■2017/12/29〜2018/1/4は冬休みで沖縄。

■gocoupのシングルは2018年に持ち越し。

■こちらもぜひ。
https://soundcloud.com/hanzo_tv/

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■「火の鳥」


■桜の写真をブログに載せない主義です。半蔵商店です。


■石神井公園のラーメン屋「火の鳥」が明日(3/26)で閉店らしいです。

この「火の鳥」は、いたって普通のラーメン屋である、というところが気に入ってます。

なんかいつもいつも似たようなことばっかり書いてますが、このところの東京のラーメン屋って、意外に「普通のラーメン屋」がないんですよ。どこも「これがうちのやり方ですから!!」みたいな、肩肘はった自己主張ばかりしてるように思えて。で、その自己主張が、店内いたるところにダラダラ書かれてる能書き、筆ペンのようなフォントで印刷されているメニュー、店員の作務衣&バンダナ、「ら〜めん」という表記、店員の妙な掛け声、派手な湯切り、などに表れているように感じられて。

でも、この「火の鳥」は、まっとうなラーメンを普通に出す、町のラーメン屋なのです(かといって、「中華人民共和国料理なら一通りやってます」というタイプのお店とも違う。あくまでラーメン専門。サイドメニューは餃子と、あと数点のみ)。この佇まいが良いです。ラーメンムック持ったラーメンマニアとは無縁な感じが。


■で、ハイネケンのネオン(このお店では、ラーメン屋には珍しくハイネケンが置いてあるのです)とか、洋画のワンシーンを印刷したモノクロのタペストリーとか、マンガや雑誌の並ぶ小さい棚とか、そういうイトコの大学生のお兄さんの部屋みたいな、気負ってない雰囲気の店内も好きです。

また、店内が「ほどよい狭さ」であることも良いことだと考えます。なぜなら、ラーメン屋は広すぎたり狭すぎたりするとラーメンを味わうことがより難しくなるからです(←なぜ直訳風の文体なんだろう)。


■この店の存在は前々から知ってたのですが、ようやく初めて足を運んだのが去年の秋で、それからたまーに行く程度だったのですが、もうちょっと早くから通えば良かったかなー。


■今日は味噌ラーメンと餃子を食しました。