■『天保遊侠録』『将軍江戸を去る』国立劇場 十月歌舞伎公演 |
■今日は国立劇場に歌舞伎を見に行ってきました。『天保遊侠録』よかったです。『将軍江戸を去る』はイマイチよく分からなかったけど、帰りに石神井公園の商店街の「てんや」で、秋味天丼とかいうのを発注したら、カキの天ぷらが乗っかってて、それが意外に美味しかったから、よかったです。
■しかし『将軍江戸を去る』は楽しめなかった。芝居が悪いのでなく、おれのほうに原因があるのかもしれないけど──
(この芝居に限りませんが)フィクションの中に出てくる幕末の薩摩藩の若いやつって、なんであんなに怒鳴るように、がなるように、言葉を荒らげてしゃべるの? 耳障りかつ聞き取りづらい。
で、第一幕は、登場人物がストーリー(とか歴史とか)の前後関係を説明してるだけのように感じられた。なんか、小学生のころに見た教育テレビの社会科の番組の再現ドラマを思い出した。幕末の日本史をお勉強するために国立劇場までノコノコやってきたんじゃねえっつーの。あれだけ多量のセリフを暗記する役者さんの記憶力はすごいですが…。
こんなにも歌舞伎を見る楽しさというのが得られない舞台も珍しかった。そもそも歌舞伎というフォーマットで上演する意味あんのか、これ。
ということで、第一幕だけで帰っちゃいました。第二幕からは面白くなったのかもしれないけどさ。
まあこの芝居を楽しむだけの素養がおれにはなかった、と云われればそれまでなんだけどね。
■しかし『将軍江戸を去る』は楽しめなかった。芝居が悪いのでなく、おれのほうに原因があるのかもしれないけど──
(この芝居に限りませんが)フィクションの中に出てくる幕末の薩摩藩の若いやつって、なんであんなに怒鳴るように、がなるように、言葉を荒らげてしゃべるの? 耳障りかつ聞き取りづらい。
で、第一幕は、登場人物がストーリー(とか歴史とか)の前後関係を説明してるだけのように感じられた。なんか、小学生のころに見た教育テレビの社会科の番組の再現ドラマを思い出した。幕末の日本史をお勉強するために国立劇場までノコノコやってきたんじゃねえっつーの。あれだけ多量のセリフを暗記する役者さんの記憶力はすごいですが…。
こんなにも歌舞伎を見る楽しさというのが得られない舞台も珍しかった。そもそも歌舞伎というフォーマットで上演する意味あんのか、これ。
ということで、第一幕だけで帰っちゃいました。第二幕からは面白くなったのかもしれないけどさ。
まあこの芝居を楽しむだけの素養がおれにはなかった、と云われればそれまでなんだけどね。