■東京半蔵つけ麺日記【三】 |
(三十一歳にして初めてつけ麺を食べた日本人の記録。その第三回目。第一回はこちら。第二回はこちら)
■二十二食目 h22/2/18 渋谷・N
まず、店が広い。天井も高い。狭っくるしい店が当たり前のつけ麺界では珍しい、ゆとりあるスペース。
で、肝心のつけ麺が、えー、あんまし美味しくない。
なんというか、麺の顔色が悪い。妙な表現だがそう思った。太さも、うどんのように極太(もう、こういう太いのはあんまり好きじゃない)。
そしてスープが甘酸っぱい。冷やし中華のタレみたい。
店の人も悪い人ではなかったが、前の客の食べ終えた食器をずーっとカウンターに放置してたりして、あまりテキパキしてない。客はおれを含めて三人しかいなかったんだから、食器を下げる余裕くらいはあるような気がするが……まあ店にもいろいろ事情はあると思うけども。
ところで、この店があまり美味しく感じられない理由の一つに、やはり店内がだだっ広すぎることもあるのではないか、と思った。なんか、食ってて落ち着かないんである。「ほどよい狭さ」というのが、ラーメン屋/つけ麺屋には必要なのかもしれない。
店が広くても狭くても文句云う。客って贅沢ですね。
■二十三食目 h22/2/20 中野・S
夕刻、中野へ。某君に中野のつけ麺屋を教えれと頼んだところ、別の店を教えてもらったのだが、その店は「昼しかやってない。ちなみに水曜と日曜は休み」というトリッキーな営業時間だったため、こちらのS店を訪問。
スープは三種類のうちから選ぶ。麺の量は良心的。ただし太麺。
つけ麺を食べ始めて一ヶ月過ぎともなると、自分の好みがだんだん固まってくる。太麺よりも細麺。魚介類の甘いスープは好きじゃない、など。
好みが固まってくる、というのは、おれの場合「受け付けなくなるもの、排除するものが増える」ということでもある。もちろん料理だけでなく、音楽でもお笑いでもなんでも。視野が狭くなるのはいかんなあと思う。もうちょっと柔軟にならんもんかね>俺
■二十四食目 h22/2/21
スーパーで細麺と、燻製たまごのパックを買ってきて、家つけ麺。つけ麺はやはり、細麺に限る。
■二十五食目 h22/2/22 渋谷・N'
辛いラーメンで有名な店らしい。辛いのが大好きというわけでもないが、駅の近くにあったので入る。
名前は忘れたが、野菜の乗ったつけ麺を発注。スープがいい辛さ。
つけ麺屋というよりは、「たまに辛いものが食べたくなったときに行く店」として今後も利用することがあるかもしれない。
ただ、ちょっと高いんだなあ…。あと百円安ければ。
つけ麺はできるだけ800円で食べたい。出しても850円。それ以上出すんなら、なにか別の料理を食べた方がいい。
──とはいえ、(このブログで何度も書いてるように)東京のラーメンやらつけ麺やらは、もはやマニアのための嗜好品なので、価格云々に文句をつけるのは野暮なのだろう。
■二十六食目 h22/3/5 渋谷・C
しばらくダイエットをしてたので、その間はつけ麺を食べなかった。よって、ひさびさのつけ麺。
えー、ここはそんなに好みの味ではなかった。
ただ、麺が太麺だったものの、節度をわきまえた太さだったので、抵抗なく食べられた。
店内に手書きのPOPとでもいうのか、なんかあれこれ書いてあんだけど、それの字が下手なのが気になる。
領収書を頼んだら、びっちゃびっちゃの領収書が出てきた。おれがこれまでの人生でもらった領収書の中で、いちばん水分を含んだ領収書だった。濡れた手で書くな!
領収書はさておき、この店には前述(2/18 渋谷N店)の「ほどよい狭さ」のようなものがあった、ように感じられた、ように思う。
■二十二食目 h22/2/18 渋谷・N
まず、店が広い。天井も高い。狭っくるしい店が当たり前のつけ麺界では珍しい、ゆとりあるスペース。
で、肝心のつけ麺が、えー、あんまし美味しくない。
なんというか、麺の顔色が悪い。妙な表現だがそう思った。太さも、うどんのように極太(もう、こういう太いのはあんまり好きじゃない)。
そしてスープが甘酸っぱい。冷やし中華のタレみたい。
店の人も悪い人ではなかったが、前の客の食べ終えた食器をずーっとカウンターに放置してたりして、あまりテキパキしてない。客はおれを含めて三人しかいなかったんだから、食器を下げる余裕くらいはあるような気がするが……まあ店にもいろいろ事情はあると思うけども。
ところで、この店があまり美味しく感じられない理由の一つに、やはり店内がだだっ広すぎることもあるのではないか、と思った。なんか、食ってて落ち着かないんである。「ほどよい狭さ」というのが、ラーメン屋/つけ麺屋には必要なのかもしれない。
店が広くても狭くても文句云う。客って贅沢ですね。
■二十三食目 h22/2/20 中野・S
夕刻、中野へ。某君に中野のつけ麺屋を教えれと頼んだところ、別の店を教えてもらったのだが、その店は「昼しかやってない。ちなみに水曜と日曜は休み」というトリッキーな営業時間だったため、こちらのS店を訪問。
スープは三種類のうちから選ぶ。麺の量は良心的。ただし太麺。
つけ麺を食べ始めて一ヶ月過ぎともなると、自分の好みがだんだん固まってくる。太麺よりも細麺。魚介類の甘いスープは好きじゃない、など。
好みが固まってくる、というのは、おれの場合「受け付けなくなるもの、排除するものが増える」ということでもある。もちろん料理だけでなく、音楽でもお笑いでもなんでも。視野が狭くなるのはいかんなあと思う。もうちょっと柔軟にならんもんかね>俺
■二十四食目 h22/2/21
スーパーで細麺と、燻製たまごのパックを買ってきて、家つけ麺。つけ麺はやはり、細麺に限る。
■二十五食目 h22/2/22 渋谷・N'
辛いラーメンで有名な店らしい。辛いのが大好きというわけでもないが、駅の近くにあったので入る。
名前は忘れたが、野菜の乗ったつけ麺を発注。スープがいい辛さ。
つけ麺屋というよりは、「たまに辛いものが食べたくなったときに行く店」として今後も利用することがあるかもしれない。
ただ、ちょっと高いんだなあ…。あと百円安ければ。
つけ麺はできるだけ800円で食べたい。出しても850円。それ以上出すんなら、なにか別の料理を食べた方がいい。
──とはいえ、(このブログで何度も書いてるように)東京のラーメンやらつけ麺やらは、もはやマニアのための嗜好品なので、価格云々に文句をつけるのは野暮なのだろう。
■二十六食目 h22/3/5 渋谷・C
しばらくダイエットをしてたので、その間はつけ麺を食べなかった。よって、ひさびさのつけ麺。
えー、ここはそんなに好みの味ではなかった。
ただ、麺が太麺だったものの、節度をわきまえた太さだったので、抵抗なく食べられた。
店内に手書きのPOPとでもいうのか、なんかあれこれ書いてあんだけど、それの字が下手なのが気になる。
領収書を頼んだら、びっちゃびっちゃの領収書が出てきた。おれがこれまでの人生でもらった領収書の中で、いちばん水分を含んだ領収書だった。濡れた手で書くな!
領収書はさておき、この店には前述(2/18 渋谷N店)の「ほどよい狭さ」のようなものがあった、ように感じられた、ように思う。