■2017/12/29〜2018/1/4は冬休みで沖縄。

■gocoupのシングルは2018年に持ち越し。

■こちらもぜひ。
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■宅配ピザを頼むと云ふ事


■まず電話してピザを発注する。

そしてピザが届くまでは、ちょっとソワソワ→他のことに気を取られる→ピザを頼んだ事をまたふと思い出してソワソワ→また他のことに気を取られる→またピザのことを思い出してソワソワ、という心の動きを繰り返す。自分で頼んでおいて自分でソワソワするのも妙な話だが、とにかくそうやって過ごす。


■そして約三十分後。「三十分」は「さんじゅっぷん」ではなく「さんじっぷん」が正しい発音なんだけど、まあ電話して約三十分後にドアのチャイムが鳴る。

ドアを開けると、ピザ原ピザ彦さん(要するにピザの配達の人)が立っている。紙や金属でできた日本円と引き換えに、ピザ原さんからピザの函を受け取る。この函の重さと、ダンボール越しに伝わる熱で、あ、ピザだな、と思う。


■玄関からテーブルまで、ピザの函を運ぶ。このわずかな距離の一歩一歩が、宅配ピザをさらに美味しくしている。異論は認めない。

テーブルにピザの函を置く。まあ、テーブルと云っても、ノートパソコンとか外付けHDDとかが乗っかってる机なのだけども、そこをちゃっちゃと片付けて、この薄くて熱い函を載せるスペースをなんとかひねり出す。


■かつて小西康陽が、「レコードを買ってきて、封を切ってジャケットからレコード盤を取り出し、プレイヤーに載せて針を置く瞬間がエクスタシー」と書いていたが、宅配ピザではこの函のフタを開ける瞬間がそれに相当する。

ひょっとすると、この瞬間こそが宅配ピザのほとんどすべてなのかもしれない。

なので宅配ピザの函は、テレビを横目に見ながら開けるとか、ケータイで誰かと話しながら開けるとか、そういうおろそかな開け方をしてはいけない。


■フタをパカッと開けると、ピザが姿を現す。ピザはたいてい、チラシのイメージ写真とは若干かけはなれてる様相を呈しているんだけど、そこはまあ気にすべき点ではない。


■ここまで来たらあとは食べるだけ、なのだけれども、余力のある場合は、粉チーズ、コショウ、ケチャップ、マヨネーズ、スライスした黒オリーブ、などをピザの種類に合わせて適宜トッピングしたい。もちろん、食べながらでも構わない。

そういえば、おれはタバスコはかけない。


■そして、過去や未来のことなどを考えるフリすらせず、ただ目の前のピザを食べる。食べるときはフォークを用意しておくと、ピザからこぼれ落ちそうになる具をレスキューするのに役立つ。


■飲み物は何でもいいんだけど、個人的には、ビール、赤ワイン、ジンジャーエール、コーラ、もしくは緑茶か、甘くしてないアイスティー。まあ、無ければ水でもいい。


■出きたての熱いピザがおいしいのはもちろんだが、冷めたピザもまた格別なので、ピザが余ってしまいそうな場合は無理に食べきろうとせず、翌朝食べるのがもっとも限りなく正解に近い。

余ったピザは、「冷蔵庫に入れとく派」と「常温で放置派」に二分されるが、常温派はこれからの梅雨時は気をつけたほうがいい。おれは常温派。冷蔵庫を持ってないので。

また、これは個人的な見解だが、ふっくらした生地よりサクサクした生地の方が、冷めても美味しく食べられるように思う。


* * *


■なんでこんなことを長々と書いてるかというと、今日は宅配ピザを食べることにしたからです。

で、ピザのために、先週の木曜日からずっと摂取カロリーを一日1200kcalに抑えて、かつ、その間にジムにも2回行ったんですね。ほら、やっぱりピザはカロリー高いから、そういう下準備をしておかないと。

そんなわけで今日はピザだ。ドミノかピザーラかでちょっと迷ってます。三十路。