冬休みで沖縄。

■gocoupのシングルは2018年に持ち越し。

■こちらもぜひ。
https://soundcloud.com/hanzo_tv/

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■明治座 五月花形歌舞伎 5/15 昼夜通し


■義経千本桜
亀治郎の狐は、昨年八月演舞場の海老蔵の狐と比べて、かわいげを出して演じてるように感じました。とくに、もらった鼓を転がすところとか、狐のしゃべり方とか。

一階席の奥(頭上が二階席)だったため、宙乗りの最後のところがよく見えず。

終盤に出てくる、荒法師たちが好きです。荒法師が登場してくるときのステップを、佐久間一行の「システム〜♪」の唄と頭の中で重ねると、けっこうしっくりくるよ(←ライフハック)。


■蝶の道行
セットと衣装が、ちょっと短絡的というか即物的というか。歌舞伎の「潔いデフォルメさ」がまるで感じられない。おかげで、せっかくの役者の踊りの印象が薄まってしまったように思う。

全体的なトーンに良くない意味での「昭和モダン」を感じた。昨年十二月の日生劇場の『達陀』にも、ちょっと「モダンとして機能してないモダン」を感じたが、これはさらに。このままの演出では、十数年後にはもう残ってないのではないでしょうか。

──と、近所の太った野良猫が云ってました。彼の意見に無条件に賛同するわけじゃないですが、おれもわりと近い意見で、珍しく上演中にちょっと寝た。


■封印切
先月、演舞場で見たときはピンと来なかったんだけど、今月は楽しく見られました。染五郎の八右衛門が良かった。モノローグ風に延々語るところとか。あと、悪態をつくなかにも、人間味のようなものが感じられて。


■牡丹燈籠
怪談というから、もっとおどろおどろしいものかと思ってたけど、そういうものではなかった。笑えるところなどもありつつ。染五郎いわく、ドリフの影響もあるらしい。でも最後はちゃんと(?)怪談らしく終わります。本水の雨も降ります。

あと、亀鶴が徐々に気に入りつつある今日この頃。そろそろ、「かめつる」とタイピングして変換するのではなく、「きかく」→「亀鶴」と一発で変換できるようPCに登録したい(←しろよ)。←ってこれ、前も書いたような気が。


■高坏
勘太郎の、高下駄でのタップダンスがメイン。終始ニコニコとしながらあれだけ踊るのは大変そうだ。

両側の二人もタップを踏み始めて、三人そろってのタップダンスになったらもっと面白いだろうなー、と勝手な注文を頭の中で。

ここでも、勘太郎に下駄を売りつける亀鶴がよかった。


■その他
イヤホンガイドでの亀治郎のしゃべりが、正月の浅草でのイヤホンガイドよりもやる気があった。笑

舞台写真が売られていて、歩く歴史こと小山三さんの写真が三枚出てて、そのうち一枚は売り切れていた。

明治座には初めて行ったのですが、オフィス街のオフィスビルにある劇場なので、周囲にお店や食べ物屋が少なかったです。また行く機会があったら、きちんと食糧を調達してから行こうと思いました(劇場の中でももちろん飲食物は売ってますが、限られた休憩時間内に混雑のなか食べ物を買いにいくのは、せわしないんですよね、なんか)。