■いまどきフライヤーなんて誰も読んでくれない。とは思いたくないけど |
▲gocoupのフライヤー。裏面は、電子音楽の権威・イヌースン博士(在ロンドン)による渾身の書き下ろしライナー
■人類がCDを発売したり、クラブでイベントを開催する際に、'90年代からの惰性で印刷してるフライヤーっていう紙があるじゃないですか。今日はgocoupのフライヤーを配りに高円寺へ行きました。
■今日わかったことは、フライヤーというのはお店にあんまり歓迎されてないんだなということです。そりゃそうだよな。お店にとっては、スペースを食うばかりで、一銭も入ってくるわけじゃない。期日が過ぎればゴミになるから処分しなきゃなんない。お店にはなんもメリットがない。
フライヤーのサイズがA4だと知るや爽快なくらい露骨に不快感を表明してくださる方もいらっしゃいました。ま、別に悪いことをしてるわけじゃないから謝ったりはしないけど、でも、卑屈にはなってしまうなあ。たしかにA4はでかいかもしれないね。うんうん。
■ところで、フライヤーの配布に費やした時間と交通費とカロリーと、このフライヤーによってgocoupのCDが何枚売れるかを比較して考えると、かなり熱効率の悪い作業をしてるのではないか、という気になってしまいます。
さらにはフライヤーを作る手間暇と印刷代のことまで考えると、果たしてフライヤーの存在価値はなんなのか、という気にすらなります。あまり気にしないようにしたいところだけど。
■この時代、フライヤーにたとえば2万円かけるんだったら、むしろその2万円を制作費にして映像をつくって、YouTubeにアップして、友人知人に頼んでURLを広めてもらえれば、それが本当の意味での宣伝/広告になるのかもしれないですね。いま気づいた。
■で、今日はあと一つわかったことがあった。それは、おれがもう高円寺って歳でもないということでした。
■せっかくだから宣伝。gocoupのCD。
・冬用アルバム『snowscape』(2008/2/2発売)
・夏用シングル「gocoup e.p.」(2007/7/7発売)
それぞれamazonでも買えます。試聴は公式サイトでどうぞ。