■じゃあ「とじてあるカツ丼」

2025_01_26 日 22:48
半蔵


■たまに、「食べ直す」ということをする。つまり、ある料理をある店で食べてそれが口に合わなかった場合、同じ料理を別の店であらためて食べる、ということである。


■先日、武運つたなくイマイチな「とじないカツ丼」を食べてしまった(「食べた」ではなく「食べてしまった」。まあ物珍しさにつられたおれも悪いんだけど)ので、ちゃんととじてあるカツ丼を食べ直すことにした。老舗のとんかつ屋に入り、カウンター席に座る。

カツ丼を頼む。メニューに「カツ丼」と三文字でしか記されてない、ふつうのカツ丼である。これで十分なんだけど、半熟目玉焼きをトッピングしてみたりする。そういうトッピングができる店だったんである。

熱燗一合も頼む。そういえば、先日のとじないカツ丼の店は、酒がビールとレモンサワーしか無かった。いいけどさ。


■ほどなく熱燗が出てくる。はい、うまそう。さっそく杯を傾ける。飲まんでどうする。

image[白鶴熱燗一合]


■そのあと、ふつうのカツ丼としか表現できないくらいふつうのカツ丼が出てくる。なにも間違ったことしてないカツ丼。これですよ。半熟目玉焼きトッピングはちょっとイレギュラーだけど、でも美味しそうでしょ。食べる。

image[ふつうのカツ丼と半熟目玉焼き]


■食べた。メニューによるととんかつの肉は65gとのことだけど、一合飲んだし、赤だしの味噌汁も出てくるし、じゅうぶん満足できた。カツ丼をちゃんと食べ直せて、よかった。


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[Serene Bach 2.04R]